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ジャグロンズ、農学研修期間の習得内容40ポイント

●ジャグロンズの研修生が習得すべき農学に関する40のポイントは以下の内容(丸の中はポイント数を示す)
●1.栽培学汎論F、2. 作物学F 、3.園芸学F、4. 育種遺伝学B、5. 植物病理学B 、6.昆虫学B、7.土壌肥料学および植物生理学C、8.畜産一般B、9.農業経済一般B
●必要な専門書は、全部で12冊。これを独学を中心に読破してもらう。ジャグロンズの研修システムは、寺小屋形式。研修生個々の自己研鑽によってアグロノミストとして必要な専門知識を身につける場を提供する。
●学習したばかりの知識の習得には、先にその学問を習得した先達(せんだつ)が、相手になり。問答形式でその知識の定着の確実性を向上させる。
●こうして、確実に一定水準以上の農学の力をつけたもののみが、農業経営のマネジメントコースまたはアグロノミスト(農学を駆使できる技術屋)コースに駒を進めてさらなる研鑽を積重ねることが可能になる。


ジャグロンズ・サイエンス・フォローアップ・プログラム(JSFP)

●先月、スタッフの岩田氏が自己都合で退職しました。岩田氏は、JSFP対象者第一号でありましたが、現在JSFP対象者枠は空席の状態です。人材育成は、育成する方もされる方も焦っては成果が上がりません。大学でちゃんと勉強して基礎力のある人が将来の日本の農業に貢献できるアグロノミストに育つものと確信しております。
●今後、JSFPの受講コースは下記の2タイプ設定します。
★(1)ジャグロンズのスタッフとして3年以上の経験を積んだ後、現場業務の意義を理解して仕事ができるようになった社員を対象としたもの(指導時間は勤務時間に含みません)。
★(2)研究経験(最低、学会発表)があり、研究に専念できる方。このコースは年間経費150万円を納めて頂くことが条件です。このプログラムは、年間2回の学会発表、2年で最低3報の学会論文投稿を目標とします。(月3回以上の研究フォローアップと研究現場およびテーマを提供します)
◆具体的な、学術活動としては、園芸学会、日本農作業学会、根研究学会に所属して、学術活動に取り組みます。必要な場合は野菜茶業研究所への技術講習生として適切な研究拠点に派遣します。
◆受講期間は最短2年間、学会発表3回以上経験者にはジャグロンズ公認ジュニアアグロノミストの認定証書、学術論文3報投稿・掲載された方にはジャグロンズ公認シニアアグロノミストの認定証書を授与します。
◆JSFPに関心のある方は、ファクス(059-268-2040)で住所氏名年齢連絡先電話番号をお知らせください。
◆一つのことに没頭できる(馬鹿になれる)クレイジーでクレバーなあなた、是非一度門をたたいてみてください。
☆指導に当たる担当者の農学博士藤原隆広のこれまでの研究スタイルは下記を参考ください。↓
http://www.jagrons.com/about/topname.html

http://www.jagrons.com/about/sankou.html


研究のまとめ方(1)・・・データを詰め込みすぎない

初めて研究をまとめるに当たって陥りやすい罠。それは、集めたデータをすべてグラフに表したり表にびっしり記入してしまうこと。実験で得たデータをなるべく多く残したいという気持ちは分かるが、それは、研究者本人がなにを伝えたいか分かっていないことの裏返しである。読者の方はそんな論文はあまり読みたいとは思わないのではないだろうか。研究をまとめて論文にするということは、必要なことに焦点を絞ってシンプルにわかりやすく表現すること。特に農学においては、役に立つ優れた作品(論文)ほど、目的がしっかりしていて分かりやすいものである。


ジャグロンズ サイエンスフォローアップ制度(SFS) について

サイエンスフォローアップ制度(SFS):ジャグロンズの科学的農業の具体的活動の一つが、Science Follow-up System (SFS)です。
藤原隆広の篤農技術:農林水産省の研究者、即ちプロフェッショナルの農業研究者であったジャグロンズの代表、藤原隆広が実践する農業は、既存の農業実践スタイルとは大きく異なることが少なくありません。たとえば、山吹色(黄色)のほうれん草。これまでは、市場で全く評価されなかった外観に対して、低硝酸、高糖度、高ビタミンの特性を有することを発見し、世の中に情報を発信すると共に、その生産物を「益荒男ほうれん草ゴールデンタイプ」として、世に送り出しました。
篤農技術と科学:しかし、その栽培技術的な理論は、長年研究者として培ってきた勘と経験によるもので、いわば篤農技術的なものであることも事実。その栽培理論は、論理的な仮説であって科学的に証明されたものではありません。
SFSの目標:そこで、ジャグロンズでは、藤原隆広が作り上げた技術に対して、科学的な裏付けを取る活動をすることで、技術の効率的継承を図ることにしました。事業の目標は、科学的に裏付けのある技術書を出版することです。「益荒男ほうれん草」については5年後を目処に計画しています。
目標達成のためのアグロノミスト育成事業:具体的には、アグロノミスト育成事業とリンクさせてこの事業を遂行します。即ち、研究者の卵、アグロノミストの卵に対して、「農」の現場で農業の実践と研究の実践を遂行させることで、研究の現場と農業生産の現場に橋を架ける「ブリッジビルダー」としてのアグロノミストを養成します。
ジャグロンズ公認アグロノミスト取得の条件:ジャグロンズの「農」の現場における活動の中で、原則として5年間で3報以上の技術論文を学術団体(学会)に投稿し受理されることが、ジャグロンズ公認アグロノミストに認定されるための必須条件。ジャグロンズは科学の視点から日本の農業に役立つ人材を育成します。
◆ジャグロンズより発行されるアグロノミスト認定証書(ディプロマ)取得には、論文発表に置いて、文部科学省認定の学術団体の審査を通過する事が必要条件であるため、ジャグロンズの認定事業は、いわゆる「ディプロマミル」的な資格ビジネスとは大きく異なります。


