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農作業アナライズ(3)2013.10.4-2・・・絶妙なテクニックを要する畝立てマルチ

●ジャグロンズ農業の基本技術は、セル成型苗をマルチングした畝に植え付ける技術。私たちは、えだまめとほうれん草で、年間約30kmのマルチ畝を作る。畝立てマルチャー専用機(トラクタ)は、秋田(クボタJB13)と三重(サトーST2001)に1台ずつ所有している。(この他、新規格の畝立て作業機としてヤンマーAF22MarkVを施肥機と兼用で使用)
●今日は、畝立てマルチ作業も行った。この作業機ちょっとした微調整でぴったりはれるのだが、普通の人では調整できない代物である。これを調整できるのは、アグロエンジニアというカテゴリーに属するメカニック担当のスタッフか必要。現在、常勤のジャグロンズスタッフでは藤原のみである。作業機は、耕耘ロータリーの後ろにあるためトラクタに乗った状態では調整作業ができない、そこで、スタッフの中村にトラクタを操縦させて、私、藤原が、ゆっくり走るトラクタに追尾しながら微調整を重ねる。
●ピシーッとマルチフィルムが張れたときは感動ものである。少し、話はそれるが、作業機を引っ張るプレミアもののトラクター、サトーST2001、これは渋いだけでなく、丈夫でかなりいい仕事をしてくれる。また、頑丈で明るい作業灯と思いのほか明るいヘッドライトは日没後の作業も快適に行える。乾いたエンジン音を楽しみながら2気筒の粘りのあるエンジンを2000回転前後で快調に回して作業を完了させた。確か、これはリサイクルショップで5万円で買ったトラクタだったhttp://www.jagrons.com/archives/2012/12/2001.html。本当にコストパフォーマンスの高いトラクタである。

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2013年10月04日 20:36に投稿されたエントリーのページです。

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