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農作業アナライズ(22)2015.1.17・・・マルチ剥ぎ作業(ジャグロンズレコード)

農作業アナライズ(22)2015.1.17・・・マルチ剥ぎ作業(ジャグロンズレコード)
●作業者と環境◆藤原隆広◆作業日:2015.1.7
●作業規模:収穫後の150幅マルチ50m×8本(約10a)
●計測結果(作業に要した時間)60分
★ほうれん草収穫後のマルチ剥ぎ作業 ジャグロンズレコード→60分/10a
※藤原隆広の感想→効率よくマルチを剥ぐ作業はコツと経験のいる作業である。過去のデータでは10aあたり6時間60分の記録が残っている。また、昨年のシルバー人材の活用では、4時間/10aの記録が残っている。作業者によって作業効率が4〜6倍と大きく異なる本作業は、新規参入者による人材活用の場面では大きく足かせとなることが想定される。現状をしっかりと理解して工夫を積み重ねることのできる人材の育成が不可欠である。


農作業アナライズ(21)2014.11.18・・・マルチ張り作業(ジャグロンズレコード)

●作業者と環境◆藤原隆広+ヤンマーFX32Dwith150ロータリー&佐野アタッチ畝立てマルチャー、マルチの上への重し覆土は、マメトラミニスコッパー◆作業日2014.11.18◆副変速1-主変速4、PTO3で走行、エンジン回転2900rpmで作業
●作業規模30a大田Aほ場。
●計測結果(作業に要した時間)120分×2セット
★ほうれん草収穫後の耕起 ジャグロンズレコード→240分/30a (80分/10a)
※藤原隆広の感想→今回土の表面が乾燥ぎみのため少し深く耕うんした。FX32Dは4気筒エンジンで回転数上げるもぎりぎりのパフォーマンス。ミニスコッパーは「兎」マークで快適作業。数年前は、二人で丸一日かかった作業が、今では一オペ(一人作業)で、4時間(半日)とは。。。ジャグロンズの生産現場も確実にイノベーションを積み重ねている。


良い苗を作るためのセル成型苗育苗のコツ

★ジャグロンズ農業技術情報2014−02★
◆良い苗を作るためのセル成型苗育苗のコツ◆
●先日(2014年10月)に、広島の河野農園と岡山の株式会社サンナン農業事業部さんにお伺いして、野菜の苗の育苗状況を見せていただいた時に感じたことをまとめてみたい。
●セル成型苗の仕組みは、種子から一番先に伸びた根(主根)が、セル(小さなポット)の下の穴から突き出し空気に触れることで枯れる「エアプルーニング」という現象によって側根の身長が促され、伸長することで根鉢を形成することを利用したシステムである。根鉢形成の恩恵は、@機械化適応性などのハンドリング性の向上、A苗の生育の斉一化、である。
●発芽管理を終えた苗は、速やかに底面給水して水分むらをなくすことで均一な苗立ちを得ることができるが、多くの現場で見られるのがトレイの地面へのベタ置きである。先日の、広島や岡山の生産現場でも土の上やコンクリート舗装の上へのベタ置きが認められた。過去には、群馬県や神奈川県でも同様の管理現場に遭遇したことがある。いずれも、セル苗育苗経験の浅い生産者の犯しやすい過ちであり、苗の生育が不揃いになったり、根鉢形成不十分による植え傷みしやすい苗に仕上がってしまうことが多い。また、土壌病害にも侵されやすくなる。
●芽出し作業後の底面給水を終えたあとの設置場所については、次の2つのことを守っていただきたい。雨よけハウスであること、そして最低でも3〜5p地べたから浮かして置くことである。この2つを達成できて初めてセル成型苗育苗という土俵に立ったことになるのである。


ほうれん草の育苗技術〜苗作り成功のための3つのお約束〜

★ジャグロンズ農業技術情報2014−01★
◆ほうれん草の育苗技術〜苗作り成功のための3つのお約束〜◆
●昨日(2014年10月26日)、千葉県にある(有)オオアミグリーンハウスの大網社長からほうれん草の育苗についての問い合わせがあった。
●本業のネギの育苗と同じようなコツで播種すると、ほうれん草ではどうしても発芽率が3割程度にとどまってしまうとのこと。何が悪いのかということだった。
●詳しく、聞いた結果、灌水方法に誤りがあることが判明。適切な管理方法を紹介した。ほうれん草の育苗では、他の野菜と同様に、播種後の育苗トレイに冠水することで発芽率が大きく低下する(特に、プライマックス処理をした種子では顕著)。つまり、種に直接水をかけてはならないのだ。ここを改善することで発芽率を80%以上確保できる。セル成型育苗では2粒播種にすることでで、ほぼすべてのセルの苗立ちが可能になる計算だ。
●ここで全国の、ジャグロンズブログファンの皆さん、特に前衛的生産者の皆さんのために、秘密の技術(!?)を大公開する。
◆3つのお約束は以下の通り。
@セル苗やポット苗専用培地の中でも、培地の肥料成分は1LあたりのN含有量が200mg以下のものを使用すること。
A種に直接水をかけてはいけない。播種前の培地に本の僅かの湿り気を与えるだけで良い(200穴トレイの場合1トレイあたり水200ml(=200g)程度)。
B播種後の温度管理は、15〜20℃(17℃程度」)で3日程度管理する。以上の、3つをクリアすれば理想の発芽が得られるので、芽出し処理終了後は、トレイごと底面給水することで、たっぷりの水を与えてから育苗ハウスに移動すれば、その後まもなく一斉に出芽するのでぜひ試していただきたい。
●本技術の科学的根拠は、2006年に発表した学術論文にあるので、技術を追求したい方はぜひご一読をおすすめする。近くの図書館にない場合は、国会図書館に問い合わせれば入手可能である。
◆セル成型苗育苗における播種後のミスト灌水処理がホウレンソウの出芽に及ぼす影響.
高田健一郎・藤原隆広・熊倉裕史・吉田祐子.
農作業研究.41:21-30.2006.

★2014年10月27日、ジャグロンズ代表アグロノミスト藤原隆広★


自動車のエンジンの過給器について

★自動車エンジンの過給機について雑誌の記事を要約してみた(JAF MATE第52巻第1号(2014)より)
●過給機には、ターボチャージャーやスーパーチャージャーがある。
●過給器なしのエンジンは、タービンがなく自然吸気と排気で動く。
エンジンは筒の中をピストンが上下運動することで力を出す。
エンジンのトルクは、筒の容量を大きくすることで大きくなる。つまり直径を大きくしたり、筒の上下の距離が長くなると大きくなる。
●排気量が大きくなると燃費が悪くなるため、少排気量で力を発揮する仕組みが「過給器」である。
●スーパーチャージャーは、エンジンの回転力で過給器のタービンを回転させるため、低回転からトルクが出せるという利点がある一方で、必要のないときでも稼働するのでエネルギーロスになるという短所がある。
●ターボチャージャーは、排気ガスの勢いでタービンを回すため、エネルギーロスが少ないといった利点がある一方で、排気ガスが多く出ることや、これまでのものはアクセルを踏んでから力が出るまでにタイムラグが出やすいなどの欠点があった。
●近年は、過給器の欠点が改善され利点を最大限に発揮する過給技術が開発されたことで過給器ブームが起きている。


農作業アナライズ(20)2014.3.11・・・ほうれん草作あとのマルチはぎ後の耕起(ジャグロンズレコード)

