●作業者と環境◆藤原隆広。◆作業日2013.11.8、トリミング済みほうれん草の計量からパッケージングまでの作業。ジャグロンズ式半自動調整ライン(太陽VF800+4mストップセンサ付ベルトコンベアシステム導入)にての単独オペレーション。
●作業規模、150g×45入り1箱。×5セット
●計測結果(作業に要した時間) 37分/箱/1人。32分/箱/1人。29分/箱/1人。31分/箱/1人。30分/箱/1人。
★調整後のリテールパッケージ作業 ジャグロンズレコード→159分/5箱/1人(31.8分/箱/1人)
※過去(3年前)の記録→(単独セル作業システム;滑りフィルムを使った手作業)→90分/箱/1人
●限界作業量、ゲイジャー→4箱/1hr/1人(ラインは4人まで作業参加可能)、バッグスタッフィング→13箱/1hr/1人、シーラー→6箱/1hr/1人(新システムでは、サブポジション導入により2名まで作業可能)、ボクサー→35箱/1hr/1人
●今回の計測で、ジャグロンズ式半自動調整ライン導入により単独作業では作業効率を3年前の3倍に改善できることが証明できた。
●今回のシステムは、複数のチームで取り組んで効果を発揮するシステムをあえて、単独で行ってデータを収集した。4名のチーム体制で本システムを運用すれば、チーム効果(相乗効果)が生まれ、さらに約1.5倍の生産性が期待できる。
●今回のシステムは、複数のチームで取り組んで効果を発揮するシステムをあえて、単独で行ってデータを収集した。4名のチーム体制で本システムを運用すれば、チーム効果(相乗効果)が生まれ、さらに約1.5倍の生産性が期待できる。
●つまり、4名のチーム体制で取り組むことで、律速ポジションと考えられるバックスタッフィングまたはシーラーの限界値まで効率を上げることができ、理論的期待値は、およそ12箱/1時間/4名であると考えられる。今後、実測により、理論を実証して行きたいと考えている。
●2014.11.18、シーラー&ボクサー40入り/1箱で計測した結果→5箱/1人、58分
※ただし、袋から刃先が出ているケースが8割以上でシーラー前の調整に手間取る。