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●稲籾はどのように発芽するのか?
●再生紙マルチ水稲直播栽培の技術の要は、そのメカニズムを知りその情報を十分に活用する事にあります。
●かつて、何かの文献で読んだことがあります。「稲籾は、水の中では芽から発芽し、空気が多い場合は根から出芽する」の様な内容だったと思います。
●大坂さんの、孵卵機を借りて30℃の恒温環境で出芽の実験を行いました。
●実験の結果、予め15℃の水に6日程度浸漬した後、含水率15%まで乾燥させた籾を、利用することで、マルチシート敷設後2日以内で発芽させることが出来ることを確認しました。
●しかし、出芽後の水位が問題。発芽は芽からでますが、水が多い(籾が水中にある)と、芽がどんどん伸びていつまでたっても根が伸びてきません。反対に籾が空気中にあると、根がどんどん伸びて芽は太く短くなります。ちょっとでも水があると根は伸びてきません。
●来年は、大坂さんにお米を作っていただく予定。大坂さんも今回の実験で、稲籾の発芽後の生育特性を目で見て理解していただけたと思います。
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●美郷町の大坂さんの無農薬直播イネ栽培圃場で奇妙なものを見つけました。これは何だろう!!東北農業研究センターの山本さんにお伺いしたところ、イネの専門家の兼松サブチーム長から回答を得ることが出来ました。◆◆「これは、ホウネンタワラバチの繭だと思います。イネアオムシ(フタオビコヤガ)に寄生します。」◆◆ということです。●一時期、水田のイネアオムシが大発生したことがありましたが、数日後すっかり姿を消してしまったことを思い出しました。このように自然に大発生した場合の害虫はしばらく放っておくと姿を消してしまいます。原因はあとから分かるのですが、イネアオムシが姿を消した原因の一つは、このホウネンタワラバチだったようです。この「俵型の繭」はイネの葉っぱにたくさん付いていました。●圃場は「屋根のない博物館」です。これからも、ジャグロンズは読者のみなさんに、「屋根のない博物館」の魅力を知っていただくために館内をナビゲートさせていただきたいと思います。
●今年は、雨が多く枝豆の病気が発生しやすい夏でした。枝豆の圃場の一部に病害発生。早速つくばの作物研に連絡したところ、小松チーム長に対応いただき東北農業研究センターの兼松さんを紹介いただきました。メール添付で写真を送って診てもらったところ、葉焼病の可能性が高いとのこと。2日後に、研究チームの山本さんが現地圃場を調べにやってきて頂きました。
●枝豆畑の根っこを引き抜くと、根粒菌があまり付いていません。山本さんが根粒菌をつぶしてみると、中は腐っています。他の根粒には、フタスジノミハムシの幼虫が入って中を食害していました。
●山本さんの見解は、まずはじめに、生理障害としての窒素欠乏が起き、その後、細菌であるXanthomonus campestrisが感染し葉焼病の症状が現れた。窒素欠乏の原因は、根粒菌の働きが弱いことこの原因として土壌pH(酸性土壌)の影響も考えられましたが、ほぼpH6弱であったことからその可能性は排除して良いようです。いわゆる連作障害圃場ではこのような病害もでやすいようです。これまでの作付け履歴からして来年は、別の作物を作付けしてみようと考えてます。
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●アルタナリア属菌によって引き起こされる病気キャベツ黒すす病。今年は、キャベツの苗に黒すす病が発生した。種子感染の疑いがかなり強い。
●耕種概要;今回は、寒玉系品種「YRしぶき2号」、サワー系品種「YR青春」、ボール系「アーリータイム」の3品種を播種した。アーリータイムは200穴セルトレイ、その他の品種は128穴セルトレイで育苗しました。播種日は、7月17日、7月20日、7月23日の3回に分けて行った。定植日は、8月5日、8月9日、8月10日。培地は150mg/Lの市販の培地に33%の籾殻を混合したため、今回の培地の窒素含有量は、100mg/L程度と推察される。播種後、ジョロ灌水、育苗後期からは底面給水により灌水したので、育苗後半は肥料切れの症状が見られた。育苗日数が20日程度にも関わらず、十分に根鉢が形成されており耕種的には、理想の栽培条件であった。このような条件では、肥料切れの症状が早いものでは10日過ぎ頃から認められた。
●黒すす病の病班は肥料切れの苗と窒素濃度が早く低下する下位葉から認められた。特に、200穴のアーリータイムでは早くから肥料切れと黒すす病の発生が認められ、移植に使えない苗もかなりあった。同じ培地とセルサイズの条件でも、YR青春はYRしぶき2号よりも病徴が現れにくかった。植物体内の窒素濃度が病徴発生と負の相関関係があると仮定すると、YR青春はYRしぶき2号よりも吸肥力が強いのかもしれない。
