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千葉のキャベツ生産を支えてきた東総野菜研究室

●9月29日から30日にかけて、園芸学会平成19年度秋季大会が香川県高松市にある香川大学で開催されました。長年の学会員である私も最新情報を得るために参加してきました。そこで長年のおつき合いを頂いている吉田さんと町田さんにお会いしました。
●春キャベツの生産地として有名な、千葉県銚子地域。そのキャベツ生産を支えてきた、歴史と伝統ある研究室、千葉県農業総合研究センターの東総野菜研究室、ここの研究室の研究スタッフである吉田俊郎さんと町田剛史さん。
●今のキャベツ生産に関する国内の研究方向は、「加工用に向いた、寒玉キャベツの4月〜5月どり生産技術の開発」。学会ではこれに関連した、研究発表が、複数ありました。これは、まさに生産現場で必要とされているテーマですので、役立つ情報が得られて大満足の園芸学会参加でした。また、生産者レベルで、このような会に参加する人がもっと増えたら、日本の農業ももっとスピード感あるものになるように感じました。作物の選定、コストの視点、作業性などと、複数の視点から、新しい技術開発に挑戦されている町田剛史さんの研究発表も素晴らしいものでした。町田さん、これからも頑張ってください。

◎吉田さん(左)と町田さん(右)

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2007年10月01日 07:52に投稿されたエントリーのページです。

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