Jagrons 農業技術を追求しおいしさと健康と文化を創造する

home >> 6.人との出会い


やみつきの「鈴鹿もんじゃ」

●昨日、所要で鈴鹿に行った帰り、久しぶりに、もんじゃが食べたくなって鈴鹿の「水主(もんど)」に、いってみた。http://www.jagrons.com/archives/2008/09/post_359.html
●僕はマスターの仲尾さんの笑顔も好きである。なんかあの笑顔は気分をリラックスさせてくれるものがある。
●なんと、昨日は、懐かしい人がお店に見えた。仲尾さんのお母さんである。まだお若い仲尾さんのお母さんとは、平成19年度の三重ベンチャースクールブラッシュアップ講座でご一緒して以来ののおつき合いで、ジャグロンズのほうれん草を気に入ってくれている方の一人でもある。
●早く、「あのほうれん草を、食べたい」と言われながら、お二人とお別れして、店をあとにした。「もう少しでお届けできますよ。」
☆母親というのは、ありがたいものだ。信じて応援してもらうことで。男は夢に向かって頑張れるのだろう。血のつながりは、関係ない。そんな気もする。三重でのほうれん草作りは今年で、3年目を迎えるが、随所で多くの「母親」にあえたような気がする。もちろん、実の母親には、いつも感謝してしている。「ありがとう」。


久しぶりの懐かしいみなさん

先日の園芸学会では、全国から集まった懐かしい人たちとお会いすることができました。写真は日清オイリオの西田さん(写真左)、千葉農試のみなさん(写真右)。
 


園芸学会2008年度秋季大会in三重大学

 
●9月27日〜29日にかけて、三重大学(津市)で園芸学会の全国大会が開催されました。
●今回は、ジャグロンズの本拠地での開催と言うことで、私たちの活動についても発表させていただきました。
●今回の発表の目的は、これまでに積み重ねてきたジャグロンズの取り組みを整理し、内外に情報を発信すること。今回、発表を分担した弊社スタッフも、発表をすることによって、自分たちのやっている活動の内容と意義を深く理解することができたと思います。

●発表課題とその内容は下記の3つです。
★ほうれん草セル成型苗移植栽培実用化のための生産販売条件の抽出と技術開発
゜藤原隆広*・倉光久男*・小島 基*・亀岡孝治**
(ジャパン・アグロノミスツ(株)*,三重大生物資源学部**)
・・・ここでは、これまでの研究で積み重ねてきた技術体系を生産現場でいかに事業化にしていくかといった取り組みを紹介しました。これまでの農産物とは異なる販売先の確保が重要であることや、作る人が安心して作れる技術環境を整えることが重要であること。そのためのジャグロンズの使命は、情報という手段を使って生産者と消費者のみなさんの架け橋となる必要があることを示すと共に、これからの、農業技術実践の先駆者となるべく、大学等の研究機関の最先端技術の活用の場としての役割を果たす必要があることを発表させていただきました。
★ほうれん草に対する消費者ニーズとセル成型苗移植栽培ほうれん草の品質
藤原隆広*・゜倉光久男*・小島 基*・稲垣江梨**・岡田邦彦***
(ジャパン・アグロノミスツ(株)*,(株)エクストラコミュニケーションズ**農研機構野菜茶業研***)
・・・ここでは、三重県内のネットユーザーを中心に行ったアンケート結果によるマーケティング調査の結果と、実際に消費者が購入しているほうれん草の品質について調査した結果を発表しました。アンケートの結果、お客様は、新鮮でおいしくて栄養のある、できれば無農薬のほうれん草を望んでいることが分かりました。しかしながら、スーパーで購入するときの目安は、バラバラで、必ずしも本当にほしいものを購入できていない事実も明らかになりました。ジャグロンズの冬場のほうれん草は、市販のほうれん草よりも、甘さが2倍程度優れることだけでなく、ビタミンCが多く、有害とされる硝酸イオン濃度が極端に低く、栄養品質の面でも優れることを発表しました。また、有機栽培ほうれん草は、普通栽培ほうれん草と比較して、2倍近い値段で売られていますが、甘み、ビタミンC、硝酸含量を調べた結果、すべての項目で他のほうれん草よりも劣った事例もあり、有機栽培という栽培方法が、必ずしも消費するお客様のニーズを満たすものではないということも発表しました。ジャグロンズは、スピナチ・ガーデンで生産されるほうれん草を通して、お客様に情報というサービスを添えてよりよい商品を提供していきたいと思います。
★ほうれん草セル成型苗移植栽培におけるマルチ利用栽培技術
藤原隆広*・゜小島 基*・倉光久男*・西田 譲**
(ジャパン・アグロノミスツ(株)*,日清オイリオグループ(株)**)
・・・ここでは、夏場の栽培環境で、いかに地温を下げるかといった、技術開発に関する取り組みについて発表しました。高温期の移植栽培ほうれん草の生産では、地温の上昇をいかに抑えるかが重要です。今回は、薄型紙マルチをほうれん草生産で活用した世界で初めての事例として、その具体的効果について発表することができました。これらの結果を来年の夏場の生産に活用していけたらと思います。