●作業者と環境◆藤原隆広+マッセイファーガソンMF185withコバシ200mロータリー、◆作業日2014.03.11◆L×2-4で走行、エンジン回転1600-1800rpmで作業
●作業規模30a
●計測結果(作業に要した時間)27分
★ほうれん草収穫後の耕起 ジャグロンズレコード→27分/30a (9分/10a)
※藤原隆広の感想→感動した♂。この爆発力シビれるねえ。パーキンス社のロングストロークエンジンのトルクフルな仕事っぷりは、10a/2L程度と推察される。このトラクターの購入コストが100万円を大きく下回るということから、コストパフォーマンスも超理想。ジャグロンズが目指す農業の一端をかいま見ることができる。


農作業アナライズ(19)2013.12.3・・・移植作業(ジャグロンズレコード)

●作業者と環境◆藤原隆広(43)、若林武子(75)、苗補給補助付き(菊池惇一25)◆作業日2013.12.3、ほうれん草200穴セル成型苗の植え付け、作業機械は電動型半自動移植機6条タイプ(JG3-6)、条間、株間15センチ、苗の歩留まり97%
●作業規模、6条畝3.5ユニット(56m)×2セット
●計測結果(作業に要した時間)1セット目/29分/2人+1。)2セット目/35分/2人+1。植え付けトレイ数。各20枚
★ほうれん草の植え付け作業 ジャグロンズレコード→4分/5箱/1人(31.8分/箱/1人)
※植え付け株数を推察すると4300株/1時間/2人の能率、標準仕様のおしどりさんの標準作業能率(1500株)の2.87倍、4条モードのジャグロンズレコード(2300株)の1.87倍を記録。


ミッションインポッシブル?

●平成3年式スズキジムニーJA11(T型)に乗っている。
●先日、町中で、アクセルワイヤーが切れた。夜中だったので、警察に怪しまれながらも、JAFのレッカーで無事農場に帰ってきた。部品屋さんに部品を注文して新品(\2600也)を付け替えた。ジムニーのアクセルワイヤーの交換は至って簡単、農機具のアクセルワイヤーの付け替えよりも簡単である。10分もかからずに付け替え完了。アクセルは、軽快で調子が良くなった。
●しかし、もう一つ、調子がいまいちなところがある。マニュアルミッションの調子が普通ではない。そのため、私以外の人が運転するとギヤがかなりはいりにくい。中のバネ(テンションスプリング)が壊れているようだ。マニュアルミッションレバーは、5速とR側からはホームポジションに戻るのだが、1速2速側からは戻らない。ぷらぷらである。
●早速、ネジをはずして中をのぞいてみた。右側のバネがない、その上、シフトレバーのピポット(旋回軸)部分の溝が大きく広がっている。
●これを直すのは、まさに「ミッションインポッシブル」?でもなさそうだ、直ったときのことを考えると楽しみである。スズキはシンプルな設計の車をつくるメーカーである。


農作業アナライズ(18)2013.11.18・・・ゲイジャー、バッグスタッフィング、シーラー&ボクサー(ジャグロンズレコード)

●作業者と環境◆藤原隆広。◆作業日2013.11.8、トリミング済みほうれん草の計量からパッケージングまでの作業。ジャグロンズ式半自動調整ライン(太陽VF800+4mストップセンサ付ベルトコンベアシステム導入)にての単独オペレーション。
●作業規模、150g×45入り1箱。×5セット
●計測結果(作業に要した時間) 37分/箱/1人。32分/箱/1人。29分/箱/1人。31分/箱/1人。30分/箱/1人。
★調整後のリテールパッケージ作業 ジャグロンズレコード→159分/5箱/1人(31.8分/箱/1人)
※過去(3年前)の記録→(単独セル作業システム;滑りフィルムを使った手作業)→90分/箱/1人
●限界作業量、ゲイジャー→4箱/1hr/1人(ラインは4人まで作業参加可能)、バッグスタッフィング→13箱/1hr/1人、シーラー→6箱/1hr/1人(新システムでは、サブポジション導入により2名まで作業可能)、ボクサー→35箱/1hr/1人
●今回の計測で、ジャグロンズ式半自動調整ライン導入により単独作業では作業効率を3年前の3倍に改善できることが証明できた。
●今回のシステムは、複数のチームで取り組んで効果を発揮するシステムをあえて、単独で行ってデータを収集した。4名のチーム体制で本システムを運用すれば、チーム効果(相乗効果)が生まれ、さらに約1.5倍の生産性が期待できる。
●今回のシステムは、複数のチームで取り組んで効果を発揮するシステムをあえて、単独で行ってデータを収集した。4名のチーム体制で本システムを運用すれば、チーム効果(相乗効果)が生まれ、さらに約1.5倍の生産性が期待できる。
●つまり、4名のチーム体制で取り組むことで、律速ポジションと考えられるバックスタッフィングまたはシーラーの限界値まで効率を上げることができ、理論的期待値は、およそ12箱/1時間/4名であると考えられる。今後、実測により、理論を実証して行きたいと考えている。

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農作業アナライズ(17)2013.11.12・・・定植後のべたがけ被覆作業(ジャグロンズレコード更新)

●作業者と圃場環境◆菊池惇一、藤原隆広。◆作業日2013.11.8、砂質圃場(太田)、6条畝、べたがけ幅150cm、無風状態
●作業規模、55m畝5本→6.4a(17.2ユニッット6条仕様)ほうれん草圃場
●計測結果(作業に要した時間) 51分/6a。
★べたがけ被覆作業 ジャグロンズレコード更新→85分/10a/2人(42分記録更新)
●以前の暫定記録→農作業アナライズ(7)http://www.jagrons.com/archives/2013/10/720131028.html



農作業アナライズ(15-16)2013.11.04・・・ジャグロンズレコード2連(いちご畝立て&定植)

農作業アナライズ(15)2013.11.4・・・イチゴの畝たて作業、パタパタ
●作業者および作業環境◆作業日時→2013.11.2。◆オペレーター→藤原隆広、補助-菊池惇一。◆作業環境→◇三菱製パタパタ管理機(三菱管理機MM701Sのギヤボックス機故障のため同等のパワー(7.5ps)のシバウラ管理機(シバウラKJ752)にパタパタ作業機を応急的に接続して作業を進めた。)水糸利用。◆予め、ヤンマーAF22MarkV(22ps)with1.5mロータリーで、クリープ耕耘した状態で作業した。◆作業規模→畝幅1.2m、畝長27m、通路幅0.2m、畝高0.4m。◆パタパタ成型後、人力で通路の土を畝天面にあげて畝高をかさ上げ。◆普通クワ1人、東京鋤簾クワ1人
●計測結果→パタパタ作業→45分/2人、人力作業→2.5時間/2人
★播種作業 ジャグロンズレコード→3.25hr/1.5a/2人

農作業アナライズ(16)2013.11.4・・・イチゴの植え付け時間(土耕高畝栽培)
●作業者および作業環境◆作業日時→2013.11.3。◆作業者→藤原隆広。◆作業環境→◇矢崎アイポットのいちご苗(秋田県で育苗した自家苗)、9cmポリポットのいちご苗(新潟県で育苗した購入苗)。いずれも品種は「桃薫」◇作業環境→砂壌土パタパタ成型大高畝(畝高0.4m)、株間35p、2条、千鳥植え。作業方式→ジャグロンズ式南方面&畝外方向45度傾斜植え。◇使用道具→バケツ、穴あけ棒(アイポット苗で使用)、移植ごて(ポリポット苗で使用)、2.1mバカスティック(馬鹿棒)
●計測結果→◇アイポット→ポットからの苗抜き、23株/1分、植え付け、74株/15分(穴あけ含む)。◇ポリポット 畝天面への苗の配置→112株/11分、植え付け→112株/25分。
★播種作業 ジャグロンズレコード(800株/1aで換算) アイポット苗の場合→3.28時間/1a、ポリポット苗の場合→4.29時間/1a
●ポリポット苗では、移植作業時間の大半を中腰で作業しなければならなかった。これに対して、アイポット苗では、中腰の頻度は、作業時間の半分以下だっだことから、いちご苗の植え付け作業では1時間程度のデータの違い以上に、アイポット苗のほうが楽に感じられた。作業面では、アイポットの方が優れるが、資材の価格や回収のことを考えると、購入苗にはポリポット。自家苗には、アイポットが、それぞれ理にかなっていると考えられる。


