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農作業アナライズ(2)2013.10.4・・・畝立て前の土を細かくする

●畑作では、播種や定植前の土をできるだけ細かくすることが発芽揃いや定植後の苗の活着をよくする上で重要である。
●ロータリーで土を破砕する際のポイントはできるだけトラクタの車速を落とし、ロータリーを高速で回転させること。
●ジャグロンズの農地の土質は、大きく分けて@粘土質土壌、A黒ぼく土壌、B砂質土壌の3タイプ。このなかで、@粘土質土壌の破砕は要注意である。一度、大きなごろ土(土の塊)になると、そのシーズンは土を細かくするのは無理になってしまう。A黒ぼく土壌やB砂質土壌は細かくするのは難しくない。もっとも、@Aの場合でも地表面に草が生えていたり、水田跡の稲株が残っていると、塊ができてしまうのですぐに耕作を始めたいときは荒く起こすのは厳禁である。
●今日は、朝から浄土寺地区の耕起、施肥、畝立て作業をしている。B砂質土壌タイプなのだが、夏場の地力の流亡を防ぐため表面に草を生やしていた。1回の破砕で畝立てできるようにヤンマーF605Dでゆっくりゆっくり耕起作業をしている。

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2013年10月04日 13:36に投稿されたエントリーのページです。

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