●ちょっと気合いを入れすぎました。一度に3課題の発表は、プロの研究者だった時代(最高2課題でした)にもやったことがありませんでした。私の口頭発表は、最後でしたが、集中して一気に準備したので、終わった後は、達成感と共に疲労がどっと押し寄せてきました。昨日はいっぱい食べてよく寝ましたのでもう回復しましたが(笑)。さて、次の仕事に取りかからなければなりません。


野菜茶業研究所「課題別研究会」

 
●今日、津の駅ビルアスト津で開催された、野菜茶業研究所主催の課題別研究会に参加してきました。
●今回の課題は、「野菜生産・流通現場における簡易で迅速な品質評価技術の最新動向」。
●研究所の先輩に当たる伊藤さんhttp://www.jagrons.com/archives/2007/06/post_75.htmlが事務局を担当された会議で、野菜の品質評価法などの最新の情報を知ることができました。
●都道府県の試験研究機関など全国から、約130人が集まって開かれましたが、久しぶりにお会いした懐かしい方々ともお話しできて良かったと思います。兵庫の小林さん、斉藤さん、奈良の西本さん、武豊の中野さん、九州の北谷さん、それに、三重の藤原さん、磯崎さん多くの懐かしい研究者のみなさんとお話しすることができました。
●今回は、野菜の品質評価に関する最新の技術情報を得ることができました。研究現場の成果をより安全でおいしいほうれん草づくりに活用していきたいと思います。
●明日は、三重大学で行われる園芸学会に参加します。また、全国のみなさんにお会いできるのを楽しみにしております。
 


土屋史紀氏

●土屋さんとはじめて知り合ったのは、近畿中国四国農業研究センターに異動してしばらく経った頃であった。ほうれん草の移植機の研究をしていた土屋さんと、一緒に仕事をすることになったのである。
●ある意味、これが、現在のジャグロンズの原点であるほうれん草栽培技術の出発点だったとも言える。
●冒険家でもあり、修行僧でもある(?)土屋さんhttp://homepage3.nifty.com/black-horizon/。今は、九州沖縄農業研究センターで、稲作関係の機械研究部門の研究者としてがんばっておられる。
●この度は、スピナチ・ガーデン・ライスのお買いあげありがとうございました。


鈴鹿もんじゃの店「主水」

 

 
●所用で鈴鹿にいった際に、たまたま目に入ったのが鈴鹿もんじゃの店「主水(もんど)」
●正月に市内の百貨店で開催されたイベントで、フードコートに出店した際にお隣同士としてお世話になった中尾社長のお店です。
●今、HNKの朝の連ドラ「瞳」で脚光を浴びている「月島もんじゃ」。もんじゃは東京の食べ物ですが、ここ「主水」の、「もんじゃ」は、社長の中尾さんが、独自にアレンジした「鈴鹿もんじゃ」です。
●ちょうど、社長もお店にみえて、お話しできました。今回は尾鷲直送の魚介類をふんだんに使った「鈴鹿もんじゃのミックスもんじゃ」を頂いてきました。今回頂いたもんじゃは屋台で頂いたものと一緒だそうですが、お店で頂くもんじゃは格別でした。おいしかったです。ごちそうさまでした。
●現在もんじゃ祭り開催中で、サービス企画満載でした。鉄板焼きのもんじゃはやはり汗をかきます。そんなときありがたいのが、かき氷のサービス。
●お近くのみなさんには、是非一度食べてもらいたい食べ物です。やみつきになるかもしれませんよ。


