●キャベツの試作が思うよりも順調で、少量出荷形態では出荷が間に合わなくなりました。そこで、農家仲間の間曽さんの紹介で、ベジマルファクトリーさんに連絡したところ快く対応してくださったのが購買担当の川岸さん。電話した日の翌日に当たる昨日、圃場のキャベツを見ていただいて、早速利用OKを頂き、今日、3時間程度の作業で750kg出荷しました。
●ベジマルファクトリーさんはJA三重中央の組織のカット野菜工場ですが、創業時は軌道に乗せるまで大変苦労されたとのこと。川岸さんは、「ベジマルファクトリーは農業の活性化と地域雇用のためにできた組織」と熱い思いを語ってくれました。
●実は、私が野菜の研究者として農林水産省で仕事していたころ、現地試験でお世話になったのが一志町の皆さんとJA三重中央の皆さん。業務用キャベツ生産のための栽培技術の研究開発に取り組み、それが評価され、博士号と園芸学会賞を頂いたことを思い出しました。
●今は、ほうれん草の藤原として多くの皆さんに知っていただいておりますが、藤原の野菜研究の原点は、キャベツであることは紛れもない事実。近い将来自分の技術の可能性を試してみたいと考えています。