■農作業アナライズ(15)2013.11.4・・・イチゴの畝たて作業、パタパタ
●作業者および作業環境◆作業日時→2013.11.2。◆オペレーター→藤原隆広、補助-菊池惇一。◆作業環境→◇三菱製パタパタ管理機(三菱管理機MM701Sのギヤボックス機故障のため同等のパワー(7.5ps)のシバウラ管理機(シバウラKJ752)にパタパタ作業機を応急的に接続して作業を進めた。)水糸利用。◆予め、ヤンマーAF22MarkV(22ps)with1.5mロータリーで、クリープ耕耘した状態で作業した。◆作業規模→畝幅1.2m、畝長27m、通路幅0.2m、畝高0.4m。◆パタパタ成型後、人力で通路の土を畝天面にあげて畝高をかさ上げ。◆普通クワ1人、東京鋤簾クワ1人
●計測結果→パタパタ作業→45分/2人、人力作業→2.5時間/2人
★播種作業 ジャグロンズレコード→3.25hr/1.5a/2人
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■農作業アナライズ(16)2013.11.4・・・イチゴの植え付け時間(土耕高畝栽培)
●作業者および作業環境◆作業日時→2013.11.3。◆作業者→藤原隆広。◆作業環境→◇矢崎アイポットのいちご苗(秋田県で育苗した自家苗)、9cmポリポットのいちご苗(新潟県で育苗した購入苗)。いずれも品種は「桃薫」◇作業環境→砂壌土パタパタ成型大高畝(畝高0.4m)、株間35p、2条、千鳥植え。作業方式→ジャグロンズ式南方面&畝外方向45度傾斜植え。◇使用道具→バケツ、穴あけ棒(アイポット苗で使用)、移植ごて(ポリポット苗で使用)、2.1mバカスティック(馬鹿棒)
●計測結果→◇アイポット→ポットからの苗抜き、23株/1分、植え付け、74株/15分(穴あけ含む)。◇ポリポット 畝天面への苗の配置→112株/11分、植え付け→112株/25分。
★播種作業 ジャグロンズレコード(800株/1aで換算) アイポット苗の場合→3.28時間/1a、ポリポット苗の場合→4.29時間/1a
●ポリポット苗では、移植作業時間の大半を中腰で作業しなければならなかった。これに対して、アイポット苗では、中腰の頻度は、作業時間の半分以下だっだことから、いちご苗の植え付け作業では1時間程度のデータの違い以上に、アイポット苗のほうが楽に感じられた。作業面では、アイポットの方が優れるが、資材の価格や回収のことを考えると、購入苗にはポリポット。自家苗には、アイポットが、それぞれ理にかなっていると考えられる。