Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


今日はJagronsの決算日、藤原隆広の反省と豊富

●今日は、4期の決算日である。今年は、昨年並みの売り上げとなったが、その内容は、マニアックな部分で改善された点が多い。しかしまだまだ、会社の経営上の改善点は多いし、何よりも経営者としての藤原隆広自身の改善すべき点が多い。
●「藤原隆広はまだ経営者ではない。技術者である。」それが自己分析の結果である。経営者としての自分と技術者としての自分、この2つの比率を考えた場合、現在は0.5:9.5の状態だと思う。これではまずい。しかし、一方で、私が取り組む農業(事業)においては、ある程度の売り上げと経常利益を得るのに経営者の比率が技術者の比率を上回る必要はないとも思う。農業生産法人で数百億を売り上げるのでなければ、3:7くらいで十分ではないだろうか。これは、技術開発型農業生産法人の黄金律のような気がする。
●明日から始まる来期は先ずは2:8を目標に自己改革をしてゆきたい。手始めに取り組むのが近くのお客様の開拓。今年(第4期)は、津市と伊勢市の2カ所に限定して直売形態のBtoC販路の開拓を強化する。そして、お世話になっている東京・大阪・名古屋のお客様との関係についてはこれまでの関係を省みた関係強化と無理のないBtoB販路の開拓。今期取引を希望されるお客様に対しては、来期からの取引を前提とした「お見合い」スタイルの取引関係を築いて行くことに決めた。
●合っていきなり「ビビットきて」電撃的におつきあいするのは、生産者として得策ではない。生産物が粗末に扱われてしまうことが分かったからだ。良いものをじっくり作っていれば、急激な会社の成長にはならずとも、じっくり右肩上がりの成長が出来ると考えるからだ。
●ということで、ご縁があって今年新しく取引を開始するお取引先様とは「先ずはお友達から」といった感じでスタートさせていただきたいと思う。

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2011年09月30日 22:17に投稿されたエントリーのページです。

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