Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する


野菜物語・・・浄土寺いも(甘藷)

ジャグロンズの実践農場、5年ぶりに規模拡大をかねて移転しました。同じ町内ですが、津市安濃町浄土寺というところです。この浄土寺という土地は、畑に向いた土地で、地元のお年寄りの間では甘藷がおいしいといわれているところです。しかし、実際に本格的に甘藷の生産に取り組んでいる生産者はおりませんでした。土を観て私が感じたのは、鳴門金時の産地徳島の土質に非常に近いということ。そこで、全国から10種類以上の甘藷の苗を取り寄せ、この土地に合ったものを選抜しようと試みました。栽培様式は本場鹿児島の様式に習い、簡単な機械化も図りながら600坪の甘藷畑を作りました。その中から4つの品種を選別しました。すなわち、黄色、橙、白、紫、といったように色の異なる4タイプです。これらについては、「浄土寺いも」と命名し、来年は、イエロー、オレンジ、ホワイト、パープルの4タイプを生産することにしました。
★「今は産地でなくても、@気候とA作物とB作る技術(人)があれば、良い農作物は出来る。」この思いで、ジャグロンズは新しい農業に挑戦しております。この活動、賛同いただけたら幸いです。

●「浄土寺いも」の特徴
1)イエロー(ベニアズマ系)最も一般的で人気の甘藷の一つ(茨城発祥品種)
2)オレンジ(安納系)焼き芋にするとねっちょりと甘いのが特徴(鹿児島発祥品種)
3)ホワイト(太白系)あっさりした風味が特徴(埼玉県発祥品種)
4)パープル(九州137号系)外観は黄金色、中身は紫、 上品な風味が特徴(宮崎発祥品種)

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2011年11月06日 20:54に投稿されたエントリーのページです。

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