三重大学付属農場

●午前中に、三重大学付属農場におじゃました。
●生物資源学部の亀岡教授の研究室で、農業に活用するための情報ネットワーク技術の実験をするというのでのぞいてみた。
●分野が違う私には、分からないことだらけで、専門の方々から観ると笑われる様な質問も平気でするのが私の特徴である。
●「聞くは一時の恥」それが私の主義である。しかし、聞いても理解できないことも結構ある。
●知らない人に、専門の知識をわかりやすく説明する能力。これが、技術を世の中に評価してもらう上で大切なことだとあらためて思う。
●今回、いろいろなことを教えていただいた、三重大学の三島先生、加藤先生、それに大学院生の戸上さんはじめ研究室のみなさん、そして、多くの方を紹介していただいた、亀岡先生、ありがとうございました。
 
↑★この実験風景は、世界で初めての試みをしているところだそうです。


頼りになる地元のお店「藤井商会」

●津市大里睦合町にある自動車整備工場「藤井商会」は、お兄さんと弟さんのご兄弟で経営されているお店です。
●さっき、仕事帰りにお店の前を通りかかったら、みなさんがみえたので、ちょっと立ち寄って、クラシックカーのパーツの話http://www.jagrons.com/archives/2008/09/post_351.htmlをしたら、別のお店では、パーツが手に入らないと言われた部品が、すぐに手に入る部品であることが判明。早速、「藤井商会」さんにお願いしました。別に、特殊な部品ではなかったようです。
●大きな看板のあるディーラー系のお店とは違うけど、地元モータースの底力をかいま見ました。頼りになる「藤井商会」さんこれからもよろしくお願いします。


今野郁先生

●私が、一様性と多様性という言葉に出会ったのは、高校生の頃、生物学の授業だったと思う。
●今野 郁(コンノカオル)先生という男性の生物学の先生がおられ、一年間だけその先生に学ぶ幸運に巡り会えた。
●先生は、私の母校秋田県立大曲高校の先輩でもあり、理学部出身の学者肌の教育者でいらした。
●先生の授業は、僕の琴線にふれるものであった。次第に僕は、先生の授業に引き込まれてゆき、授業以外でも、職員室や理科室におじゃまするようになる。
●今野先生は、新潟大学の恩師である藻類学者、野田光蔵博士http://net-report.jp/sorui/z_danwa/20c2.htmlのお弟子さんである。
●先生自身も高校教師としての仕事の傍ら、研究を進められ、「秋田県沿岸における海流と海藻の分布」に関する研究で、京都大学より農学博士を授与されている。
●先生が博士号を授与されたとき、私は、高校2年か3年のころであったと思う。博士という言葉は、雲の上の存在であった当時の私にとって、人生で初めて接した博士が今野先生であった。
●高校3年のある日、理科室で先生とお話ししていたときのこと、「そんなに生物学が好きなら大学でもっと勉強して、高校に帰ってこないか?」その一言が、僕にとっての殺し文句であり、僕の勉学心に火をつけたのは言うまでもない。
●先生との出会いは、私の人生に大きな影響を及ぼす第一分岐点であったように思う。


すばらしい笑顔

●昨日、久しぶりにレストラン ラ・パルム・ドールにお伺いした。勝手口から入ると、いつもスタッフのみなさんの元気のいい挨拶に励まされる。
●今回は、久々に副料理長の阪本シェフhttp://www.jagrons.com/archives/2007/03/post_10.htmlと挨拶を交わすことができた。
●阪本シェフの笑顔はいつにも増してすばらしかった。僕もあんなに笑顔のすばらしい人間になりたい。そんな風に思うと同時に、もっといいほうれん草を作らなければと気を引き締める気分になった。
●最近、毒入り米の流通が問題になっているが、いくら、食品を扱う商売をしていても、単にお金のためだけの商売なら、そのことの重大性に対する道徳的な部分が麻痺してしまうのではないかと思う。
●あのすばらしい笑顔の、職人さんに最高のほうれん草を提供したい。そう思う気持ちは、ほうれん草づくりの原点であったように思う。
●お客様の喜ぶ顔をイメージできて商売をしているうちは、毒入りや産地偽装問題は起こらないのではないかと思う。
●これからも、お客様との関係を大切にして農産物を生産からお客様の窓口までお届けする仕組みを作り上げていきたいと思う。


