Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


三重大生の皆さんありがとうございました。

●今日、三重大学で行われた、生物資源学総論(特別講義)で、無事講義を行うことが出来ました。
●先生にお聞きしていたとおりの大講義室に満員の学生さんの前で、講義を行うことが出来大変良い経験になりました。僕は、大学を卒業して20年近くになりますが、これから可能性のある大学1年の皆さんに、何かを伝えたいと言う気持ちで講義に望みました。ちょっと、内容が多く、通常の1.5倍のスピードの講義になりました。これは、僕がかつて通っていた代々木ゼミナールのカリスマ講師並のスピードだったと思います。しかし、さすが三重大生の皆さん、はじめての僕の講義にも関わらず、90分間、頑張って最後まで付いてきていただきました。かなりヘビーな授業でしたが皆さんお疲れさまでした。
●僕のポリシーは、「兎に角やってみること、ゆっくりやっての80点では意味がない。迅速にやっての65点の方が価値がある。」との考え。一日で80点よりも、半日で65点の方が、1日で130点採れる。理想はつねに高く、目標を見失わないで進むことが大切です。もう一つ、迅速主義のメリットは、一定期間内により多くの失敗を経験できること。失敗は理想へ近づくための何よりも大切な次への推進力になるのです。
●今日の講義は準備期間があまりとれなかったので70点採れれば合格と思っていました。ところが、講義が終わってから多くの学生さんに声をかけて頂いたり、講義の後に提出された感想文に目を通させていただいたところ、95点位の評価を頂いたような気持ちになりました。目標を持って学ばれている学生さんには、益々頑張って頂きたいですし、これから目標を見つけたい学生さんにも、何かのきっかけになれたような気がします。
●もう一つ、学生さんの関心が高かったのが、就職について。僕が国家公務員T種試験の体験談を少し話したのですがこれに関連して、興味を持たれた人が結構いたような気がします。ちょうど、私が、日本大学4年の時、今日の学生さんのような1年生の後輩の植松君に、勉強方法の指導を請われ、厳しく教えたら、彼は、最終的に人事院の試験を一桁の7番で受かり、霞ヶ関に就職した出来事を思い出しました。今日の学生さんも、植松君と同じような環境にいるので、今から対策したらきっと合格出来る人がかなり出るのではないかと思います。
●農学のような専門分野の公務員試験対策は、ニッチな分野ではありますが、需要があれば、きちっと仕組みを整えて、事業化出来たらとも考えます。それまでは、個人的に助言できると思いますので、興味のある学生さんは、ジャグロンズの門を叩いてください。
●大学の農学系の学問は、獣医学を除いて、国家資格などの資格試験がありません。卒業が比較的容易な日本の大学では、農学部を出たから必ずしも農業の専門知識が十分だとも限りません。それを
担保するような仕組みが大切です。私は、今ある試験の中で、最も農学系の専門知識を担保出来るものが、公務員試験だと考えております。そういった視点から、私は、この分野の教育に興味があります。
●国家公務員試験(T種・U種)、地方公務員試験(上級)をパス(合格)して、敢えて公務員にはならずに、もっと風当たりが強いであろう、民間企業に行ったり、生産者になったりするのもちょっと格好いいと思いませんか?私たちジャグロンズは、前向きに挑戦する学生さんを応援していきたいと考えております。
●三重大学の亀岡先生を始め、諸先生方、それに三重大生の皆さん、今日は本当にありがとうございました。

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2008年12月09日 14:08に投稿されたエントリーのページです。

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