農作業アナライズ(12-14)2013.11.03・・・ジャグロンズレコード3連チャン(施肥、播種、定植)

農作業アナライズ(12)2013.10.31・・・局所施肥(高度化成)
●作業者および圃場環境◆作業日時→2013.10.31。◆オペレーター→藤原隆広。◆作業量→畝長73m規格、22.8ユニット(5.7a)。
●作業機械および環境◆機械仕様機械→ヤンマーAF22MarkV(22ps)with ライムソワー(タイショーニューグランドソワーNPS-140)。◆使用肥料→粒状高度化成、◆畝様式→4条格子植え(株間15cm、条間15cm)◆機械設定→トラクタ作業→主変速4、副変速2、エンジン回転1750rpm(車速16m(1unit長)/20秒)、ライムソワー設定→排出量4.5kg/min。
●計測結果(作業に要した時間) 8分/22.8unit)
★局所施肥 ジャグロンズレコード→14分/10a(40unit)

農作業アナライズ(13)2013.10.31・・・ほうれん草播種作業(真空播種機)
●作業者および作業環境◆作業日時→2013.10.31。◆オペレーター→山下とみ子。◆作業環境→◇ヤンマー吸引精密播種機(YVR-100)、◇200穴セルトレイ2粒播種藤原3相培地方式、(培地混合、充填、播種、覆土)※播種後のインキュベーションルームへの運搬作業含まず。◇作業配置→改良馬野式拡大デスクトップ方式
●計測結果→75枚/日(8.5時間)
★播種作業 ジャグロンズレコード→75枚/1日(8.82枚/1hr)

農作業アナライズ(14)2013.10.31・・・ほうれん定植(植え付け)作業
●作業者および圃場環境◆作業日時→2013.10.31。◆電動型半自動移植機(4条モード)。◆移植可能苗歩留まり95%以上(200穴セルトレイ)。◆オペレーター→菊池惇一、中村友紀、※補植・苗運搬→内藤みきよ。以上3名。◆移植機操作方法→ジャグロンズ式後方引きよせ移動法。◆作業内容→4条植え(旧様式)73m×7畝。
●計測結果→5時間、70枚
★定植作業 ジャグロンズレコード→70枚(トレイ数)/1日/3人(約2700株/1hr/3人)


農作業アナライズ(9-11)2013.10.29・・・ジャグロンズレコード3連チャン(耕起、畝立て、土乗せ)

農作業アナライズ(9)2013.10.29・・・定植前の畑の耕起
●作業者および圃場環境◆作業日時→2013.10.28。◆オペレーター→中村友紀。◆作業面積→14m×73m(約10a)。◆叢生状況→メヒシバ10cm以下◆土質→砂壌土(浄土寺圃場)
●作業機械および環境◆機械仕様機械→ヤンマーF605+純正2mロータリー。◆機械設定→クリープON、主変速3、副変速1、PTO-4、エンジン回転2400rpm(デジタル表示機能故障のため推定値)。
●計測結果(作業に要した時間)。1.5往復45分、合計3.5往復/10a
定植前の畑の耕起 ジャグロンズレコード→105分/10a

農作業アナライズ(10)2013.10.29・・・畝立てマルチ
●作業者および圃場環境◆作業日時→2013.10.29。◆オペレーター→藤原隆広。◆作業面積→14m×73m(約10a)。◆作業内容→4条畝(旧様式)73m×4畝。天面傾斜畝作畝のため片道往復法で作業◆土質→砂壌土(浄土寺圃場)
●作業機械および環境◆機械仕様機械→SATO(サトー)ST2001(20ps)+純正1.4mロータリー+鋤柄製畝立てマルチャー。◆トラクタ設定→主変速1、副変速2、PTO-3、エンジン回転2300rpm。
●計測結果(作業に要した時間) 30分フラット/73m×4畝(18.25unit)
定植前の畑の耕起 ジャグロンズレコード→66分/10a

農作業アナライズ(11)2013.10.29・・・マルチ天面への土乗せ(人力の部)
●作業者および圃場環境◆作業日時→2013.10.29。◆作業者→菊地惇一。◆作業面積→73m×4畝。◆作業内容→4条畝(旧様式)73m×4畝。天面傾斜畝作畝のため片道往復法で作業◆土質→砂壌土(浄土寺圃場)
●作業機械および環境◆機械仕様機械→柄付き鉄鍬(クワ)1本(1人力)◆作業方法→菊地モード、●計測結果(作業に要した時間)73m1畝測→3分、4畝計測→20分
★マルチ天面への土乗せ(人力の部) ジャグロンズレコード→瞬間最大作業速度(1aモード)26.3分/10a、5aモード43.9分/10a
●人力作業の長所は取りかかりと撤収の身軽さにある。また小面積では機械作業よりも短時間で作業できる。反面、個人差による、作業能力の違いや、作業面積が増えることによる疲労の蓄積とそれに伴うスピードダウンが短所である。鍬作業と管理機作業の作業効率がクロスする作業効率分岐点が存在するものと考えられる。


農作業アナライズ(8)2013.10.29・・・ジャグロンズ流、作畝前の究極の土壌管理法

●ジャグロンズの農法では、苗の植え付時期が始まるまでは、叢生苅込法による土地管理を行うことはすでに記した。http://www.jagrons.com/archives/2013/10/520131011.html
●ジャグロンズ農法でのほうれん草づくりは、播種、育苗、畑の耕起、施肥、畝立て同時マルチ張り、マルチ天面への土乗せ、定植(苗の植え付け)、べたがけ張り、、べたがけ剥ぎ、収穫調整、マルチ剥ぎ、収穫後の畑の耕耘。以上の12の作業工程からなる。この中で最も重要な作業が畑の耕起と畝立て同時マルチ張り(畝立てマルチ)作業である。
●ジャグロンズ農法では畑に苗を植え付けてから、収穫するまでの間、ほうれん草に1度も灌水(水やり)をしない。この方法を成功させるには、畝の中の土を細かくかつ適度な水分を含んだ状態でマルチを被覆する必要がある。
●大雨や干ばつの影響を最小限にとどめながら畝立てマルチ作業を成功させるためには、@1回の耕耘で土を細かくすること。A耕耘後速やかに畝立てマルチ作業を行うこと。この2つが重要である。何度も耕起すると土が乾燥してしまうし、耕起後大雨が降ると土が水を含みすぎてなかなか畝立てマルチ作業ができなくなる。
●大雨や干ばつの影響を最小限にとどめるには、土の3相構造(固相、液相、気相)における気相の割合をできるだけ小さい状態で圃場管理することが重要である。叢生苅込法で不耕起管理した圃場は、気相が少ない状態で管理してあるので、干ばつや大雨の影響を受けにくい。
●圃場の耕起のタイミングを逃すと、1ヶ月間に畝立てマルチ作業ができる日数は1週間にも満たないときがある。経験豊富なジャグロンズでは、独自の工夫と、機械化による圧倒的な集中作業(合計馬102頭分のパワーを活用)によって、創業当初の10倍以上の作業効率での作業を実現している。
●ジャグロンズのほうれん草栽培は、ハウスで育苗した苗の移植+露地栽培からなる独自の栽培方法であるが、露地の畑地管理は、自然を読み、一気に勝負する能力が必要である。