アンチエイジングのヒント

●先日、テレビのトーク番組に、新藤兼人さんという映画監督が出演されていた。
●新藤さんのインタビューに対するコメントは、ユーモアとウイットに富んでいて何か含蓄を含んでいる。僕は、この人すごいなーと感心した。
●新藤さんは1912年生まれの96歳。もう少しで100歳になるが、現役ばりばりでお仕事をされている。
●新藤さんの、台本執筆の際の様子を自分で「文字を紙に植え付ける」と表現されていたのが印象的だった。

●もう一人、すごい人がいる。いつもお世話になっている。日本生命の佐本玲子さんだ。
●野菜茶業研究所の大先輩であり、東海近畿農業試験場時代の水稲の早期・早植え栽培の研究で顕著な実績を上げられている佐本啓智さんの奥様でもある玲子さんは、伝説の生保レディーである。
●佐本さんは、ふつうの会社ならば定年の歳から、もう20年近くのお歳と伺ったことがあるが、見た目は全然お若くいつもはつらつとしておられる。
●事務所の営業業績は常にトップを堅持しており、まさに現在もその伝説を更新中の佐本さんである。

●二人とも、高齢にも関わらず、第一線で活躍されている。この二人には、ある共通点があることに気づいた。
●その共通点とは、@)仕事を楽しんでいること。誰かのためとかではなく、自分のために仕事をしておられる。A)頭を使う仕事であること。B)人とのコミュニケーションを大切にする仕事をされていること。
☆ 
●生物は、子供を育てた時点で役割を終えて老けていきやがて死ぬ。人間は、文化の伝承と言う役割ができたことから、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんでも間接的に子育て(子孫の繁栄)に貢献する機会が増えたことも、寿命が延びた原因の一つとする説もある。
●しかし、先に挙げたお二人は、それを超越している。ズバリ、その原因は頭を使って仕事を楽しむことだと思う。頭を使うことが仕事であり収入を伴えば、より張り合いもでてくるだろう。仕事を楽しむためには、その人自身にある程度のタフネスさが備わっている必要もあるだろうが。とにかく、独自のスタイルを築いて仕事を楽しむことが脳の活性を促し、アンチエイジングにつながっているのではないだろうか。

●予備校時代の校長先生で、偉大な地球物理学者でもあった、故 竹内 均 先生のお言葉を思い出した。「すきなことをやって、食べていけて、それでもって人に感謝される。そんな仕事に出会えたらすばらしいことだと思います。」
●誰かのために、仕事をしている。退職までは無理して仕事を頑張って、その後大いに楽しむぞ!!。そんなことをお考えのあなた・・・・もしかして・・・いつか浦島太郎の玉手箱をあけることになるかもしれません。
■天職に出会えなかった方は、いっそ人生における仕事の割合を最小限にとどめて、一生続けられる趣味をもった方がいいかもしれません。そういう人、結構いますよね。周りを気にせずマイペースな人、職場ではどのように受け止められるか分かりませんが、こういうライフスタイルもある程度は、アンチエイジング効果があるのではないでしょうか。


初めてみる大学人、西村訓弘教授

●昨日、三重県産業支援センターの美濃さんのセッティングにより、三重大学大学院医学系研究科トランスレーショナル医学科教授の西村先生とお会いする機会を得た。これまで、数回お会いしたことがあったが、先生とじっくりお話しする初めての機会であった。
●先生は、創造開発研究センター社会連携創造部門長、キャンパス・インキュベーター長も兼任されている。これまでに、事業経験もある方で、大学の活動の成果を社会に役立つようにする活動や、ベンチャー企業の育成などにも強く関心を持たれている方であり、ブリッジビルダーマインドをもった大学人である。
●先生とお話しした内容のほとんどは、ジャグロンズの活動についての意見交換で、先生は、非常に率直に、そして厳しく、事業の発展についてご意見をくださった。厳しい中にも、応援してくださる先生の暖かさが感じられる80分を過ごすことができた。
●先生には、勇気とエネルギーを頂きました。激務の中、大事な時間をさいていただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。そして、産業支援センターの美濃さん、ありがとうございました。


