●今日、電動型多条移植機「ちどりさん」の納品のために、群馬県のチンゲンサイの生産者さんに伺った。
この移植機は迫力がある。私たちの普段使用している4条タイプよりも3条多い特別仕様の7条タイプである。通常は、現物納品で終わるが、今回は、できるだけ移植機を有効に活用してもらいたいとの思いから、コスト度返しで現場にお伺いした次第である。●初めてみる移植機に、生産現場の担当者は、疑いの眼で注目している。「こんな機械使うよりわしが手で植えた方が早い」、「これはよくお年寄りの生産者が言うせりふである」。早速、私の技を披露することにした。「千手観音落とし(北斗の拳落としともいう)」を披露、「百聞は一見に如かず」、数人のおじさんたちが、一人ずつこの移植機の可能性に気づいてくれた。短時間で80m(4000株)ほど植えたであろうか。みなさんは納得のご様子である。●この「ちどりさん」使う人のスキルによって大きく作業効率が異なる。この「おしどりさん」の作業能率は、公表値1500株/1時間であるが、ジャグロンズの最高記録「ジャグロンズレコード」は、3400株/1時間(倉光&藤原組)である。●機械だけの提供ではなく、「機械とノウハウの提供」それがジャグロンズのスタイルである。●納品させていただいた移植機がチンゲンサイ生産の現場で大いに活躍してくれることを祈っている。