●ジャグロンズの生産者の生産スタイルの一つとして、「渡り鳥農業」がある。一見、効率が悪そうに見えるが、露地野菜の継続的生産という面では理に叶った部分もある。一つの事柄も、ものの見方考え方次第で、プラスにとらえることが出来たり、マイナスにとらえることが出来るのは面白い。●ここ数年の「渡り鳥農業」実践の中で、一つ注意しなければならないことが分かった。メンバー間の意志疎通である。「渡る」メンバーと「留鳥」として留まるメンバーに温度差が出来やすいのだ。農業は常に新しいことに直面しそれを乗り越えていく作業の連続である。メンバーの一人にでも、従来の思考や、マイナスにものを見る癖がつくとやっかいである(ここでは、マイナス系鳥インフルエンザと表記する)。マイナスにものを見る目とは、現在自分が行動に移さない理由を、まことしやかに第三者や環境のせいにすることなど。それによって、今活動しないことへの言い訳と現状維持の安心感を得るのである。●世の中の8割くらいの人は、マイナス系鳥インフルエンザに感染しているようにも見える。ジャグロンズは、農業の世界にあって、常にプラス思考路線で、進歩していきたいと考えている。メンバー間のマイナス系鳥インフルエンザから仲間を守ること。それが代表としての私の役割である。★最近面白いことを思いついた。みんなが幸せになり持続的農業生産が可能になる「ヤドカリ農業」である。詳しくは後日記載出来たらと思う。