農作業アナライズ(7)2013.10.28・・・定植後のべたがけ被覆作業(ジャグロンズレコード暫定)

●作業者と圃場環境◆菊池惇一、藤原隆広、中村友紀、山下とみ子◆砂質圃場、6条畝、べたがけ幅150cm、無風状態
●作業規模、6a(16ユニッット6条仕様)ほうれん草圃場
●計測結果(作業に要した時間) 38分/6a/4人。
★べたがけ被覆作業 ジャグロンズレコード→126.7分/10a/2人
※菊地惇一現場ノートより


農作業アナライズ(6)2013.10.12・・・ハンマーモアによる表層苅込作業(ジャグロンズレコード)

●作業者および圃場環境◆作業日時→2013.10.11。◆オペレーター→藤原隆広。◆作業面積→92m×60m(約55a)。◆叢生状況→20〜25cm(優先植物→メヒシバ)
●作業機械および環境◆機械仕様機械→イセキTL1900+ハンマーモア(マキロン145cm幅仕様)。◆機械設定→主変速3、副変速M、PTO-1、エンジン回転2300rpm(PTO540rpm)。
●計測結果(作業に要した時間)。45分/55a。
ハンマーモアによる表層苅込作業 ジャグロンズレコード→8.18分/10a


農作業アナライズ(5)2013.10.11・・・ジャグロンズの地力増進技術、叢生苅込法

●ジャグロンズの農業では、闇雲に圃場を耕起しない。畑の地力が低下すると考えるからである。
●少し草が生えるとすぐ耕耘する習慣は、雑草を生やさないために昔から農家で行われている標準的な土地管理方法である。ジャグロンズの本社農場がある浄土寺地区は、畑地帯。地主さんから借りた土地も、これまでは、頻繁にトラクタによる耕耘が行われていた。
●砂質土壌である浄土寺地区の土は、排水性に優れる反面、保水性が小さい。また、頻繁に耕耘される土地は有機物が少ないため畑作物にとってベストの状態とはいえない。
●そこで今年の夏から複数の地主さんに説明して、独自の圃場管理を実践した、それがジャグロンズの地力増進技術である、「叢生苅込法」である。これは、作物を植え付ける前以外(作物栽培中以外)には、土地を耕耘せずに、草を生やして地力の低下を防止し、光合成でできた炭素化合物を含む有機物を、本来自然の中で行われているように、土壌中に還元することで、適度な保水力を土に与え、陽イオン交換容量(CEC)の高い土に改善することを目的としている。
●具体的方法は、その土地に生える草(または、イネ科牧草)を20〜30pくらいまで生やして、ハンマーモア(トラクタに装着する草刈り機の一種で、茎葉を小さく粉砕する作業機である)で地上部を5p程度残して、苅込む方法で、粉砕した地上部は緑肥として土地に還元する。地表面に残された草は、根と生長点が残されているため、早い場合は10日程度で、地表面を緑色に覆う。何度も何度もこの作業を繰り返すことで土中の有機物を高めていくことができる。
●また、地力の低い土地では、地力の高い土地と草の本数は同じでも、草のボリュームや葉色が異なる。地力の違いが、視覚的に判断できるバイオアッセイ的地力評価法なのである。
●これまでの、化学的土壌診断法では、作物の生育や品質への直接的影響を予備知識無く判断する事は難しかった。たとえば、@土壌中の窒素成分を把握できたとしても、土壌中の燐酸が効率的に作物に吸収されなければ、作物は土壌中の窒素を効率よく吸収することができない。燐酸の吸収には、土壌中のpHが大きく影響する事にも配慮しなければならない。Aまた、野菜作で頻繁に見られる「キャベツのチップバーン」や「トマトの尻ぐされ」を引き起こすカルシウム(Ca)欠乏症や、葉菜類の「脈間クロロシス」を引き起こすマグネシウム(Mg)欠乏症では、植物体中のCaやMgといったミネラルが欠乏しているものの必ずしも土壌中のそれが欠乏しているわけではない。私の、アグロノミストとしてのこれまでの経験では、日本国内では、それらの症状を引き起こす直接の原因は、Ca欠乏に対しては土壌中の窒素成分、Mg欠乏に対してはカリウム成分がそれぞれ過剰であることによって引き起こされる拮抗作用による場合がほとんどである。
●ここまで、読み進めてこられ、80%以上理解できた、そこのあなた!!あなたは、ジャグロンズのアグロノミスト候補生にふさわしい力を持ってる。今回の記事は、業界専門雑誌の記者さん以外、新聞記者さんや、一般雑誌の記者さんでも理解できない内容が多いはず。農学部でまじめに学問を修得した人(卒業証書を持っているだけでは無理)でなければ、少なくても解らない用語が5つくらいはあるはずだ。
●以上、今回は、かなり専門的な記事となった。技術で日本の農業を元気にしたいと思う方は、私の今回のブログについて、頑張って専門用語を調べて理解を深めてほしい。


農作業アナライズ(4)2013.10.8・・・トラクタの爪換え作業

●クリープ走行&高速ロータリーで究極の微細耕耘をしていたら、ロータリーの音がおかしい。トラクタを止めて爪を見てみると、ここ数日で一気に爪が減り、爪がほとんど棒状態。急遽爪換え作業を敢行した。
●爪換え整備対象の機械は、ヤンマーF605D装着の純正2mロータリー。爪の本数は、右21本、左21本、鬼爪左右各1本の、合計44本
●使用した道具は、爪換え用柄長ラチェット1本、通常のラチェット1本(いずれも19を使用)、プラスチックハンマー1本、ロータリーの土掃除用柄長カマ1本、クレ5561本、古爪入れ用バット2つ。
●作業者は藤原隆広。正味の作業時間は2時間10分、片付け作業込みで約2時間30分かかった。
●今回の作業では、爪1本あたりの交換時間が約3分かかったことになる。あらかじめ、ロータリーを洗浄しておきロータリー爪の固定ボルトに土が固着していなければ、さらに作業時間を短縮できると推察される。
●今回の記録はジャッグロンズレコードとして記録するが、究極の目標としては、今回と同じ本数の爪交換を90分程度でこなすこと。超プロ級の作業技術が要求される。


農作業アナライズ(3)2013.10.4-2・・・絶妙なテクニックを要する畝立てマルチ

●ジャグロンズ農業の基本技術は、セル成型苗をマルチングした畝に植え付ける技術。私たちは、えだまめとほうれん草で、年間約30kmのマルチ畝を作る。畝立てマルチャー専用機(トラクタ)は、秋田(クボタJB13)と三重(サトーST2001)に1台ずつ所有している。(この他、新規格の畝立て作業機としてヤンマーAF22MarkVを施肥機と兼用で使用)
●今日は、畝立てマルチ作業も行った。この作業機ちょっとした微調整でぴったりはれるのだが、普通の人では調整できない代物である。これを調整できるのは、アグロエンジニアというカテゴリーに属するメカニック担当のスタッフか必要。現在、常勤のジャグロンズスタッフでは藤原のみである。作業機は、耕耘ロータリーの後ろにあるためトラクタに乗った状態では調整作業ができない、そこで、スタッフの中村にトラクタを操縦させて、私、藤原が、ゆっくり走るトラクタに追尾しながら微調整を重ねる。
●ピシーッとマルチフィルムが張れたときは感動ものである。少し、話はそれるが、作業機を引っ張るプレミアもののトラクター、サトーST2001、これは渋いだけでなく、丈夫でかなりいい仕事をしてくれる。また、頑丈で明るい作業灯と思いのほか明るいヘッドライトは日没後の作業も快適に行える。乾いたエンジン音を楽しみながら2気筒の粘りのあるエンジンを2000回転前後で快調に回して作業を完了させた。確か、これはリサイクルショップで5万円で買ったトラクタだったhttp://www.jagrons.com/archives/2012/12/2001.html。本当にコストパフォーマンスの高いトラクタである。


