○↑A圃場と↓B圃場
●秋田県美郷町で初めて取り組んだ再生紙マルチ直播栽培。圃場は六郷東根圃場と仙南圃場。
●六郷東根圃場(A圃場)は5月19日の敷設。水利が悪く山の沢水を利用しなければならないのが特徴で、水はけもあまりよくありません。一方、仙南圃場(B圃場)は5月31日の敷設。栽培規模が小さく、水利がよく日照時間もこちらの方が長いのが特徴です。
●結果は、大きく分かれました。A圃場は、低温の期間が長かったため、出芽までの期間を長く要し、これに伴い浅水管理の期間が長引いたため、雑草が生えてしまうという悪循環に陥ってしまいました。これに対してB圃場では、スムーズに出芽したためその後の灌水管理も順調に推移し、雑草も全く生えませんでした。来年は、B圃場を中心に面積を拡大する予定です。