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「土」は始まりであり到着点ではない

●農業というと「土」。最近私が思うことがある。「土」は農業の原点であり出発点ではあっても、私たちの農業では「土」は終着駅であってはならないと。すべては土から生まれるのも事実、しかし「土に帰る」とは即ち死を意味する。●農業には下を見る農業と、空を見上げる農業がある。私たちの「渡り鳥農業」それは空を見上げる農業である。鳥が土に帰るとき、それは終わりを意味する。●露地農作物生産を軸とした移動型農業それが私たちのスタイルである。私たちの農業は、常に動きと広がりを持つところに特徴がある。このスタイルがいつか世の中の役に立つときが来ることを私たちは確信している。●人は常に無意識のうちに生と死との間で生きている。万物には終わりがある。人、企業、宇宙、すべてに終わりがある。終わりがないものなどない。一方、終わりがあるから、美しいのが日本人の美意識でもある。いつか、終わりを美しく感じることが出来る時が来るかもしれない。しかし、今は全くそうは感じない。それは、私たちジャグロンズが、まだ土から生まれたばかりの会社だからかもしれない。決して土には帰りたくないそれが今の正直な気持ちである。

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2009年11月19日 20:40に投稿されたエントリーのページです。

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