農作業アナライズ(2)2013.10.4・・・畝立て前の土を細かくする

●畑作では、播種や定植前の土をできるだけ細かくすることが発芽揃いや定植後の苗の活着をよくする上で重要である。
●ロータリーで土を破砕する際のポイントはできるだけトラクタの車速を落とし、ロータリーを高速で回転させること。
●ジャグロンズの農地の土質は、大きく分けて@粘土質土壌、A黒ぼく土壌、B砂質土壌の3タイプ。このなかで、@粘土質土壌の破砕は要注意である。一度、大きなごろ土(土の塊)になると、そのシーズンは土を細かくするのは無理になってしまう。A黒ぼく土壌やB砂質土壌は細かくするのは難しくない。もっとも、@Aの場合でも地表面に草が生えていたり、水田跡の稲株が残っていると、塊ができてしまうのですぐに耕作を始めたいときは荒く起こすのは厳禁である。
●今日は、朝から浄土寺地区の耕起、施肥、畝立て作業をしている。B砂質土壌タイプなのだが、夏場の地力の流亡を防ぐため表面に草を生やしていた。1回の破砕で畝立てできるようにヤンマーF605Dでゆっくりゆっくり耕起作業をしている。


農作業アナライズ(1)2013.9.30

●研修生のA君と育苗ハウスを組み立てていく行程で、1つ「気づき」があった。研修生Aは、ハウス出入り面の柱を6本たてるのに1時間を要した。翌日私が同じ作業をすると、35分でできた。二人とも一生懸命やっているのになぜこんなに差があるのか、自分なりに解析してみた。私の作業工程は、4行程、これに対して、Aくんは6行程で作業をしていた。1.5倍の行程と作業の熟練度が、結果に現れたものと考える。
●A君は、総合的に見れば至って平均的なまじめな研修生である。今回の解析をどう現場で活かせばいいのか?仕事を、効率よく進めるためには、@作業の本質を理解すること、Aきびきびとした動作に努めること、B無駄な行程を省くこと、以上3つの事柄が重要である。A君は、きびきび動作優先型の研修生なので、今回の2行程分の違いの作業を説明した。少し、ロジックな思考に苦手な傾向があるA君、解ってくれればいいのだが、、、今後の成長に期待しようと思う。


出来た!!中学校以来のハンダ付け

農業でもとことん突き詰めると、電気工作の必要性があるのです。
何とか上手く出来ました。通過センサー回路の完成です。現在、益荒男ほうれん草の出荷調整ラインの組み立て進行中。イノベーションで強い農業を目指します。




なんだこりゃー?謎の縦穴約2坪!!


●2011年12月27日。ファーム*ジャグロンズ益荒男農園の一画に突如として現れた穴。寸法は幅2m、奥行き3.6m、深さ1.5m。古墳の調査か?いやそうではない。地盤沈下か?いやそうではない。池を作るのか?いやそうではない。巨人のお風呂か?いやそうではない。宇宙人の仕業か?いやそうでもない。誰の仕業か?俺の仕業だ(もとい)。
●誰が、何のために、どのようにしてこの穴をあけたのかは分からない(画像からはスコップを使ったことが伺える。それに脚立がないと穴から抜け出せないらしい)。その秘密は2012年10月20日頃明らかになる。ジャグロンズのミステリー第1弾!それは知る人ぞ知ることになる。


これが「ブラック・アイ」だ!!

これは低温によりイチゴの雌しべが壊死してしまう症状。0度近くの低温にされされた場合に観られる症状。写真は「章姫」


低温障害による雄性不稔、ああ雄しべが・・・種なし?!

イチゴの雄しべが低温でやられてしまった。
3度前後がイチゴ「桃薫」の限界低温のよう。5度以上は確保したいところ。


今年の益荒男ほうれん草の生産状況

●2011年の秋、生産インフラ拡大のため、安濃津農場を津市安濃町太田地区から津市安濃町浄土寺地区に移転しました。また、これまで、本社事務所(〜2011年2月津市大里野田町、3月〜津市八町)と農場が分離していた非効率性改善のため、12月13日から本社も浄土寺地区に移転します。
●今年は、農場移転に伴い、シーズン序盤の生産を抑えており、シーズン中盤から終盤にかけて出荷量を増やす計画です。ということで序盤に当たる年内の益荒男ほうれん草もほぼ完売の予定です。「益荒男ほうれん草」ファンのお客様にはご迷惑をおかけしますが、今シーズンも宜しくお願いします。


荒木流、おいしいイチゴの作り方(3)---葉数・草姿について

葉数は1果房に対して、大きくて元気のあるモノが5〜6枚あればよい、葉が多すぎると、虫が増えやすいので注意する。草姿は立性になると強くなっている証拠、べったりした草勢の場合は電照により葉を立性に変えてやる管理が必要。


荒木流、おいしいイチゴの作り方(2)---果実の数

おいしいイチゴを作るときは果実の数が重要。小さいイチゴは収穫に手間がかかる上、次の果実にもマイナスの影響を与える。荒木氏の場合(舞鶴・章姫)、果実は7個程度、出荷はすべてL規格の大玉で出荷した。草勢が弱い場合、果実数を1〜2個にすることで時期の収穫期には、大きな実を付ける株となる。草勢の弱い株に果実を多くならせると、その後の果房も、小さくなってしまうので注意が必要である。


荒木流、おいしいイチゴの作り方(1)---水管理について

●はじめに・・・荒木誠(タカシ)さんは、舞鶴イチゴの代表的生産者。80歳になった昨年、イチゴの生産者としての活動に区切りをつけた。私は10年近くおつきあいいただいた中で、どんな品種でも、非常においしく作り上げる技術とその人柄に感銘を受けて、弟子入りを志願、何度も足を運んでいる。ここに、一時代を気づいた荒木さんに敬意を表して、「荒木流おいしいイチゴの作り方」を書き記すことにした。
●イチゴは、水を好む植物なので、育苗中にカラカラにしてしまったら大変、気をつける必要がある。土耕の場合は、高設栽培とは対照的に、水は最小限に与え、根が深く広く張るように心がける。土にもよるが、10日に1回ぐらいでも良い場合もある。揚水が多い場合は水が多すぎると考えて良い。土の水分は手で握ってみて崩れるくらいなら与えるようにする。固まるようなら水は与えなくて良い。収穫時の水管理は特に重要、収穫前の灌水は明らかに食味を落とす原因になる。土耕の場合、収穫の2日くらい前から灌水は行わないようすすると良い。但し、草勢の強い春先はこの限りではない、どんどん水をやって萎れさせないように管理すればよい。


イチゴ「桃薫」の栽培管理メモ(芽かきの質的メモ)

