●朝起きて人と顔を合わせた時の第一声「おはようございます」。これは、教科書的に言えば基本であり、誰もが当たり前のことと言う。しかし、なかなか、この第一声がでないことを、自覚していない人が多いような気がする。●私が高校1年生の時、入部したての陸上部で、武藤さんという主将に挨拶が不十分であるとの指摘を頂いたことがある。指摘をされるまで、本人は挨拶が出来ないとは思っていなかった。挨拶が出来ないことは、出来ない本人は案外気づいていないことが多いのである。●挨拶は、幼少時からのしつけによるところが大きいとも言われるが、そうであろうか?自分で自覚すればいつからでも遅くないような気がする。他の面で優秀な人間でも、挨拶が出来なければ、人間力の評価は半減。大人になると、挨拶を出来ないことに対して指摘してくれる人はきわめて少なくなる。読者のみなさんで、心当たりのある人は朝の第一声「おはようございます」を誰よりも早く実行してみてはどうだろうか?「一番鶏」になるような気持ちで頑張ってみよう!!