●私は現在いろんな方の協力を得て仕事をしているが、スタッフに対して「何でそこに気づかないのか」と感じることがある。●ある時、それは、私自身を観ていることであることに気づいた。スタッフの力を引き出すのは私の仕事。私の指示やまわしが、不十分なのである。●このことに気づいたことは幸いなことである。身近にいるスタッフは、私の「鏡」でもある。私が嘘をつけばスタッフも嘘を付くようになるし、私が言い訳すれば、スタッフも言い訳するようになる。それはあたかも、「ドミノ倒し」の様でもある。最初のドミノ牌を倒すのは常に私である。●「鏡」をありのままに観て、好循環を生み出す最初のドミノ牌を倒すこと。それが私のなすべき仕事である。