●経営革新塾第1回講師の大木さんは、「経営者は司令官、コンサルタントは参謀である」と言っておられた。また、以下のように続けられた。「なので、塾の講師は「先生」ではなく、部下である。そして、経営者である受講者はいかに、講師を活用するかが大切である。」なるほどと感心した。
●前回のブログで書いたとおり、昨日の経営革新塾第2回では、ちょっとこの前提が忘れられていたように思う。「司令官」が「参謀」を上手く活用するという前提が成立し得ない状態になっていたように思う。
●参謀はオールマイティーではない。司令官は、参謀の得意な部分を活かすようにすべきである。5人いたらすべての参謀に十分に力を発揮させるべきであり、1人2人の参謀の力しか引き出せない司令官は、前者の司令官率いる部隊から勝利を上げることは出来ない。
●どうしたら、優秀な人材(しかし、人は決して万能ではない)の力をフルに発揮させることが出来るだろうか。それが、専ら私の関心事である。