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夏の「益荒男ほうれん草」

 
今日も早朝(5時〜7時)ほうれん草を収穫しました。
今回収穫のロットは、露地無農薬栽培です。高屋敷圃場でとれたほうれん草は、葉色が濃く肉厚です。早朝収穫したほうれん草は、3〜5℃で予冷して、しゃきっとさせた後翌日発送されます。収穫後2日目でお客様のところに届くスタイルが、もっともよい状態でほうれん草をお届けできるスタイルです。
 


ほうれん草、雨よけハウス第1ロット、出荷終了



 
美郷拠点の「益荒男ほうれん草」60kgほどの第1ロット、すべて売り切れました。みなさんありがとうございました。


美郷拠点ほうれん草出荷開始



三重安濃津拠点でのほうれん草生産は、本日で終了。先日からは、秋田、美郷拠点での収穫、出荷を開始しました。写真はハウス雨よけ栽培の様子、ここでも、肉厚でがっしりとした「益荒男ほうれんそう」が着々と育っています。


安濃津拠点のほうれん草もあとわずか


大好評をいただいております「益荒男ほうれん草」三重県安濃津拠点での生産もあとわずかとなりました。(残念ですが、これらのほうれん草はすでに売約済み。お問い合わせいただいてから納品までお待ちいただいている状況です。)
6月からは、秋田美郷拠点での出荷が開始される予定です。


幻のほうれん草

●4月17日。珍しいほうれん草がとれました。軸を食べるほうれん草です。畑でかじってみると甘い!!●早速京都、名古屋、東京の料理人の方に試していただきましたが・・・ちょっと難ありだったようで・・・・今回は販売までには至りませんでした。●葉っぱをつけてしまったのが悪かったようです。茎だけを食べると結構いけるのですが・・・
●今回の幻のほうれん草は3つ。「スティックセニョリータ」「スカンポ」「レッドサンダー」です。

★「スティックセニョリータ」↑

★「スカンポ」↑

★「レッドサンダー」↑


「益荒男ほうれん草」の名前の由来

●「益荒男ほうれん草」とは、ジャグロンズ(Jagrons)の生産ブランドであるポパイズ・ガーデン(Popeye's Garden)で作っているほうれん草の総称です。
●現在は秋田の美郷拠点(5月〜10月)と三重の安濃津拠点(10月〜5月)の産地リレー方式で生産しているほうれん草。年間を通しての特徴は肉厚でがっしりした外見です。
●その前に、ポパイズ・ガーデンの由来を説明しましょう。これは今から三十数年前のアニメ作品「ポパイ」に由来します。作品タイトル名「ポパイの畑に手を出すな」では、ポパイがほうれん草の赤ちゃん(ブロッコリーのような形をしています)におしめをしてあげて畑に植えているシーンが登場します。当時は、ほうれん草の移植栽培なんかは存在しないはずですが、アニメ漫画の作者が創造して作成したのでしょう(もちろんアメリカではほうれん草の移植栽培なんてしていません)。
●空想の世界でのみ存在したほうれん草の移植栽培。三十数年の月日を経て、ジャグロンズのもとで実際の生産事業の中で活用されるようになりました。
●「益荒男ほうれんそう」の「益荒男」それは、映像の中で移植栽培を実践していた「ポパイ」にちなんだ名前でもあります。ポパイ=益荒男(力持ちで男らしいという意味)。ジャグロンズのスタッフ=益荒男との説もありますが・・・そのようにありたいと、日々研鑽している私たちです。


赤軸ほうれん草「レッド」タイプ

 
●今年新しく登場したほうれん草、「レッド」。市販の赤軸ほうれん草の種子を使いますが、「ジャグロンズ農法」を活用してじっくり作ることで、冬場は真っ赤っかのほうれん草になります。
●3月下旬〜5月上旬にかけては、実はほうれん草の、花盛り期間。ほうれん草が1年で一番花を咲かせやすい季節となります。
●この「レッド」タイプの利用価値は、葉柄または茎の部分の真っ赤な色素。とう立ちのレッドの真っ赤な部分は、漬け物にもぴったり、新しい食材としての益荒男ほうれん草「レッド」タイプ、これからがもう一つの旬を迎えます。


「益荒男ほうれん草」リテールパック

 
これが、「益荒男ほうれん草」リテールパック
通常、業務用出荷主体のほうれん草ですがこのような包装で出荷されることもあります。
右が「ブラックタイプ」、左が「アフロタイプ」。
伊勢丹新宿店での特別販売会で登板したのは「ブラックタイプ」。2日間で通算230ケースがお客様の手元に渡りました。2日間とも、途中で売り切れ後免になってしまった人気の商品です。


