●益荒男ほうれん草の最高峰に位置する5☆(ファイブスター)。このほうれん草は、全く新しい品種の活用技術の中から生まれ益荒男たほうれん草である。現在このほうれん草を納品させていただいているお客様は、大阪にある森義文さんのお店「カハラ」のみである。http://ameblo.jp/tokyo-gourmet/entry-10816062204.html
●先日、ジャグロンズで最も高価なほうれん草がほしいとのことで、あるジャグロンズサポーターさんににファイブスターをお分けしたところ、そのうちの一つを食べたお友達から、「おいしくない」との反響があったと聞いた。早速、カハラのスタッフの長島さんに電話して聞いてみたところ。「甘みは控えめだが十分に味が濃くておいしいですよ」との回答。
●ほうれん草のおいしいには、2つの軸がある。一つは究極の甘さをおいしいととらえる軸。もう一つは、風味や灰汁(アク)の強さをよい食材ととらえる軸。前者は、野菜嫌いの家族を持つ奥様に絶大な支持を得ることのできる軸。そして後者は、プロの料理人の方に支持される軸である。
●益荒男ほうれん草の5☆は、両者の軸に対応すべく、TypeJ(後者に対応)とTypeM(前者に対応)を揃えている。
●今回、サポーターさんにご迷惑をかけてしまったのは、TypeJに近い5☆益荒男ほうれん草を提供してしまったこと。今回、500g1000円は高いとの感想が寄せられたようだが、今回の出来事を契機に今後益々精進してもっと高価なほうれん草を生み出していきたい。今後、一般のお客様にファイブスターTypeMを提供させていただく際は、500g2000円(リテールパッケージ150gで980円)の予定である。
●益荒男ほうれん草5☆(ファイブスター)、それは、自動車にたとえると、ポルシェなんかではなく、バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場するタイムマシン「デロリアン」である。これは、野菜として販売する代物ではないのかもしれない。藤原の趣味の領域の世界であるから、高価な代金を払ってもわかってもらえる人に評価いただければよいと考えている。
●ファイブスターなんか食べなくても、多くのみなさんに親しまれている、ゴールデン、アフロ、ブラックの3タイプ益荒男ほうれん草のいずれかが、きっとおいしいほうれん草を求めるお客様に満足してもらえることを確信している。ちょとだけ贅沢な気分になれる野菜、それが「益荒男ほうれん草」なのだから。