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イネアオムシ(フタオビコヤガ)



 
●アオムシといえばキャベツ畑キャベツ畑のアオムシはモンシロチョウの幼虫です。
●今回は美郷町の田んぼでアオムシを見つけました。その名も「イネアオムシ」、フタオビコヤガの幼虫です。むしゃむしゃイネの葉っぱを食べています。このままおむしゃむしゃ食べ続けるのでしょうか、今はイネアオムシにとって一番幸せなときのようです。
●これまでの経験だと、自然に近い田んぼでは決して一つの虫だけが増え続けるということはないように思います。ある時を機にぱっといなくなってしまうのです。天敵が一斉に押し寄せてくることが多いのですが・・・もう少し様子を観察してみようと思います。
◆<被害と虫の特徴>
幼虫が葉を食害し、葉にカスリ状の食痕が見られる。多発すると葉が食いつくされて中央の葉脈だけが残る。
幼虫は体長2〜2.5センチで、1枚の葉を2つまたは3つに折り曲げて、綴った中にいる。シャクトリムシのような歩き方が特徴である。
成虫は体長0.8〜1センチの蛾である。翅は黄色で2本の褐色の筋がある。
1年に5〜6回発生し、局地的に多発する。
★解説は、ひと目でわかる花と野菜の病害虫(大阪府園芸植物病害虫図鑑)より引用

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2009年08月08日 18:03に投稿されたエントリーのページです。

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