●病徴発生後の薬剤(ポリオキシンAL水溶剤)散布に、顕著な効果は認められなかった。ただし、育苗後半の低濃度液肥(ハイポネックス2000倍液)の底面給水により病徴の拡大は抑えられるような傾向が認められた。
●以上の結果とこれまでの経験を踏まえて今回のキャベツの育苗技術を総括すると、ジャグロンズ独自ブレンドの育苗培地では、128穴セルトレイを使用し、播種後10日目まではジョロ灌水し、その後頃、2日ほど真水で底面給水した後、底面給水溶液を2000倍程度の低濃度液肥に変えることで健全で、良質の苗を作ることが出来ると考えられる。
●2週間前までは、茜トンボの空母の役割を果たしていた、再生紙マルチ水稲直播栽培の実証圃場(田んぼ)、10万頭の茜トンボは、今は山の上。最近は、茜トンボに変わって毎日空に羽ばたいているトンボがいる。茜トンボより一回り大きいトンボである。すぐに、シオカラトンボとは出てこなかった。シオカラトンボといえば、渋いブルーグレーの♂型の色彩をイメージしていたからだ。写真は、シオカラトンボの♀である。今、シオカラトンボが毎日毎日空に飛びたっている。現在、シオカラトンボの空母の役割を果たしている田んぼ。彼らは、どんな働きをしてくれるのだろうか。楽しみである。
●トンボは純肉食の昆虫、大きなアブでもがぶりとかみつくどう猛さは、力の象徴にもとらえることが出来る。英語で、Dragon Fly (ドラゴンフライ)というだけある。増えすぎた草食の害虫をどんどん捕食してほしいものである。
●今回は、トンボの分類について少し調べたので、ここに記載しておきたい。
トンボは、蜻蛉目(セイレイモク)(トンボ目とも言う)Odonataに属する昆虫で、さらに細かく次の3つの亜目に分けることが出来る。
◆均翅亜目(イトトンボ亜目:Zygoptera)
◆均翅不均翅亜目(ムカシトンボ亜目:Anisozygoptera)
◆不均翅亜目(トンボ亜目:Anisoptera)
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●アオムシといえばキャベツ畑キャベツ畑のアオムシはモンシロチョウの幼虫です。
●今回は美郷町の田んぼでアオムシを見つけました。その名も「イネアオムシ」、フタオビコヤガの幼虫です。むしゃむしゃイネの葉っぱを食べています。このままおむしゃむしゃ食べ続けるのでしょうか、今はイネアオムシにとって一番幸せなときのようです。
●これまでの経験だと、自然に近い田んぼでは決して一つの虫だけが増え続けるということはないように思います。ある時を機にぱっといなくなってしまうのです。天敵が一斉に押し寄せてくることが多いのですが・・・もう少し様子を観察してみようと思います。
◆<被害と虫の特徴>
幼虫が葉を食害し、葉にカスリ状の食痕が見られる。多発すると葉が食いつくされて中央の葉脈だけが残る。
幼虫は体長2〜2.5センチで、1枚の葉を2つまたは3つに折り曲げて、綴った中にいる。シャクトリムシのような歩き方が特徴である。
成虫は体長0.8〜1センチの蛾である。翅は黄色で2本の褐色の筋がある。
1年に5〜6回発生し、局地的に多発する。
★解説は、ひと目でわかる花と野菜の病害虫(大阪府園芸植物病害虫図鑑)より引用
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●おぼろ月夜の田んぼ(再生紙マルチ水稲直播圃場)を巡回した際に見つけた虫、イネの葉っぱをむしゃむしゃ食べています。イネツトムシです。
◆<被害と虫の特徴>
葉を折り曲げたり綴り合わせて作った巣(ツト)の中に潜み、周囲の葉を食害する。また、ツトに妨げられて穂が出なくなる。
幼虫は体長3〜4センチ、うすい緑色で背中に褐色のすじがある。成虫は体長2センチ、翅は褐色で小さな白斑がある。
1年に3回発生し、8月上〜中旬の被害が最も大きい。
成虫は秋に集団で西または南に向かって長距離移動する。
◆<防除>
窒素肥料が多いと多発するので、やりすぎないようにする。
★解説は、ひと目でわかる花と野菜の病害虫(大阪府園芸植物病害虫図鑑)より引用
●ほうれん草づくりを初めて、今年で3年目の夏に入る。農作物は、3年目が大きな転機になる。エダマメでも、ほうれん草でも、連作の影響が3年目に出るのである。だいたいは、プロの農家でもいろんな野菜に挑戦するが、3年目でやめてしまうケースが多いと聞く。
●僕のほうれん草作りも3年目。今年は、化学農薬を使わずにどこまでほうれん草を作れるか挑戦した。結果、鱗翅目害虫とアブラムシ等の害虫対策はほぼクリアしたものの、夏のピシウムに負けた。夏のピシウムは、古いタイプのカビの仲間で、腐生菌として、ほうれん草の「ずるけ」や立ち枯れ症状を引き起こす菌である。
●ここ数日の間、納得できるほうれん草が出来なかったことで、お得意さまの皆様には大変ご迷惑をおかけしている。8月下旬には、一般的なほうれん草とは全く違った外見の益荒男ほうれん草を出荷する予定である。ピシウム対策も万全、次はどんな障壁が待っているのか?どんな壁でも超える自信はある。今年は、夏のほうれん草作りの技術の集大成の年としたい。