安藤先生

●ご縁があって、津市の安藤友昭先生という税理士の先生にご指導を受けている。会計については全くの無知である私のために、お休みの時間を削ってご指導を頂いている。先生は、根気強くど素人の私に会計の「イロハ」を教えてくださり、私のとんでもない質問に対しても、親身になって答えようとしてくださる。
●安藤先生の考えは、「いろいろ本で勉強するよりも、まず、実際にやってみることが重要」とのこと。そして、実際にやってみる場合に、大切なのが「その分野の先輩や先生が近くにいること」とのこと、「やってみて分からないことがあったらどんな些細なことでもいいから僕に聞いてください」。そういってくださる先生は、僕にとってこれ以上ない心強い存在である。
●僕は、鵜呑みで暗記するのが苦手で、何か理屈を付けて覚えようとする癖がある。受験の英単語でも、語呂合わせで覚えたほどである。なので、素直に飲み込むことができず、先生を困らせることが多々ある。小学校の低学年ならば、九九を覚えるように難なく吸収することできるだろうが・・・
●専門分野を全くの素人に理解させること。これは、もしかしたら、専門分野を追求すること以上に難しいことなのかもしれない。しかし、その分野のすそ野を広げることは、最先端を追求することと同じくらい大切なことのように思う。
●農業技術を追求する私たち「ジャグロンズ」にとって、「農業技術をより多くの方々に理解していただくための活動」はこれからの日本の「農と食」を考える上で重要な課題であるように思う。
●安藤先生からは、会計の知識だけではなく、会計を通して啓蒙(適切な表現か分からないが)の方法について学ばせていただいているような気がする。いつも、ありがとうございます。


三重県産業支援センターのみなさん


平成18年度ベンチャースクール・ベンチャー経営学講座を受講して以来、三重県産業支援センターのみなさんからおつきあいをいただいている。昨年度は、みえベンチャースタートアップ補助金http://www.miesc.or.jp/monozukuri/sbir.htmの交付対象に選出していただき交付を頂いた。その後も、いつもかゆいところに手が届くサポートを頂いている。先日は、「マーケティングサポート事業」の支援対象企業に選出されたとの通知を頂いた。私たちは、まだまだ生まれたばかりの「ひよこ」の企業であるが、三重県産業支援センターのような支援体制には本当に感謝している。三重県産業支援センターの運営資金は税金でまかなわれているので、私たちベンチャー企業も一刻も早く経営を軌道に乗せて、できるだけ税金を多く納めることができ、雇用の創出につながるような組織に成長しなければならないと考えている。三島さん、美濃さん、藤本さん、いつもありがとうございます。


秋田でのホテル、レストランでの出会い

 
●5月下旬から8月上旬までの約70日間、秋田のスピナチ・ガーデン美郷拠点で活動を行いました。今年は、秋田市を中心にレストランやホテルの料理長さんとお会いする機会を多く得ることができました。多くの出会いを振り返って、ここに記したいと思います。
☆秋田ビューホテル(秋田市) 石田 順 総料理長
☆秋田メトロポリタンホテル(秋田市) 岸 紀雄 総料理長
☆フランス料理 サンビーム(秋田市) 阿部 稔 シェフ
☆ダイニングカフェ ZEN(秋田市) 麻木 大 シェフ
☆イタリア料理 CHACOAL SOUND(秋田市) 大友康憲 シェフ
☆洋食キッチン Vegetable(秋田市) 浅村峰夫オーナーご夫妻
☆ママキッチン 和我母(わがママ)(秋田市) 高崎ママさん
☆割烹 玉井(秋田市) 玉井 聡 代表取締役
☆中国料理 一元(秋田市) 中村 寧 オーナー
☆中国料理 鳳仙花(大仙市) 菊地政志 料理長
☆フランス料理 ラ・カンパーニュ(仙北郡美郷町) 田口 章 シェフ
☆横手プラザホテル 高田秀之(横手市) マネージャー
☆インド料理 ラクスミ(秋田市) インド人のオーナーさん
以上、今回ご縁があって、お会いできた秋田のホテル、レストランのみなさん。ありがとうございました。
★2009年の冬には、秋田のみなさんにも三重県産の「あま〜い」ジャグロンズのほうれん草をお届けさせていただきますので、お試しのほどよろしくお願いいたします。なお、特に印象に残ったお店については、また折りをみて個々に紹介させていただきたいと思います。お楽しみに。