受光体勢がまだ不十分なのと、苗質のばらつきが大きいことから、今回はすべて第1花房出蕾後の芽かき管理は「1芽残し」に決定。あくまでも収量よりも品質重視の管理で行く。


イチゴ「桃薫」の電照

イチゴの受光体勢を改善するのに電照を行う。
10月17日の定植は、章姫は、遅すぎた感があるが、「桃薫」は葉の茂りもよく根をしっかり張らせる管理をしている。ただし、株の受光体勢があまり良くないので、4日から電照を開始する。電照を開始するには少し遅い気がするが、受光体勢がどのように変化するか観察したいと思う。


イチゴ「桃薫」の栽培管理メモ(芽かきの量的メモ)

イチゴの芽かきは大変だ。たった、800株の芽かきをするのに2人で5時間近くかかった。夜の10時半まで行った、今日の芽かきの量は12kg。久しぶりの大仕事になった。今回栽培している「桃薫」は、生育様式に法則性があり(奇形株が少なく)管理しやすかった。次の調査は、2日後の開花株率であるが、今日の感触からすると、どうやら花芽分化に大きなばらつきがみられるようだ。こういう作物を相手にするときにはあまり深入りしないのが肝要。今年は、大きく外堀を埋めていく作戦で「桃薫」と向き合おうと思う。


マッセイファーガソン(MF185)&ヤンマー(F605D)機械整備完了

ジャグロンズ安濃津拠点にある2台の大型トラクタ、マッセイファーガソンMF185(76馬力)http://www.jagrons.com/blog/MF185-1.htmlと、ヤンマーF605D(60馬力)http://www.jagrons.com/blog/F605-1.html。先日まで2台とも動きませんでした。いずれも電気系統の不具合。2台とも、バッテリー充電と端子系統のヤスリがけ&ネジ締めをひたすら敢行。今日は、漏れのあったMF185のラジエターゴムパイプを交換して完璧。2台とも、すこぶる順調に起動するようになりました。この2台のトラクタ、どちらも大型トラクタですが、エンジンの構造上、全く異なる個性の持ち主、MF185は1500回転前後でトルクの太い安定した仕事をこなします。一方のF605D、高回転で力を発揮します。燃費燃費では断然、低回転でトルクが強いMF185が優れます。


農産物の流通(例)

最近知り合いの資材やさんから貰った資料におもしろいことが書いてありました。
農産部tの流通パターンを9つに分けて検証していました。検証事例は省略しますが、皆さんもどれがこれからの流通の主流になるか考えてみてください。
1)生産者→JA集荷場→青果物市場→中卸(入札)→小売業→消費者
2)生産者→青果物市場→中卸(入札)→小売業→消費者
3)生産者→直売所→消費者
4)生産者→小売業(スーパー等)→消費者
5)生産者→消費者(ネット販売、移動販売、朝市等)
6)生産者→消費者(生協などの共同購入)
7)生産者→外食産業(レストラン)
8)生産者→加工会社(製パン業、漬け物、仕出し、弁当屋)
9)生産者→独自に加工(漬物、サラダ等)→小売業→消費者
私たちジャグロンズは6)以外はすべて経験しました。1)が一番歩留まりが悪い記憶があります。
もう一つ、私たちは挑戦します。
10)生産者→学校給食(随意契約、一般入札)
益荒男ほうれん草は、随意契約で昨シーズン津市安濃町から利用いただきました。明日は、津市給食センターの一般入札での落札分のサツマイモの初納品日です。このジャンル、従来は八百屋さんの分野ですが。使用量が多いのと納品効率が良いので、生産者のジャグロンズも初参加してみたというわけです。給食用のサツマイモには、焼き芋をするにはちょっと大きすぎるサイズのものを出荷します。


二戸流稲作技術(6)---水管理(水根と気根)

二戸正氏は、徹底した合理主義者である。それは、米づくりが単なる趣味や惰性で行うものではなく、戦略を持った農業経営の視点から米づくりを実践しているからである。二戸氏は、稲作における水管理についてこう説明する。
●水田への入水は、夕方から朝にかけて行い、落昼に落水する。田圃に入って、長靴の跡がつくうちは水を入れる必要はない。
●植物の根には水根と気根があり、環境によって根の形態が大きく変化する。湛水状態では水根となり、落水した状態では、気根が発達する。根の表面積が多い気根が、養分吸収力の面で水根よりも優れると考えられる。
●従って、施肥利用効率を高めるには、気根を多く発達させることが有効であり、「夜入水して昼に落水、その後は、足跡が付かなくなるまで乾かす」の繰り返しにより、気根の能力を最大限に引き出すことで肥料を多く吸収させることが出来る。具体的には、出穂の40〜45日前からこの水管理をすることで、無効分けつが少なくかつ収量性の高い株に育てることが出来るのである。


浄土寺いもの収穫

ここは、2011年10月12日三重県津市安濃町浄土寺の農園。先日宮崎から届いたポテトプラウを活用して、サツマイモ(浄土寺いも)の収穫をしています。
http://www.youtube.com/watch?v=82L78E-Z-EU


二戸流稲作技術(5)---品種の選定と特徴

●二戸さんは、あきたこまち、コシヒカリ、ササニシキの他、多くの種類のお米を作っている。
中でも、北東北では作りにくいと言われるコシヒカリ(最上町は北東北に限りなく近い)を、8〜9俵/10aを難なく作りこなすほか、今では栽培が少なくなったササニシキの生産も手がける。
●ササニシキについては、収量性の高い品種であるが、稲熱病に弱いのと桿が柔らかいために倒れやすいことが難点とのこと。また、コシヒカリについては、桿が伸びやすいのが、倒伏の原因と説明。どんな米でも、その品種特性をふまえた栽培により無駄のない合理的な米づくりを実践している。


二戸流稲作技術(4)---除草剤の使い方

●農薬は、収穫前の栽培期間に使うもの(Pre Harvest type)と、収穫後に使うもの(Post Harvest type)の2種類があります。前者はさらに、殺虫剤(insecticide)、殺菌剤(Fungi cide)、除草剤(her bicide)の大きく3種類に分けられます。二戸さんは除草剤の仕様について次のように解説してくれました。
●田植え後の除草剤の利用のスタイルは、以下の4つに分けることが出来る。(1)初期剤−中期剤−後期剤→(3回)、(2)1発処理剤→(1回)、(3)初期剤−1発処理剤→(2回)、(4)1発処理剤−後期剤→(2回)。もっとも楽なのが、1発処理剤1回処理である。
●除草剤を効かせるには、水深が深いほど、効果的で12p以上が好ましい。4.5葉期の苗は草丈が20p程度なので、深水管理に向いている。除草剤使用後は、自然減水を待ち、地表面が見えてから2〜3日置くのがよい。


二戸流稲作技術(3)---二戸流育苗スタイル

●水稲の苗は、稚苗(2.5葉期)、中苗(3.5葉期)、成苗(5.0葉期)の3つの生育ステージで植えるスタイルが知られている。播種量は目的とする苗によって異なり、1箱(0.18m2)あたりの乾もみの播種量は前者から順に200g、150g、100gが適当とされている。暖地の米づくりでは、2.5葉期の稚苗苗を使うことが多く、冷涼な地域になるほど大きい苗を使うことが多い。
●山形では珍しく、やませの影響を受ける最上町。そこで「への字型」施肥により施肥利用効率の高い米づくりを実践している二戸氏の育苗方法はユニークである。播種量を100g/1トレイとしながらも、成苗としては少し小さめの、大きな中苗を用いる。これは、徒長苗でない、老化苗でもない草丈のある活着しやすい苗を作る工夫である。
●この苗を、本圃に植える際は坪(3.3m2)当たり50株(育苗箱18枚)とやや粗植気味に植える。(密植栽培は60株、粗植栽培は37株といわれている。)冷害を受けやすい最上町で、株数を確保しながらも大きめで健全な苗を用い、深水管理による冷害回避と適度な粗植条件での合理的稲作を実践する。その際の栽培管理のさじ加減が絶妙に上手なのが二戸流稲作技術、プロの技である。