業務の種類と役割


●先日、経営者に対する金融機関からのアンケートに答えていたら、面白い項目があった。「どんな業務の人材が必要ですか?」との問いである。そこには、創造的業務、管理的業務、定型的業務の三つが書かれていた。先日のブログの内容とあわせて考えるとこれらは、それぞれAG、FP、FSに当てはめてとることもできる。http://www.jagrons.com/archives/2010/08/post_834.html
●これとは別に、社内のMTGのなかで、将来の社員のあり方について、社員はすべて創造的業務(以下、「創造」と示す)や管理的業務(以下、「管理」と示す)をすべきであり、定型的業務(以下、「定型」と示す)はアルバイトやパート従業員に任せるべきであるとの意見があった。なるほど、そう言う考えもある。確かに一人あたりの生産性は「定型」は「創造」や「管理」と比較して生産性が低いこともあるであろう。しかし、本当に社内に定型的業務のプロパーがいなくても良いのだろうか?僕は、それは間違いだと思う。「創造」と「管理」のみからなるビジネスはともすればコンサル業(サービス業)になってしまう危険がある。ジャグロンズの将来のあり方としてそういった要素も大切ではあると思うが、僕は、実業を営む農業生産法人としての形も大切にしたい。実業であるからには、「定型」は絶対不可欠である。目立たず、必要以上に自己主張せず黙々と働くタイプの人材。そういったタイプの人材が安心して働く環境を作ることが私の使命でもある。
●最近のニュースで、日本の大企業経営者の年俸が報道されていた。8億円の年俸は高すぎる気もするが、ゴーンさんの日産自動車に与えた影響はペリーの黒船級のものがある。会社に損出を与えないのであれば問題ないと思う。ところで、ジャグロンズの進歩は、全体の2割程度を占めるAGとFPが8割の生産性を生みだす仕組みを作ることができるか否かに懸かっている。すなわち「創造」のAGが新しい技術や方法を示し、それを「管理」のFPが平準化、規格化し、「定型」のFSに実業として生産ラインを稼動させる仕組みを作っていくことが重要である。もちろん、こういった仕組みを作る仕事への報酬は高くあるべきである。
●さて、会社には、役員、正社員、パート・アルバイト、派遣労働者などのいろんな就業スタイルがある。仕事ができるから正社員というわけでもないし、パート・アルバイトが無責任でいいというわけでもない。賃金をもらって仕事する以上、皆がプロフェッショナルである。いい仕事をしたスタッフに対しては肩書きのわけ隔てなく評価する仕組みを作っていく必要がある。今現在どのようなポジションにあろうとも、志を持った前向きな人材は、自ずからしかるべきポジションに就くようにできているように思う。今は、そういった時代である。
●もう一つ、「定型」のポジションは「創造」や「管理」のポジションに比べてより多く存在する。そして生産性は必ずしも高いとは限らない。このように、ポジションの生産性とポストの数から分かるように、決して高い年収は望めないが、仕事は自分で選ぶもの、いろんなライススタイルに合ったいろんな労働形態があっていいと思う。今回挙げた「創造」「管理」「定型」のいずれのタイプの就労形態もどれがよくてどれが悪いというものではない。自分にもっともふさわしいものを見つけて充実した人生を送ることができればそれでいいと思う。
●多様な就労形態の創出により、働く人の人生を豊かにできたら、それは経営者として大変喜ばしいことである。


チーム・ジャグロンズ


●ジャグロンズは専門家集団による新しい形の農業ビジネスの構築に取り組んでいます。
●そして、来年から本格的に力を入れていくのが、インキュベーターとしての役割。アグリビジネスにおけるソフト面での支援が今の日本には必要であると考えています。
●現在のジャグロンズは主として以下の3タイプの専門家によって成り立っています。
★名称
 1)アグロノミスト(AG)
 2)ファーミングプランナー(FP)
 3)ファーミングスタッフ(AFS&PFS)
★役割
 1)アグロノミスト→科学的(農学・生物学的)・技術的側面から農業生産に取り組みます。新しいアグリビジネスのフロンティアを目指すジャグロンズにとって欠く事のできない象徴的ポジションでもあります。
 2)ファーミングプランナー→工程管理や作業計画など効率的農業を実践するためのポジションです。これからの農業には絶対不可欠の存在です。
 3)ファーミングスタッフ→縁の下の力持ち的存在です。単調な作業を黙々とこなしたり、ヘビーダーティな仕事もタフにこなすのが仕事。ファーミングスタッフ(FS)には、アクティブ型(AFS)とパッシブ型(PFS)の2タイプが存在します。いずれもある意味地味な仕事である農業を行ううえで不可欠な存在です。
★適正・資格等
 1)アグロノミスト→農学または生物学の知識を有するものでリーダーシップ・コミュニケーション能力に長けている事が必要条件。
 2)ファーミングプランナー→工学的思考ができ、計画実行能力に長けていること。コンサルティング経験者などが適任。
 3)ファーミングスタッフ
  AFS・・・コミュニケーション能力と創意工夫の能力が必要→現場のリーダーとして活躍
  PFS・・・忍耐力・体力・根気が必要→現場作業スタッフとして活躍