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農作業アナライズ(1)2013.9.30

●研修生のA君と育苗ハウスを組み立てていく行程で、1つ「気づき」があった。研修生Aは、ハウス出入り面の柱を6本たてるのに1時間を要した。翌日私が同じ作業をすると、35分でできた。二人とも一生懸命やっているのになぜこんなに差があるのか、自分なりに解析してみた。私の作業工程は、4行程、これに対して、Aくんは6行程で作業をしていた。1.5倍の行程と作業の熟練度が、結果に現れたものと考える。
●A君は、総合的に見れば至って平均的なまじめな研修生である。今回の解析をどう現場で活かせばいいのか?仕事を、効率よく進めるためには、@作業の本質を理解すること、Aきびきびとした動作に努めること、B無駄な行程を省くこと、以上3つの事柄が重要である。A君は、きびきび動作優先型の研修生なので、今回の2行程分の違いの作業を説明した。少し、ロジックな思考に苦手な傾向があるA君、解ってくれればいいのだが、、、今後の成長に期待しようと思う。

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2013年09月30日 12:42に投稿されたエントリーのページです。

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