●美郷町の大坂さんの無農薬直播イネ栽培圃場で奇妙なものを見つけました。これは何だろう!!東北農業研究センターの山本さんにお伺いしたところ、イネの専門家の兼松サブチーム長から回答を得ることが出来ました。◆◆「これは、ホウネンタワラバチの繭だと思います。イネアオムシ(フタオビコヤガ)に寄生します。」◆◆ということです。●一時期、水田のイネアオムシが大発生したことがありましたが、数日後すっかり姿を消してしまったことを思い出しました。このように自然に大発生した場合の害虫はしばらく放っておくと姿を消してしまいます。原因はあとから分かるのですが、イネアオムシが姿を消した原因の一つは、このホウネンタワラバチだったようです。この「俵型の繭」はイネの葉っぱにたくさん付いていました。●圃場は「屋根のない博物館」です。これからも、ジャグロンズは読者のみなさんに、「屋根のない博物館」の魅力を知っていただくために館内をナビゲートさせていただきたいと思います。