二戸流稲作技術(2)---茎が太いと収量性が高くなる理由

●二戸流稲作技術(1)では、への字型施肥管理で、じっくりゆっくり株を成長することで太く、収量性の高い穂になることを述べた。その仕組みについて解説したい。
●その前に一つ解説しておく。米づくりには、収量構成要素という考え方がある。即ち、水稲の収量は単位面積あたりの、穂数、1穂籾数、登熟歩合、玄米千粒重の4要素で構成される。式に示すと次の通り。
☆単位面積あたり玄米収量=単位面積あたり穂数×1穂籾数×登熟歩合×玄米千粒重÷1000☆
(丸山,2007,日作紀76,601-603より)
●茎には維管束がある。維管束の数は8〜12くらいとも言われ、維管束1つが1つの1次枝梗と繋がっている。この1次枝梗の数は、1穂籾数を左右する。1茎あたりの1次枝梗の数は維管束の数以下であり、決して維管束の数以上にはならない。細い茎の維管束の数は少なくなりがちなので、茎を太くすることが1次枝梗数の多い穂を実らせる秘訣である。


二戸流稲作技術(1)---稲の成長曲線

二戸さん曰く、
●稲作における、施肥管理は、「V字型」と「への字型」に分けられるが、これら2つの施肥管理によって2つのタイプの成長曲線を見ることが出来る。即ち、「前半逃げ切り型」の生育曲線と「後半追い上げ型」の生育曲線。

●前半逃げ切り型の成長曲線の特徴は、茎数を多く確保することが出来るが、ともすればその多くが無効分けつの茎となる可能性があり施肥効果が収量に結びつかない(肥料代の無駄)ことになりかねない。これに対して、後半逃げ切り型の成長曲線の場合、収量を確保するのに必要な最小限の肥料を適期に与えることでゆっくりじっくり茎数が増えるため、茎が太く収量性の高い株となる。
●なお、V字型肥培管理による前半逃げ切り型の生栽培管理は、密植栽培に向いた管理方法であり、への字型肥培管理による後半追い上げ型の栽培管理は、粗植栽培に向いた管理方法である。
●以上のような基本原理を理解し、その土地の気候や栽培する品種の特性を吟味した上で、米作りを実践することで、無駄が少なく経済的で理論的な米づくりが出来る。


電動型半自動多条移植機ジャグロンズ号 説明編 動画01

http://www.youtube.com/watch?v=WiSaHhfzPlE
植え付け機構の解説です。


電動型半自動多条移植機ジャグロンズ号 枝豆直播編 動画01

http://www.youtube.com/watch?v=zU3bNGICco8
マルチの枝豆直播栽培をジャグロンズ号を用いて行いました。鳥害のリスクさえ取り除ければ実用性の高い技術になると考えられます。1粒、2粒いずれも簡単に巻くことが出来ます。


電動型半自動多条移植機ジャグロンズ号 枝豆移植編 動画01

http://www.youtube.com/watch?v=AEfwMIzpSxs
ジャグロンズの、技術的独自性の柱をなす電動型半自動多条移植機。藤原隆広が研究所勤務時代に共同開発した「ちどりさん」とその姉妹機種「おしどりさん」をベースに、ジャグロンズ独自の改良を加えたモデル。それが、「ジャグロンズ号」です。穴なしマルチに直接植えることが出来、10a当たりの作業時間は、3〜4時間程度。楽な姿勢で、植え付けが可能です。映像はジャグロンズ独自の植え付けスタイル「バック植え」の作業状況です。


トラクタの爪かえ


●機械整備は夜の仕事。今回(10月24日)は、磨り減ってしまった大型トラクタの爪を交換しました。かなり古いタイプなので、ロータリーがロックしなかったため、直管パイプを活用して無事爪の交換が終了。2mの深浅ロータリーの40本の爪を交換するのに3時間かかりました。
☆↓トラクタのエンジンルームもチェックしました。


フザリウム・オキシポラム

☆↓窪田さんに見せてもらった顕微鏡の記憶を基に書いたフザリウムの正体。

●9月27日、苗の立ち枯れ的症状が目に付いた。もうそんなに暑くないのに、「おかしい」と感じた。ピシウムの可能性があるが、実際に病原体がいるか確かめる必要がある。早速翌日、野菜茶業研究所の窪田さんhttp://www.jagrons.com/archives/2010/09/post_860.htmlに顕微鏡で診察してもらったところ、予想外の結果。ピシウムはおらず、フザリウムがいた。フザリウムは、ほうれん草の病気の中でももっとも厄介で恐ろしい病気の一つ。種子感染もするとのこと。薬をかけても効かないので、病気の苗は廃棄ということになった。
●エビデンスに基づいた農業には無駄がない。これからも、この調子でおいしいほうれん草作りに取り組んでゆきたい。


調理用トマト

●2010年9月13日に名古屋にある東海学園大学で開催された研究会に参加した。テーマは、「高リコペントマトの生産から調理まで」。
●地球人のトマトの平均摂取量は18kg。これに対して、日本人は9kgと世界の半分である。世界でもっとも多くトマトを食べている国はギリシアで96.8kg。トマトには、健康に役立つ栄養素や成分が多く含まれリコペンもそのひとつ。
●食と健康を考えるならば、栄養価の高い野菜を作ることもさることながら、野菜を多く摂取することがもっとも合理的のように思う。そういう意味では、サラダやフルーツとしての生食よりも、ソースや煮物でたくさんたべられるトマトの消費スタイルが今まで以上に普及することが重要と感じた。
●トマトのリコペンは小腸から吸収されて、「カイロミクロン」と言う血中のリポタンパク質に取り込まれるとのこと。カイロミクロンが多く存在する体質の人は、メタボ体質であることが多いといわれるが、そういう人のほうが、リコペンの体内吸収力が高いというのは意外だった。
●日本人の健康を考えるならば、トマトの消費スタイルの多様化が不可欠であると感じた。また、「将来的にジャグロンズにも世の中に貢献できることがある」と手ごたえを感じた研究会参加であった。


やりました!!今季最高1t!!ジャグロンズレコード

●8月12日夕刻から13日にかけて、20a(約1300株)を収穫しました。
脱莢選別の結果、950kgを出荷することができました。50kg足りませんがほぼ1tです。
ここに、記録を残しジャグロンズレコードとします。

◆ハーベスター及び運搬・・・藤原、馬野、斉藤、一男、高井
◆脱莢・・・藤原、岩田
◆選別・・・馬野、斉藤
◆運搬展開&調整・・・中村

※機械収穫によるロス率は3〜5%と考えられます。このことから推察して、10a当たりの収穫可能収量は、500kgと考えられます。

★実録、ジャクロンズ最大のクライマックス!!激闘5時間収穫運搬作業!!
12日夕刻(15時〜20時)、台風を目前にした収穫作業、馬野、藤原、斉藤で12aを収穫。運搬作業では、雨の中、一男氏が操縦するJagrons軽トラ3号(H2式スバルサンバー号)が畑の中でスタック!!枝豆の重さで、タイヤが見る見る打ちに土中に沈下、脱出不能のピンチに!!トラクタ(ヤンマーFX32D)が出動、ロープで牽引した結果脱出成功!!エンジンをふかし、高速走行により畑を脱出。応援軽トラのスズキキャリーでは無事圃場走行可能であったことから、もう一度圃場に飛び込んだJagrons軽トラ3号は、再度スタックする羽目に!!再度牽引で脱出を試みるが、荷物を積んだ状態での牽引は脱出に難航、「危ない」「馬鹿ヤロー!」の声が響く中状況はクライマックスに!!転倒の危機を乗り越えて無事搬出終了したのでした。


