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高橋文次郎先生を偲んで

●日本大学の恩師の高橋文次郎先生が先日亡くなりました。8月27日に世田谷の豪徳寺で行われた葬儀(通夜)に参加してきました。高橋文次郎先生は、果樹蔬菜園芸学研究室の教授として私たちをご指導くださいました。同期の一番弟子として研究室の入室を許された私は、いろんな場面で先生の訓辞を聞きながら研究室生活を過ごしてきました。●秋田県庁と農林水産省の合格通知をもらって進路に悩んでいた時も、「何を悩んでいるんだ、君は農林水産省に入りなさい」と背中を押してくださいました。その後も、先生は、後に農林水産省での上司で恩師に当たる吉岡 宏元野菜茶業研究所長を紹介して頂いたり、私の転機に大きく関わっていただきました。先生がおられなかったら現在の私はありません。●喪主のご意向では、遠方からの参列はご遠慮いただきたいとのことでしたが、人が生まれることと、人が亡くなることは、一生に一度しかありません。そういった大きなけじめの出来事に対して、私自身の心のけじめを付けるために参列しました。●今回は、同じ志の教え子を始め多くの関係者のみなさんが多数参列しておりました。そして、偶然お話しした東京で大規模畑作を営んでおられる山下雄司さん、の他、今後事業の発展に大きく影響するような何人かの方々との出会いがありました。●「君たち、人生伸るか反るかだよ。一生懸命勉強して頑張りたまえ!!」生前の先生の口癖が聞こえてきた様な感じがしました。今回の多くの方々との出会いも先生が私たちに与えてくれた最後のご指導と思い今回のご縁を大切にしていきたいと思います。●先生お世話になりました。安らかにおねむりください。合掌。

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2009年08月28日 05:50に投稿されたエントリーのページです。

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