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二戸流稲作技術(4)---除草剤の使い方

●農薬は、収穫前の栽培期間に使うもの(Pre Harvest type)と、収穫後に使うもの(Post Harvest type)の2種類があります。前者はさらに、殺虫剤(insecticide)、殺菌剤(Fungi cide)、除草剤(her bicide)の大きく3種類に分けられます。二戸さんは除草剤の仕様について次のように解説してくれました。
●田植え後の除草剤の利用のスタイルは、以下の4つに分けることが出来る。(1)初期剤−中期剤−後期剤→(3回)、(2)1発処理剤→(1回)、(3)初期剤−1発処理剤→(2回)、(4)1発処理剤−後期剤→(2回)。もっとも楽なのが、1発処理剤1回処理である。
●除草剤を効かせるには、水深が深いほど、効果的で12p以上が好ましい。4.5葉期の苗は草丈が20p程度なので、深水管理に向いている。除草剤使用後は、自然減水を待ち、地表面が見えてから2〜3日置くのがよい。

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2011年10月01日 08:40に投稿されたエントリーのページです。

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