速報!!枝豆出荷量!!ジャグロンズレコード

●「枝豆の壁」はその後どうなったの?とのお問い合わせを多数いただきました。
●実は、昨日526kgを出荷しました。もちろんジャグロンズレコードです。
500kg越えの鍵となったのは、FSの中村とパートの佐々木さんの頑張りによるところが大です。
早朝から熱中症ぎりぎりの環境で頑張ってくれたことがジャグロンズ未踏の500kg越えを果たすことにつながりました。
●しかし私たちの目指すところは、日量750kg。馬野が休暇から帰ってきましたし、三重から伝説の大学生、「がんちゃん漬物」の岩田君http://www.jagrons.com/archives/2009/02/post_501.htmlも駆けつけてくれました。今週にもこの数字を達成できるようにみんなで力を合わせて頑張ります。


夏の農作業(中耕&薬散)

●昨日は、スタッフ総出で、雑草&害虫防除(中耕&薬散)作業に取り組みました。
随所に目だって加害しているのが、ヨトウムシの中齢幼虫(http://www.jagrons.com/archives/2009/06/post_600.html)です。もっと早く防除すべきでしたが、今回は仕方がありません。来年は早期にBT剤を散布して対処しようと思います。
●もう一つ、畑の中に入って、驚くのは、たくさんのアマガエルを見かけること。彼らは、野菜の害虫の天敵。夏の野菜生産では、作用スペクトルの狭いBT剤(生物農薬)やIGR剤(脱皮阻害剤)を上手に使用することで彼らの力を最大限に発揮することができるのです。さて、これから、北海道に出張します。それではまた。


「農」の男の足元はこれで決める!!

ジャグロンズの農作業は「歩く」が基本。「はきもの」が仕事のパフォーマンスに大きく影響します。
今回は、2つのはきものを紹介します。
●↓まずは、田靴(たぐつ)田植え用の長靴です。ふつうの長靴と違ってぬかるみでも楽に作業が出来ます。長雨の後の移植作業の時などは必須アイテムです。

●↓次は、足袋(たび)と脚絆(きゃはん)、晴れの日の乾いた土の状態で快適な農作業をサポートしてくれるのがこの二つ、僕は指が分かれていないタイプの足袋を愛用しています。脚絆は足下をクールに演出し手くれるだけでなく、足袋の中にに土が入るのを防ぎ、ズボンの裾に泥が付くのを防いでくれます。


なんだこれはっ!?

 
キャプテンウルトラの武器ではありません。
おもしろいことを思いつき、早速、大坂鉄工所のオヤジさんに相談したところ、ささっと作ってくれました。
詳しいことは、また後で紹介させていただきます。


ちどりさん7条Version for チンゲンサイ


●今日、電動型多条移植機「ちどりさん」の納品のために、群馬県のチンゲンサイの生産者さんに伺った。
この移植機は迫力がある。私たちの普段使用している4条タイプよりも3条多い特別仕様の7条タイプである。通常は、現物納品で終わるが、今回は、できるだけ移植機を有効に活用してもらいたいとの思いから、コスト度返しで現場にお伺いした次第である。●初めてみる移植機に、生産現場の担当者は、疑いの眼で注目している。「こんな機械使うよりわしが手で植えた方が早い」、「これはよくお年寄りの生産者が言うせりふである」。早速、私の技を披露することにした。「千手観音落とし(北斗の拳落としともいう)」を披露、「百聞は一見に如かず」、数人のおじさんたちが、一人ずつこの移植機の可能性に気づいてくれた。短時間で80m(4000株)ほど植えたであろうか。みなさんは納得のご様子である。●この「ちどりさん」使う人のスキルによって大きく作業効率が異なる。この「おしどりさん」の作業能率は、公表値1500株/1時間であるが、ジャグロンズの最高記録「ジャグロンズレコード」は、3400株/1時間(倉光&藤原組)である。●機械だけの提供ではなく、「機械とノウハウの提供」それがジャグロンズのスタイルである。●納品させていただいた移植機がチンゲンサイ生産の現場で大いに活躍してくれることを祈っている。
 


鍬(くわ)

 
11月5日に、新しい鍬を購入しました。農業において最もプリミティブな道具。それが鍬です。ジャグロンズのほうれん草づくりでは欠かせないツールでもあります。奮発しました。一番頻繁に使う道具ですから。今回購入したのは、ステンレス製で軽量のものです。1週間ほど使ってみて分かったこと、それは、土のコンディションによって、鍬を変えた方が作業がはかどるのではないかと言うことです。土の中の水分が多く含まれているときは、もう少し重い鍬のほうが使いやすいような気がします。板前さんが包丁を何種類も持っているように、鍬ももう一種類いるような気がします。


ポケット糖度計(アタゴ社PAL-1)


☆↑測定は、果汁100%のグレープジュース。糖度は12.5度(Brix%)。今月下旬にはほうれん草もこれくらいになると思います。
●新しく導入した、デジタル糖度計。ポケットタイプで使いやすくなっています。
●ブランドは、糖度計のトップブランド、アタゴ製です。


「光」を定量的に把握したほうれん草生産技術の確立への挑戦

 
★光は、光合成をする植物にとって不可欠のエネルギー源です。しかし、ほうれん草にとって、強すぎる光りは禁物。ほうれん草づくりには適度な光りの強さがあります。過去のほうれん草の光合成特性に関する報告については、光補償点が1500Lux、光飽和点が2〜2.5万Luxといわれています。実際の夏の日差しは晴天日で12万Lux程度ありますが、雨や曇りの日は1〜2万Luxの時もあります。
★夏のほうれん草栽培には寒冷紗の利用による遮光管理が不可欠ですが、遮光のしっぱなしでは、曇雨天日には、5000Lux程度と光飽和点を遙かに下回る光環境下でほうれん草を生育させることになり、ほうれん草づくりに最適の環境とはいえません。
★自動車の速度を知るのが速度計ならば、野菜生産の水管理での速度計はテンションメーターですが、光管理における速度計は照度計です。この夏のほうれん草生産では、このデジタル照度計が大活躍しました。
★僕のこの一夏の経験では、ほうれん草の光補償点は4〜5万Luxあたりにあるのではないかと感じました。過去の光合成速度の計測方法は、同化箱法という方法によって測定されているはずです。今度機会があったら、野菜茶業研究所にいって、個葉の光合成速度を直接調べてみようと思います。実際の数値が、僕の直感(仮説)とどれくらいずれるものなのか、結果が楽しみです。
 


ジャグロンズオリジナル育苗ハウスin美郷

☆新しいほうれん草の育苗ハウスが完成しました。
市販のパイプハウスキットをベースに独自にアレンジした育苗ハウスです。
このハウスの制作コンセプトは、防虫ネット開口部を多くし虫の侵入を最小限にしながら最大限の「涼しさ」を両立すること。夏の育苗を意識した設計になっております。ビニル資材は、手持ちのPO素材を使用しました。