Spinach Garden美郷拠点のご紹介(3)

6月から本格的に出荷を開始している秋田のSpinach Garden 美郷拠点をご紹介します。
☆現在3ヶ所の直営圃場があります。@第一圃場、A第二圃場(高屋敷圃場)、B第三圃場(北明田地圃場)それぞれ、特徴のある圃場です。
◎今回は第三圃場(北明田地圃場)です。
今年初めて使用する圃場です。近くにナイター設備を備えた六郷球場があります。アイガモ農法を実践している方の田んぼに隣接してます。
 
★ちょっとナイターの光が気になる北明田地圃場
 
★アイガモ水田とナイター球場


Spinach Garden美郷拠点のご紹介(1)

6月から本格的に出荷を開始している秋田のSpinach Garden 美郷拠点をご紹介します。
☆現在3ヶ所の直営圃場があります。@第一圃場、A第二圃場(高屋敷圃場)、B第三圃場(北明田地圃場)それぞれ、特徴のある圃場です。
◎今回は第一圃場です。
育苗施設に隣接する圃場です。昨年からの栽培実績があります。
 

 



「Jagronsほうれん草」3つのラインナップ+1

ジャグロンズの冬のほうれん草の代名詞それは、黄緑色の葉色が特徴のあまーいほうれん草「ゴールデンタイプ」。これは、今年も主力商品として、皆様に楽しんで頂きたいと考えております。今年は一部、中華などの油炒め料理に適した「アフロ」タイプ、そして、和風の味つけにベストマッチな「ブラック」タイプの生産を開始。3つの個性ある商品を揃えることが出来ました。いずれのタイプも、一定期間以上、冬の寒さにさらすことで、個々の個性を保ちながら糖度が10度以上でサラダでもいける甘いほうれん草になります。それでは、3つのタイプの特徴を紹介させていただきます。
「ゴールデン」タイプ
  
★緑色の葉が、熟して甘くなるに連れて、黄金色の葉色になります。2007年12月9日のデータ:糖度11.5度(Brix%)・葉色32.9(SPAD値)。

「アフロ」タイプ
  
★縮れた葉が特徴です。畑の生育している形が、アフロヘアに似ていることから「アフロ」とネーミングしました。2007年12月9日のデータ:糖度8.5度(Brix%)・葉色44.0(SPAD値)。

「ブラック」タイプ
  
★一際目立つ濃緑色の葉が特徴の「ブラック」タイプですが、葉の裏側は普通の緑色。あっさりとした風味が特徴です。2007年12月9日のデータ:糖度8.0度(Brix%)・葉色54.0(SPAD値)。

「スタンダード」タイプ
お客様からの要望により、+1の設定として、「スタンダード」タイプを設けました。これは、「ゴールデン」タイプ(糖度9〜12度程度)よりもやや若い状態で収穫するもので糖度が6〜9度程度ですが、「ゴールデン」タイプよりも緑色がやや濃いのが特徴です。従来のほうれん草の風味がありますので、常夜鍋http://www.jagrons.com/archives/2007/12/post_234.htmlなどで頂くと大変美味しく召し上がれます。


僕がやりたいほうれん草づくり

●僕がやりたいほうれん草づくり。それは、ほうれん草を生産することだけではない。まず基本が、ものを作ること。そしてその商品がお客様によろこばれる形で消費していただくこと。ほうれん草といってもいろいろある。お客様がほうれん草に何を求めているのかを知ることで、お客様に満足していただけるほうれん草を作ることが出来る。
●昨年は、甘さを第一に考えたほうれん草づくりに取り組んできた。今年は、お客様のニーズを探るべく、ちょっと代わったタイプのほうれん草も作っている。何件かのお客様に比べてみてもらった結果、今年の商品のラインナップを3種類揃えてお客様にお届けさせていただくことにした。
●3つの商品を紹介させていただくと、まずは、主力商品で、独特の甘さが特徴の「ゴールデン」タイプ、次ぎに、中華などの油炒め料理に適した「アフロ」タイプ、そして、和風の味つけにベストマッチな「ブラック」タイプ。以上の3つの個性ある商品を揃えることが出来た。いずれのタイプも、一定期間以上、冬の寒さにさらすことで、個々の個性を保ちながら糖度が10度以上の甘いほうれん草になることから、サラダでもいける商品になる。


