●ジャグロンズの取り組みは、すべてが完成されたものばかりではない。時には、誰もやったことのないことに挑戦した結果、客観的に観て、失敗(上手くいかない)する時もある。こういう件に対して、好意的に次のようなアドバイスを頂くことがある。
◆「人がやらないことには、それなりの理由がある。上手くいかない理由を見つける必要がある」
●もっともな指摘である。しかし、うまくいかない理由を見つけてそれで満足してしまっては意味がない。その理由をどう理解して乗り越えていくかがジャグロンズの精神である。
●松下幸之助氏は次のように述べている。
◆「ものごとというものは、できることでもそれをできないと思っているかぎり、やはり実際にできないのではあるまいか。反対に、できそうでないことでも、何とかやればできると考えて努力すれば、往々にして案外できるものではないかと思う。人間が空を飛んだり、月に行って帰ってくることさえできることを思えば、少々のことでできないと考えることは、むしろ人間の優れた可能性を押しつぶしてしまうことになるのではなかろうか。だから、困難に直面した場合は、それから逃げてしまうのではなく、それを乗り越えていくよう勇気をふるって立ち向かうことが大切である。そういうところから、思わぬ知恵と力も発揮され、自他ともにより良き成果を得ることもできる場合が少なくないのではなかろうか。「決断の経営より抜粋」」
●やってみることが重要である。そして反省してまた次の策を考える。フロンティアスピリッツを持った仲間が、近くに何人かいることが私にとって大きな財産である。