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●再生紙マルチ水稲直播栽培の実証栽培を行っている秋田美郷圃場。朝早く、田んぼでの作業をしていると、ヤゴから生まれたばかりの複数のトンボを見ることが出来る。ここ一週間、毎日新しいトンボが巣立っている、観察結果を基にざっと試算してみたら、私たちの水田20aで約10万頭近くのヤゴが飛び立って行く計算になった。●トンボの種類は今はほぼすべてが、茜トンボ(アカトンボ)である。今は黄色い姿をしているが、これから高い山の上に向かって飛び立ち、避暑地で一夏を過ごした後に、真っ赤になって生まれた田んぼに返ってくる。●実は彼らは、イネの害虫であるトビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカそれにツマグロヨコバイなとを食べてくれる私たちの強い味方なのである。彼らの飛来さえ期待できれば、ウンカヨコバイ対策の農薬散布なんて全く必要ない。私たちは10万の軍隊(飛行隊)を得たのも同然なのだから。
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★↑クモたちが応援に現れました(写真上段・中段)、イネミズゾウムシも丸々に太ってはいますが、もう食傷気味のようです(写真下段)。
●5月下旬から6月中旬にかけて、イネミズゾウムシの襲撃を受けた、再生紙マルチ直播栽培で育てたジャグロンズの稲。我慢の一字で、農薬を散布せずにじっとこらえた甲斐がありました(トレボン粒剤を使用しようか迷いに迷いましたが我慢しました)。イネミズゾウムシの数は減り、きれいな新葉が出てきました。分けつも始まっているようです。
●現在は、稲作の味方(益虫)であるクモが大発生しています。1株に1頭のクモといえるくらいの数です。田んぼには、いよいよ自然の力があふれ出そうとしています。
●農薬を極力使わないことの意味。それは、自然界に存在するすべての天敵の力を借りて害虫の密度を下げることで、被害を最小限に止めるところにあるのです。
●7月は稲も劇的に変身を遂げるとき。これからの変貌が楽しみです。
●ホウレンソウの葉っぱに珍しいお客さんが見えました。
●初めて見る顔です。
●ホウレンソウに繭を作(営繭)ろうとしてますがなんか違和感があります。
●ホウレンソウを収穫していると、なんか栗の花のようなものがふわり。
●栗の花ではなく、お客さんの脱皮した抜け殻でした。
●天蚕(天然のカイコ)だろうと察しをつけて調べてみると。。。
●やっぱり、ヤママユガ(天蚕)の一種の「クスサン」の幼虫(毛虫)でした。
●このユニークな風貌。クジャクの羽のような模様と栗の花のようなふわふわの毛ある意味ゴージャスな毛虫です。
●この毛虫は、クスノキやクリノキの葉っぱを食べて繭を作る天然のカイコ(天蚕)の仲間だったのです。
●クスサンの幼虫は、その風貌から「白髪太郎」(シラガタロウ)と呼ばれています。
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●↑↓これが「クスサン」だ!!
●↑なんか猫バスに似ていませんか?(左)、躍動感あるクスサンの幼虫(右)
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●クスサンの抜け殻(左)とクリの花(右)
●秋田美郷拠点のほうれん草畑、高屋敷圃場。最近ワタアブラムシの発生が顕著で、コロニー(アブラムシの塊)を見つけては被害にあったほうれん草の株を引き抜いていました。
●今日、ほうれん草を収穫していると葉の裏にオレンジ色の卵が産み付けられています。どうも鱗翅目害虫のものとは違います。
●そして時折、葉の裏を素早く動く忍者のような生き物が・・・これはテントウムシの幼虫に違いない、でもナナホシテントウの幼虫にしては小さい。。。調べてみたところ、これは、ヒメカメノコテントウ(姫亀甲天道)の幼虫であることがわかりました。自然界にいるたくさんの益虫のうちの一つです。
●私たちは、農薬一辺倒の農業から脱却し、IPM(総合的防除)の実践を通して、自然界の力を合理的に活用した農業生産に取り組んでいきたいと考えております。
★ヒメカメノコテントウは成虫も幼虫もアブラムシを食べて生きています。成虫は4〜5mmと小さく、成虫の模様が亀の甲に似ていることからこの名前が付きました。成虫の模様のバリエーションは多く、亀甲型のほかに、黒型、黄点黒型、背すじ型などが知られています。
●今日、発送したほうれん草にはもしかしたら、ヒメカメノコテントウの幼虫くんも一緒に旅して行ったかもしれません。もし、見つけたらそっと外の草むらに放してやってください。お願いします。
★紙マルチ付近の水辺の生き物たち
↑◆1)これは何者による仕業でしょうか?もしかしてオケラかも!
