●先日の台風18号2013は、近隣のパイプハウスを軒並み総なめにつぶしていった。
●ジャグロンズの育苗ハウス(約400枚の苗箱を育苗可能)も「時空を越えるアート」状態、しかし、前日の「マイカセン(黒い丈夫なひも)」締め効果によって、変形だけにとどまり、何とか短期間の使用に耐えている状態であった。
●そこで、以前から計画していた新育苗ハウスの組み立て着工を急ぎ、コンパクトで頑丈な育苗ハウスを2棟建てた。大きなハウスだと一カ所壊れると悲惨なので、40cm肋骨仕立てで15mの長のものを2棟にし、1号ハウスは、8重クロス構造、2号ハウスは4重クロス構造の補強を施した。1棟あたり、育苗箱で約300枚の苗を育苗できるハウスである。今回は、PO(ポレオレフィン)ではなく、農ビのフィルムを使用した。農ビは冬の保温性が高い資材である。
●1週間以上かけて、これでもかと言うくらいに工夫を凝らして自作したパイプハウス。これまでの育苗ハウスとは大分違う感触である。