前野智純氏とアラン・ケイ氏のサイン


●先日、三重大学での打ち合わせの際、エクストラコミュニケーションズhttp://www.excom.co.jp/の社長、前野智純氏http://www.tomomaeno.com/とご一緒させていただいた。
●前野さんは、会社経営歴10年以上のベテラン経営者であり、着実に今の会社を育て上げてこられた。
●前野さんとは友人の紹介でお会いしてからもう2年近くのおつきあいを頂いている。なかなかお会いする機会は少ないが、お会いした際はいつも何かを考える機会を与えてくださっているように思う。今回は、物事の仕組みを作る際の、鍵となる部分の単純化の重要性を考えさせていただく機会を得ることができた。ありがとうございました。
●写真は、アラン・ケイ氏のサインが入ったフィールドサーバと前野さん。


「パソコンの父」アラン・ケイ氏のサイン


今日、三重大学の亀岡先生http://www.nikkeibp.co.jp/archives/201/201207.htmlの研究室に、打ち合わせのためおじゃました。そこにおいてある環境サーバーの白い部分に書いてあるサイン、それが、アラン・ケイ氏のものであることを知り、びっくりした。アラン・ケイhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4は、「パソコンの父」と呼ばれる人で、歴史上(ちょっとまだ早い?)の重要な品物である。彼の業績は、特別な人の使うコンピューターを個人レベルで日常使うものにしようと挑戦したところにある。僕が、こうしてブログを書いて情報発信ができるのも、元をたどればアラン・ケイ氏の恩恵を大きく受けていることになる。世の中、いろんなところで、いろんな繋がりがあって、自分たちが活かされているんだなあ、となんだか感謝の気持ちを抱いた一日であった。


秋田で出会った生産者のみなさん

 
●5月下旬から8月上旬までの約70日間、秋田のスピナチ・ガーデン美郷拠点で活動を行いました。今年は、地域農業の中核を担う方々との交流を深めることもできました。とくに美郷町の地主誠一さん、それに同じく美郷町の畠山孝夫さんと知り合えたことは今後のジャグロンズの活動を進めていく上で大変意味のあることだったと思います。
●特に、畠山さんは、僕の中学校の2つ上の先輩で、今年から、実家の農業を継ぐために、これまで勤めていた会社を辞めて就農したばかりとのこと。サラリーマン時代は、海外も多く経験されており、インドネシアでの経験は、僕との共通の話題になりました。「農業に新しい風を吹かせたい。」そんな気持ちが私たちの共通点であるような気がしました。
●秋田といえば「あきたこまち」ですが、お二人とも、稲作を柱として野菜作を組み合わせた複合経営を目指しておられます。ジャグロンズは、自ら農業生産に取り組みながらも、農業を頑張るみなさんの力になれるビジネスを展開していきたいと考えております。今回の出会いは、来年の夏に秋田でのほうれん草生産を開始する楽しみを与えてくれました。来年は、お互いにさらに進歩した状態でコラボレーションできたらと思います。