※紙マルチの下を何かの生き物が穴を掘って進んでいるようです。
↑◆2)イトミミズ
※水がたまりっぱなしのところでは、稲籾が芽を出さずに、ついにイトミミズが発生してしまいました。
↑◆3)ヤゴ(トンボの幼虫)
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↑◆4)カゲロウの仲間の幼虫?
※これは何だ!?水中で泳ぐ姿形は陸に生息するアリジゴクのようでもあります(写真上)。時折、しっぽを水面につきだして呼吸をしています(写真下左)。手に取ってみると顔は蛇トンボ(カゲロウの仲間)の幼虫の孫太郎虫にも似ています(写真下右)。肉食系の昆虫で農業害虫ではないことは確かです。風の谷のナウシカに出てくる虫のように優雅に水中を泳いでいます。
↑◆5)アメンボ
※何か餌を見つけたのでしょう。ハイエナのように群がるアメンボも観察されました(写真右)。
↑6)オタマジャクシ
※実はどう猛な肉食系小動物でもあります。
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★あぜ草に潜む生き物たち
↑1)コガタルリハムシ
きれいな色をしています。
↑2)地グモ
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★あっ!忘れてた!!
↑1)イネミズゾウムシ
※まだ植物が小さいのに1株に1〜2頭のイネミズゾウムシ(害虫)が付いています。移植栽培の稲にもたくさん付いていますが、食害による被害度は、直播栽培の方が大きいです。イネミズゾウムシの発生のピークは5月下旬から6月上中旬といわれているので、もう少し我慢すれば、落ち着くでしょう。がんばれ!!あきたこまち!!
↑2)雑草
※紙マルチを敷設していないところは、このように雑草が生えてきました。
●今日は雨。ジャグロンズのブートキャンプの一環で、雨上がりの夕刻を活用して、馬野君と共に美郷町仏沢公園にある温泉をベースとした高地トレーニングを実施しました。高地トレーニングの内容は1時間のLSD(Long Slow Distance)。その後の温泉は最高でした。
●話はさかのぼって、温泉に向かう道での出来事。目の前を不思議な歩き方をする動物が横切っていきます。車をとめて観てみると、あちらも立ち止まってこちらを観ています。そして、またきた方向へ帰っていき、道路の側溝のあたりへ・・・。車を降りて探してみると、側溝の土管から、鼻が見えます。この中にいるな!!じっと息を殺して出て来るのを待ちましたがなかなか出てきません。
●しびれを切らして、直接真っ暗な土管の中をカメラでカシャッ。なにやら、目が光ってます。もう一度フラッシュをたいてパチリッ!!やっぱりいました。アナグマ、通称ムジナです。ズームでこんなに大きくとれました。
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※ムジナとタヌキに関する情報を見つけました↓
http://www.kumagaya.or.jp/~sizensi/print/dayori/20/20_6.html
★↑ワタアブラムシ(ブラックタイプ)
●ほうれん草の周りに、クロアリがうろうろしていました。なんか怪しい、もしや!!
●やっぱりです。ほうれん草の新葉の内側にびっしり、アブラムシが付いていました。これは、ワタアブラムシです。
●クロアリは、アブラムシのおしりから分泌される甘い汁を目当てにやってきていたのです。クロアリは、甘い汁を貰うお礼として、アブラムシをナナホシテントウなどの天敵から守ってあげる(テントウムシを追い払う)ことが知られています。
●アブラムシが集まった状態をコロニーと呼びます。コロニーを形成すると、その中のいくつかのアブラムシは有翅型(ゆうしがた:羽のあるタイプ)に変身して、ほかの個体に飛び移ることが知られています。
●ワタアブラムシは、黒色のほかに、緑色、黄色にもなりますが、低温環境ほど真っ黒の個体が多くなることが知られています。
★↑これは、別のコロニー(初期ステージ)。緑色タイプのアブラムシ。
先日、馬野君から蛇がいるとの連絡!!早速見に行きました。1メートルを超えるくらいの大きなシマヘビです。どうやら水を飲みにきたようです。用水路に首を突っ込んで舌を出して水を飲んでいました。ゆっくりとした動作を見ているうちに思わず触りたくなりました。こちらもゆっくり手をさしのべて触ってみるとシマヘビ方も全く動じる様子なし。手に巻き付けようとも思いましたが、過去のイタチの件もあるので自然の動物の世界に深入りすることはやめ、そっと見守ることにしました。
イタチ君との出来事はこちらをご参照ください↓
http://www.jagrons.com/archives/2008/10/post_405.html
http://www.jagrons.com/archives/2008/10/post_410.html
