●何か分からないことに遭遇したとき。人はまず第一に、次のいずれかの反応を示す。
@そのまま無関心に過ごす。(無関心型)
A人に聞く。(他力型)
B自分で調べる。(自力型)
●3つの類型の特徴は表に示す通りである。
●次に他力型と自力型について、さらに2つずつのタイプに分類できる。
○他力型
@聞くことに満足して、内容は理解しなくても済ませてしまうタイプ(見かけの他力型:実質無関心型)
A納得するまで、食いついてななれないタイプ(他力成就型)
○自力型
@調べるが、たいてい途中であきらめてしまうタイプ。(見かけの自力型:実質無関心型)
A自分が納得するまで調べ続けるタイプ。(自力成就型)
●人にものを教える立場に立ったとき、教わる立場の人が上記のどの分類に属するかを速やかに判断することが、重要である。学ぶ立場にあっても、自分では、他力成就型、または自力成就型であると思っている人でも時と場合では、案外、実質無関心型に属する場合が多い。
●人を育てる際は、純他力型、または、純自力型の素養を見分けてそのタイプに対しては、集中的に知的刺激のシャワーを浴びさせることが有効である。
●実質無関心型は、動機としてのきっかけはあるので、それを持続できるような対処が必要である。その対処方法として有効なことの一つが、「夢を与えること」であると思う。「こうなりたい」、「ああなりたい」そんな自意識が芽生えたらしめたものである。あともう一つ有効なこととして挙げられるのが「成功体験」である。どんな些細なことでも良いから、幼少時から何かで成功した体験をするということは、努力を持続させる上で必要なことの一つであると考えられる。
●農業を志す人が、夢を叶えることをバックアップすることがジャグロンズの使命の一つでもある。
●私たちは、自らも農業者として共に日本の農業の活性化に貢献してゆきたいと考えている。