●昨日「仕事学のすすめ」というテレビ番組にイタリアンシェフの落合務さんがインタビューを受けていた。
落合シェフ曰く、
○毎日同じ料理を数年間作っていれば、お客様は、そのうち「味が落ちた」というようになる。
○毎日同じことを繰り返すのが仕事、しかしその中で、こつこつと工夫を繰り返し、新しいことを付け加えてゆく中で、お客様に満足していただける料理を提供することができる。
○料理人という職業は、単に好きだからやるのではないし、単に上手だからやるのではない。上手なのは当たり前、プロとして仕事を続けていくためには、それだけではいけない。
●大変内容のある言葉だと感じた。農業もものを作る職人と同じ部類の仕事である。給料分の仕事ができるようになるためには、毎日同じことを続ける能力(忍耐または継続力)とそれを上回る好奇心(工夫)が必要である。