http://www.jagrons.com/archives/2008/10/post_413.html
★かじられた米袋(左)と仕留められたネズミ(マウス)(右)
今日、お客様の、ファーム・マエタ代表の前田豊作さんと打ち合わせをしていたところ、どこからとなく「カリカリ、カリカリ」と音がします。なんか変だと思っていましたが、どうもお米の袋をネズミがかじっているような音です。二人で、お米袋を開けようとしたところ・・・・・・「うわあっ!!」「ぴょーーん」とネズミが飛び跳ねました。まだネズミすのこの下に隠れています。二人で追いつめて捕まえようとしましたが、なかなか捕獲できず・・・。そこで、前田氏の丸めた新聞紙での一撃!!見事ネズミはお縄となりました。というか・・お亡くなりになりました。ネズミの死が無駄死ににならないように、玄関前の猫の通り道に置いておいたところ、翌日ちゃんとなくなっていました。ちゃんと猫が食べてくれたようです。それとも・・ネズミは死んだふりをして、ちゃっかり逃げていったのでしょうか!?その後のことは、読者のみなさんのご想像にお任せします。
★写真(右)は、必殺仕事人の前田氏(前田氏は、新しい味の豚肉生産を志す養豚家です)
今日午後6時頃、もう日は沈んでいました。圃場の仕事を終えて、本社前に帰ってきたところ、なんと狸が本社前にいるではありませんか、犬ではないことは明らかで、最初はアライグマかなとも思いましたが、よく見ると狸です。数匹の影がありましたが、急な出現に私は対応できず、撮影することは出来ませんでした。イタチだけではな多くの生き物が集まる大自然のまっただ中にあるのが、ジャグロンズの本社なのであります。
○↑イタチ君はこのように、流しの上を荒らし回る様になりました。
☆↑イタチ君の足跡(左)、といたずらの跡(右)
●イタチ君、このごろ毎日くるようになって、ちょっと困ってしまいました。
●なぜって、流し台の上にあがって、いろいろあさり回るようになったり、洗った皿などの食器を汚したり、流し台の排水溝のところのごみ受けの蓋をあけたり、かなりのやんちゃぶりを見せるようになったからです。
●イタチ君は、野生動物ですのでしつける訳にもいきません。
●野生動物と仲良くするのもいいですが、僕の生活にもちょっと衛生面から問題あるように感じています。
●僕は、ちょっとムツゴロウさんの様にはなれないな・・・
●好奇心から、写真を撮るためにイタチ君に餌付けをしたりして、イタチ君をその気にさせてしまった僕にも問題があります。しかし、けじめを付けなければなりません。僕は、これまでのイタチ君との蜜月期間に終止符を打つことにしました。
●まず、イタチ君がやってきたとき、これまでにない野獣のような声で「グガアーッ」と大声で、脅しイタチ君に恐怖心を植え付けました。そして、イタチ君の入り口に蓋をしました。
●やりすぎたかな、との反省から、イタチ君の入り口を開け、シーチキンをおいて、それがなくなるかどうか見てみましたが、やってきた気配はありません。
●これで良かったのだと思います。野生動物と人間とは、ある程度の距離をとって生活することが、お互いにとって好ましいのだと思います。
●そうだ、イタチ君、生ゴミは、外のたい肥置き場に積んで(捨てて)あるのでそこに直接行って食べたらいいよ。
●短い間だったけど楽しいひとときを過ごせました。イタチ君ありがとう。
●先日、事務所にやってきたイタチ君http://www.jagrons.com/archives/2008/10/post_405.html。昨日は夜8時頃、今日は朝5時に、またやってきました。
●残念ながら、今日は食べ物がありませんでした。
●イタチ君がやってくる方向をちょっと観察してみました。
☆↑こっちのほうからやってきました。
☆↑ここが怪しいです。やっぱり・・・イタチ君の毛を見つけました(写真右)。
●このけもの道、もう少しあけておいてあげようと思います。
★↑ヨトウガの若齢幼虫による食害
●ほうれん草の害虫第2弾!!今回はヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)です。
●野菜を食害するヨトウガ(ヨトウムシ)の仲間には、ヨトウガ、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウが知られています。
●スピナチ・ガーデン安濃津拠点にもヨトウムシが発生しました。
●大阪府で公表している「ヨトウムシ類の見分け方」http://www.jppn.ne.jp/osaka/color/yoto/yoto_l.pdfで調べた結果、@集団で食害しA頭の後ろに1対の黒い斑点がなくBシャクトリムシ状に動くC若齢幼虫ということで、ヨトウガの幼虫(ヨトウムシ)であることが分かりました。