Jagronsほうれん草「サマータイプ」

ジャグロンズほうれん草(移植栽培+無農薬栽培)
ほうれん草の収穫を開始しました。今回のほうれん草は、露地栽培にこだわり、完全無農薬栽培で作った、移植栽培ほうれん草です。野菜には最高の土と言われる黒ボク土壌の畑で時間をかけてじっくり作ったほうれん草です。夏の栽培では、糖度は上がりませんでしたが、食べた感じ苦みが少なく食べやすいほうれん草になったというのが私自身の感想です。冬のほうれん草が、ハーゲンダーツアイスクリームだとすれば、今回のほうれん草は、天然湧水を利用したかき氷に例えることが出来るのではないでしょうか。「清涼感のある味」それが今回のほうれん草のポイントかと思います。
今の時期に完全無農薬栽培の物を提供するというのもジャグロンズほうれん草の特徴です。これからも、本当に必要なとき以外は農薬を使わず、食べていただくお客様の視点に立ったほうれん草作りに心がけたいと思います。
 




市販ほうれん草のビタミンC含量と硝酸含量

ほうれん草は、栄養成分が豊富な野菜のひとつとして知られています。
ちょっと話しがずれますが牛乳パックの後ろには一年間の乳脂肪分の変動が示されているのを目にすることがあります。私たちが普段食べているほうれん草、実際のところどうなのでしょうか。私が、近畿中国四国農業研究センターで野菜の研究に取り組んでいたとき、高品質のほうれん草を作る上でのベンチマークとして、京都府綾部市内のスーパーで売られているほうれん草のビタミンC含量と硝酸塩含量を1年間調査したことがあります。その結果、寒い時期の方が夏よりも品質が高い傾向があったのですが、一概にそうも言えない結果でした。冬場でも夏場のものより品質が低い場合があったりします。また、葉色などの見た目ではなかなか品質を判断することが出来ないことも分かりました。
私たちジャグロンズは、畑から直接お客様にほうれん草をお届けするなかで、感謝の気持ちと一緒にこれらの情報をご提供していきたいと考えております。
調査結果の概要と詳細はこちらをご覧下さい。
概要http://www.jstage.jst.go.jp/article/hrj/4/3/4_347/_article/-char/ja/
詳細http://www.jstage.jst.go.jp/article/hrj/4/3/347/_pdf/-char/ja/


菜っぱは身体に良い?悪い?

1.はじめに
ホウレンソウやコマツナなどの菜っぱ類は緑黄色野菜に分類され,からだによい食品として知られています。しかし、最近、硝酸を多く含んだ野菜が健康を脅かしているとの指摘(河野、2000)もあり、消費者の不安を煽るような報道がされることもあります。実際のところはどうなのでしょうか? 野菜の摂りすぎは健康に悪いのでしょうか? 
 今回は、野菜に含まれる体によい成分を「薬」、悪い成分を「毒」として考えたとき、菜っぱ類の「薬」と「毒」について考えてみましょう。

2.野菜に含まれる「薬」
 野菜に含まれるビタミン類などの成分は、比較的強い精神的・肉体的ストレスによって、私たちの体内に発生し、ガンなどの病気のもととなると考えられている活性酸素という物質を無毒化してくれることがわかっています。したがって、ここではビタミン類などの成分をかりに「薬」と考えることにしましょう。