●このヨトウムシは、春ヨトウとも言われ、5〜6月の食害も多いのですが、スピナチ・ガーデン美郷拠点(秋田県)では、全く被害がありませんでした。実は、美郷拠点には、無数の地グモや、アマガエルの集団に出会いました。クモやアマガエルは、ヨトウムシを好物としている強力な天敵なのです。
●安濃津拠点では、ミミズはよく見かけますが、美郷拠点ほど豊富なクモやアマガエルが見あたりません。ちょっと被害が大きくなりそうなので、明日防除を行う予定です。早期発見早期防除がヨトウムシ対策として重要です。少ない農薬で効率的に被害を抑えることができます。
★↑ヨトウガの若齢幼虫
★↑しゃくとりするヨトウガの若齢幼虫(左)と若齢幼虫の脱皮後の脱け殻(右)
●さあ寝ようかな、とそのとき、台所に小さなものが動いてます。おっ、イタチ君です。足音も立てずすばしっこく動き回っています。
●ブロックの隙間から、入ってきたようです。土間、を通って板の間にあがってきて電子炊飯器の中をのぞいています。イタチ君は僕に気づかず、2メートルくらい近くまで寄ってきました。すごいかわいい顔してます。
●餌を探しに来たようです。今日はちょうど、黄色い生ゴミ入れがいっぱいでした。イタチ君は黄色いバケツを何度ものぞき込んでます。
●写真を撮ってやろうと構えましたが、さっとどこかに消えてしまいました。
●必ずまたくるはずだ!!僕は、カメラを構えて、じっと待ちました。
●そしたら、5分もたたないうちに、彼はまたやってきました。今度は、シーチキンの空缶に頭をつっこんで、カラカラ音を立てて進むパフォーマンス付きです。その姿がまたかわいい。
●そして、絶好のシャッターチャンス!!!
●しまった!!フラッシュをたいてしまった。イタチ君の目が光ってしまいました。もっとかわいくとってあげたかったけど・・・ごめんなさい。
●イタチ君は、果物の皮には興味がない様子でした。目当ては、魚の残飯、鮭の皮をおいしそうに食べていたようでした。
●そんなにいつも残飯はないけど、食べ物の有効利用になります。イタチ君また来てね。
●先日、無農薬栽培米「スピナチ・ガーデン・ライス」の中から、貯穀害虫「ノシメマダラメイガ(熨斗目斑螟蛾)」が見つかりました。
●このノシメマダラメイガは穀類、小麦粉などの穀粉、油分の多い乾燥加工食品などに発生します。
●詳しくは、食品総合研究所の解説をご覧ください→http://www.nfri.affrc.go.jp/yakudachi/gaichu/zukan/28.html
▼メイガの仲間で、僕がこれまでに出会ったのは、このシノメマダラメイガの他に、ハイマダラノメイガ(ダイコンやキャベツの芯を食べます)、シロスジノメイガ(ほうれん草の害虫)、ニカメイガ(イネの茎を食べ白穂の原因となります)があります。
▼メイガの仲間は、口が退化しており、成虫はものを食べられないようです。可哀想ですね。
■虫が付いたお米は、ちょっと玄米では食べる気になりませんので、すぐに、精米しました。
■農薬を使わないと言うことは、ちょっと不便なところもありますが、不便も楽しんでしまうくらいにできたらと思います。
★不便を楽しむと言えば、建築家安藤忠雄さんの「住吉の長屋」が思い浮かびます。
★ちょっと、話題が飛躍しすぎかなっ。
●2008年9月29日午前9時、ジャグロンズの事務所にヤマトシロアリ研究所のスタッフが到着した。
●7月に駆除したはずのシロアリが再発生、保証期間は5年間のため、追加駆除の作業を行うためである。2人のシロアリバスターズにお話を伺った。
今回のシロアリの特徴
★シロアリは、アリの仲間ではなく、ゴキブリに近い昆虫なのだという。
★今回のシロアリはヤマトシロアリという種類。まだおとなしい方だという。ちなみに一番過激なシロアリは、イエシロアリといって、南方の暖かい地域に発生するそうである。
★シロアリの最も勢いが強まるのが、5月。要注意の季節である。
★シロアリは、女王アリの他に王アリが1匹いるそうである。
★シロアリには4つのフェロモンが知られている。性フェロモン、集合フェロモン、警戒フェロモン、道しるべフェロモンである。
臆病で弱いシロアリ
★シロアリは、臆病で、音や光や振動を感じると、土の中に戻っていくという。
★シロアリは、木の繊維みたいなものを好んで食べるが、最も好んで食べるのが、段ボール。柔らかいのが好きなそうである。硬いものより柔らかいものが好きなようである。
★シロアリの天敵がクロアリなのは意外である。シロアリはクロアリの大好物なのだそうだ。
さあいよいよシロアリの駆除開始
★シロアリの薬は、即効性でなく、じわじわ効いてくる薬である。身体についた薬は、巣の中に持ち込まれ、巣の中のシロアリも死んでしまう。
★シロアリのみなさんさようなら。
●この時期になると津市の田んぼわきの至る所にこの花がさきます。
●この彼岸花は、数日のうちに土の中から現れて静かに咲いています。
●根は芋のようになっていますが、毒がありモグラよけとしてもとらえられているそうです。
●しかし、昔、飢饉の時には、毒をさらして、その芋の中に含まれるでんぷんを食べて飢えをしのいだとも言われています。
●彼岸とは仏教用語で「煩悩を脱した悟りの境地」のことを言うそうです。彼岸に対して、
「煩悩や迷いに満ちたこの世」をこちら側の岸の意味である「此岸」(しがん)というそうです。
●この植物は何かを悟ったのでしょうか?それとも彼岸会(ひがんえ)の時期に咲くから彼岸花というのでしょうか。あっ、どうやら後者のようですね。詳しい解説はこちらをどうぞ→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A
●最近、富山、三重、高知、長崎、鹿児島、沖縄の6県で、ブタから日本脳炎の感染を示す抗体検出が報告されています(国立感染症研究所の調査)。
●日本脳炎はアジアを主な流行地域とする法定伝染病の一つです。病原体は代謝系を持たないウイルスです。ウイルスは、生物と無生物の境目にある「モノ」で、その実体は、生物の設計図であるDNAやRNAそのものです。
●日本脳炎ウイルスは、主に田んぼで発生することが知られている「コガタアカイエカ」が媒介することが知られており、豚の体の中で増えたウイルスが、豚の血を吸ったコガタアカイエカによって媒介されて人の体内に入るのです。
●この猛暑と先日の大雨のせいか、どうも最近家の中に蚊が多く、1日3カ所くらいは、やられてます。そのため、蚊取り線香を焚き続ける毎日です。
●日本脳炎のような、ウイルス病の予防にはワクチンが効果的です。日本では、1954年から予防接種が開始されましたが、定期接種として実施されたのは1994年からとのこと。
●この日本脳炎、昔は全国的だったようですが、東北よりも西日本で多く発症する病気のようです。ですので、東北出身の自分はもしかして、予防接種を受けていない可能性があります。
●早速、自分の母子手帳を調べてもらったら、どうも、怪しいので、早速、かかりつけのお医者さんにお願いしてワクチンを取り寄せてもらいました。明日の午後には接種の準備が整うとのことです。
●午後になりました。
●トカゲ君はまだくつろいでいます。
●えっ!!
●ちょっと、がよってます(弱ってます)。
●肩に力がありません。無念の雨がえるhttp://www.jagrons.com/archives/2008/07/post_304.htmlににた雰囲気を感じます。
●そうか!そうだったのか!!
●僕の推測は次のとおりです。
1)トカゲ君がたまたま通りかかって、この洗い場の中に入ってきた。
2)入ったものの洗い場が滑って出られなくなった。
3)人が来たので、とりあえず穴の中に逃げ込んだ。
●5日目なので、トカゲ君もだいぶ弱ってます。
●網で捕まえてみると、結構かわいい顔してます。
●元気でな!!そして外の庭に逃がしてやりました。
●トカゲ君は、背中で喜びを表現して走り去っていきました。
●5日間の短いおつきあいだったけど、なんだかちょっぴり寂しい気持ちになりました。
●さようなら「トカゲ」くん。げんきでね。
今回の、投稿はちょっとショッキングな内容です。
●昨日、再生紙マルチ直播栽培(無農薬栽培です)のお米の収穫を行いました。僕は収穫補助の役割だったため、手のすいた時間を利用して草刈り機http://www.jagrons.com/archives/2007/10/umk425.htmlで畔草刈りを行っていました。
●草刈りをしてると、目の前に何か、動いてます。ツチノコのしっぽのようなものが・・・・
●もしや!!やっぱり!!マムシです。マムシはスズメバチと並ぶ毒をもった生物、かまれると非常に危険です。
●どうやら僕は草刈り機の刃で、マムシのお腹を切断してしまったようです。
●そしてさらにびっくりサプライズ!!マムシのお腹から、2匹のネズミが出てきました。
●お米を食べに来たネズミをたべたマムシ。それが、ツチノコの正体だったのです。
●スピナチ・ガーデンでマムシを見つけたのはこれが初めてですが、マムシさんも運が悪かったと思います。お亡くなりになってしまいました(合掌)
去年の7月5日、正体を確認することが出来なかった「ヤツ」http://www.jagrons.com/archives/2007/07/post_98.html
1年後の7月6日についに、正体を発見しました。彼の名は「タマナヤガ」。通称「ネキリムシ」です。
ある日突如として、植えてあったほうれん草の株が姿を消す。1日で1〜2株のペースで消えていきます。このネキリムシが大発生すると収穫が激減しますのでそのときは、植え付けの前の圃場管理の際に薬剤処理で防除する必要がありますが、今回は1匹のみでしたので被害は4〜5株で済みました。この「ネキリムシ」ほうれん草をたんまり食べて元気に育っていました。ぷにょぷにょで弾力性のある幼虫ですが、この大きさからするとたぶん終齢幼虫でしょう。元気に手の上をはう「ネキリムシ」人間にはかみつきません。ほうれん草に害を与えなければ、捕殺せずに済むのですが・・・・・・