3.野菜に含まれる「毒」
 菜っぱ類に含まれる最も一般的な「毒」の成分は硝酸です。とはいってもこの硝酸という物質、最も一般的な肥料の成分で、野菜の生育にはなくてはならない成分なのです。しかし,人間にとって、硝酸の摂りすぎは呼吸障害(欧米では乳幼児に裏ごししたホウレンソウを離乳食として与えた結果、赤ん坊が真っ青になり30分もしないうちに死に至ったことからブルーベビー事件として知られている)を起こしたり、硝酸が肉や魚の焦げの成分のアミン類と結合して強い発ガン性物質であるニトロソアミンを生成し、ガンを誘発することが知られています.世界保健機構(WHO)によると、硝酸摂取による人間の単独致死量4gとされています。また、1日の許容摂取量は体重1kg当たり3.7mgとされており、体重50kgの女性なら185mgが上限ということななります。ところで、人間が口から摂取する硝酸はおもに飲料水と野菜からであることが知られていますが、イギリスでは飲料水70%、野菜21%(イギリス農業政策研究会の調査より)なのに対して、日本では87.6%が野菜からの摂取であることが知られています(山下、2002)。このように、日本人の硝酸摂取量のほとんどが野菜からなのです。
 それでは、野菜にはどれくらいの硝酸が含まれるのでしょうか。一般的には東京都の過去の調査データでは,チンゲンサイで新鮮重(F.W.)100g当たり1.6g含まれていた事例も認められています。これは、チンゲンサイの一般的な硝酸含有量が0.37g/100g F.W.であることからするとかなり特殊な事例ですが、希にですが栽培条件によってはこのようなこともあり得るということを示しています。仮に1.6g/100g F.W.の硝酸を含んだチンゲンサイを3株(1株100gとして)食べただけで4.8gと軽く先ほど示した単独致死量の4gを越えてしまいます。一度に300gも食べることはないでしょうから、野菜を食べて硝酸の急性毒で死ぬことはまずないでしょうが、許容摂取量を超えた摂取は慢性毒による害も考えられますし、毎日食べたい野菜だからこそ硝酸濃度が一定基準値の以下のものを食べたいものです。平成10年には国会(衆議院)野菜の硝酸塩汚染に関して取り上げられた経緯もあり(http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/
0/72f0934521dd526e492565f30027d914?OpenDocument
)、日本でも野菜の硝酸濃度の上限値を300mg/100g F.W.とする動きがありました(山下ら、2002)。しかし、2007年の現在そのような動きはありません。「今まで食べてきて問題がないので、大丈夫」というのが、その理由のようです。硝酸の有害性が科学的に十分に証明されたわけでもないので何とも言えませんが、私には「欧州では消費者よりの行政」「日本では生産者よりの行政」が行われているように感じます。

4.「薬」と「毒」とで考える菜っぱの品質
 菜っぱの「毒」と「薬」を多い、少ないの2つの見方から分類すると図のように4つのタイプに分類できます。最も理想の品質はDのタイプです。このタイプは、適正な施肥管理と十分な光合成が行われることで得られる品質と考えられます。

5.どうしたら安全な野菜を手に入れることができるの?
 野菜の品質は、一般的に葉の色が濃く、葉柄の割合が少ないものがよいなどといわれていますが、必ずしもDのタイプになるとは限りません。見た目は非常によくても、AやBのタイプに属することがよくあります。「毒」の少ない安全な野菜を入手するには、直接菜っぱの硝酸濃度を検査済みのもの購入するか、消費者のみなさんが栽培方法と品質との関係を理解していただき、生産者から詳細な栽培履歴を聞くことによって品質の判断をしていただく他ありません。こういった点からも生産者と消費者との距離が小さくなることは重要です。

6.Jagronsにおける取り組み
 現在、私たちJagronsのメンバーは、これまでの一般的な概念にとらわれず、いろいろな栽培方法と菜っぱの品質との関係を明らかにし、「薬」が多くて「毒」が少なくかつおいしい高品質野菜の栽培方法について研究し、技術開発に取り組んできました。そして、この度、ビタミンCが多くで硝酸の少ないホウレンソウの生産に成功しました。また、お客様に自信を持っておいしいホウレンソウをお届けするために、出荷前のホウレンソウの葉柄基部の糖度を測定し、一定基準をクリアしたものだけを直接お客様にお届けするサービスを開始しました。安全でこれまで以上においしい国内野菜を安心と一緒にご提供すること。それがJagronsの願いです。


参考文献
河野武平.2000.野菜が糖尿病をひきおこす!?.宝島社新書.
山下市二.2002.野菜の硝酸.食品衛生学会誌.43:12-15.


Jagrons「ほうれん草」=移植栽培

 ジャグロンズほうれん草セル成型苗育苗という育苗方法を導入した移植栽培ほうれん草です。私たちは、セル成型苗を利用した移植栽培技術の導入を核とした独自の栽培方法によって、一般のホウレンソウ栽培ではあり得なかった、糖度12〜14度(Brix%)のほうれん草を生産することに成功しました(ただし、測定部位は葉柄基部、2006年度12月〜3月収穫で確認)。初めて食べるフルーツのような甘いほうれん草。未知の世界の「フルーツ・スピナッチ」を是非一度おためし下さい。
注)ほうれん草の糖度は、生育ステージによって個々に異なります。8度(Brix%)以上を目安に収穫して、出荷させて頂いております。遠方発送のお客様には、事前に畑の状況をお知らせしてからお届けさせていただきます。
  

  

                   ほうれん草の糖度測定方法はこちら↓

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