※カブラヤガのサナギや成虫の写真を掲載したHP見つけましたのでこちらもご覧ください↓
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kaburayaga.html
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★今日の朝早くほうれん草の収穫をしていると、ほうれん草の下葉に小さな金色の粒が見えました。もしや!!よく見てみると!!!!!やはり「マミー」です。乳酸菌飲料のマミーじゃありませんよ。詳しいことは後ほど紹介します。
★先日、ほうれん草の収穫中に、アリを発見、もしやと思いきや、やはりいましたアブラムシ。そんなに多くはいなかったし薬剤散布はしませんでした。ご存じの方も見えると思いますが、「アブラムシ」と「アリ」との間には「共生関係」が成り立っています。アリは、アブラムシのお腹から分泌される甘い汁をもらう代わりに、アブラムシの天敵である「ナナホシテントウ」を追い払う役割を果たしているのです。
★ちょっと懐かしい知識を思い出しました。大学時代に応用昆虫学の石原廉(いしはられん)先生http://www.lib.a.u-tokyo.ac.jp/tenji/125/30_31_32_33.htmlに習った昆虫の分類について、アブラムシはセミと同じ「半翅目:ハンシモク」(口がストローのようになってます:脱線ですがウルトラマンのバルタン星人はセミの顔を参考に造形されたんでしたね)、アリはハチと同じ「膜翅目:マクシモク」(腰のくびれが特徴です)に分類される昆虫です。
★実はアブラムシにはナナホシテントウ(これは鞘翅目:(ショウシモク)って言うんだったなあ)以外にも天敵がいます。その一つが寄生蜂「コレマンアブラバチ」です。「コレマンアブラバチ」は1.5〜2mm程度の小さなハチでアブラムシに寄生する天敵です。同じ膜翅目である「コレマンアブラバチ」に対しては、アリは守ってあげることは出来ません。
★マミー(英語ではミイラの意味)の正体それは、「コレマンアブラバチ」に寄生されたアブラムシのなれの果てだったのです。このマミー(ミイラ)の中にはコレマンアブラバチの幼虫がいて、しばらくするとその中からコレマンアブラバチの成虫がでてきます。そしてその成虫は、次から次へとアブラムシの体の中に卵を産み付けます。卵を産み付けられたアブラムシはやがてマミーとなるのです(合掌)。
★アブラムシに関してもう一つ思い出しました「銀色(シルバー)」と「黄色(イエロー)」とアブラムシの関係です。アブラムシは黄色によってくる習性がある一方で、銀色はさける習性があります。すなわち、銀色の資材を使うことで、薬を使わずにアブラムシの害を軽減することが出来るのです。
★私たちジャグロンズは、先人の研究成果を十分に活用し、化学農薬の使用を最小限にした安心して食べていただくものづくりに取り組みたいと考えております。
今日は、啓蟄(けいちつ)。暦の上では虫たちが土の中からでてくる季節である。スピナチ・ガーデンでトラクタを運転していると、鳥たちが本当に手の届くような近くまで寄ってくる。今日は、ハシボソガラス1羽、ツグミのつがい2羽、モズのつがい2羽がやってきた。昔ちょっとかじった野鳥観察の知識が役に立つ。鳥たちは、土の中から掘り起こされる何かを食べているようだ。ちょっと探してみた。そして僕が、土の中から見つけたモノ。それは「ミミズ」である。ミミズがいるのか!!ミミズは、土をよくしてくれるだけでなく、ミミズの糞には、植物ホルモンのオーキシンと類似の物質が含まれていて、植物の根の活性を高める効果があることが知られている。こんなスピナチ・ガーデンで作ったほうれん草。今、美味しい状態で出荷可能です。遠方向けの「ぎゅうぎゅうパック」も好評発売中。よろしくお願いします。
レストラン用に美郷町で作っている露地ほうれん草。早朝べたかげに穴があいているのを発見しました。どうやらカラスの仕業のようです。親の話では、近頃、アメリカガラスという悪いカラスが出没していて、それは、くちばしは太く(ハシブトガラス?)、しゃがれ声のカラスだと言うこと(ハシボソガラス?)。日本には真っ黒いカラスはハシブトガラスとハシボソガラスの2種類しかいないはずです(あとはもう一種類ホシガラスというのがいたような気がします−元野鳥観察会会員でした−)。もしこれ以外の種類なら学会発表もの?!。夕方に中耕作業をしていると、近くでガザガサ音がします。いました、2羽のワルガラスコンビ!!また悪さをした形跡があります。これは紛れもなくハシボソガラスです。早速防鳥用の糸を張りました。もう悪さをしませんように。
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