博物館のような医院

●異なる2つの分野の融合。これによって新しいモノが生まれることがある。以前、東京に出てロックの世界で修行してきた僕の弟との会話を思い出した。「ボヘミアンラプソディー」などの名曲で日本のファンも多いイギリスのロックグループ「クイーン」。彼らはロックとオペラの融合を見事成功させて、その世界に名を残している。弟曰く、「融合して良い物とタブーなモノがある」とのこと。話題づくりのために何でも混ぜればいいと言うことではないようである。かく言う弟は、現在故郷秋田で、彼の人生で修行した「理容業」と「ロック」の2つをミックスさせて、自称「日本で一番ロックな床屋」アサヒ理容所http://www.naturalserve.com/asahiya/を経営している。
●さて、今日の本題、昨日、右耳の調子が気になって、耳鼻科に行った。行きつけの耳鼻科がなかったので、たまたま看板を見て入ったのが、三重県津市にある「大川耳鼻咽喉科」。待合室に入った瞬間、何かが違うと感じた。クラシック音楽が静かにながれているお医者さんは今までに経験がある。しかし、目の前に広がるのは数多くの蝶(チョウ)の標本。まるで博物館である。私は待合室で、我を忘れて美しい世界のアゲハチョウの標本に見入ってしまった。チョウは不思議である、光の当たる角度でその表情が大きく変わる。大学で学芸員(博物館で働くのに必要な資格)の単位を修得している私は、「少し照明の工夫を加えればこの多くの標本の資産がもっと活かされるだろうなあ」と感じながらも、見事な院内のムードが気に入ってしまったのである。「耳鼻科」と「チョウ」の見事な融合を感じさせてくれるお医者さんである。
●さて、さて、耳鼻科に行ったのは、僕が「耳から異臭がする」という、これまた変わった症状に気がついてしまったから。診察室に呼ばれて、先生に「耳から放線菌の出すようなにおいがします」と言ったら。「えっ」といった表情で「そんな専門的なこと知ってるの」「仕事柄ですか」と聞かれた。農学が専門です。とお答えしたら、「なるほど」と御納得のご様子の先生。肝心な耳の診断結果は、「特に異常なし」、ただし右耳の奥に大きな垢の塊が入っていることが分かった、このような垢に雑菌などの微生物が繁殖するのは良くあることのようである。診断後に、ちょっと勇気を出して聞いてみた。「チョウの標本は先生が収集されたモノですか」。回答は、「いえ、先代が集めたモノです。良く患者さんにチョウのことを聞かれるんですよ」とのこと。
●「医学」と「農学」共にライフサイエンス分野でありながら、まだ、あまり分野同志の連携は密接でないような気がする。言い換えれば、これから発展性のある融合分野でもあるような気がする。ほうれん草事業で基盤の確立を急ぎながらも、ブリッジビルダーとしての今後の活動の必要性を感じる今日この頃である。


養成研修課の中川さん

先日、津市安濃町のスーパー「ぜにや」さんに、行った際、なつかしい方とお会いしました。研究所時代に、養成研修課に見えたパートの中川さんです。現在は、研究所の養成研修課がなくなり(廃止され)、今は「ぜにや」さんで働いておられるとのことでした。中川さんにお会いして当時のことが懐かしく思い出されました。当時の研修生で、現在、愛知県田原市でキャベツを作っている河辺知哉くん、中川さんの明るい笑顔は健在でしたよ。十年以上経っても変わらないものがあるなあって思いました。


「好転機」

身の回りの物事は、自分が転がしているようでも、転がっている。能動的ではなく受動的なところがある。なんともならないこともある。悪いことも良いことも連鎖反応することがある。物事が良いほうに変わるきっかけ、これを私は「好転機」と表現している。物事はいつもうまく運ぶとは限らない。「人間万事塞翁が馬」である。しかし、成功する人とそうでない人には、明らかに大きな違いがあるように思う。悪い状態を最小限に止めて、好転させる。しかも、その悪いときの経験を最大限に活用する。これが重要である。「好転機」を引き寄せやすい体質もあるのかもしれない。それは、「元気な挨拶」であったり、「笑顔」であったり、「他人を許容する心」、それに、「身の回りの整理整頓」や「掃除の敢行」を実践することにより身につくものであったりするような気がする。人生、いろんな困難や問題が起こるのは仕方がないけれど、「好転機」を常に身近に引き寄せる体質でいられるようでありたい。そのように思う。


「源平」の女将さん

昨年の6月中旬に、友人の紹介でご縁を頂いた東京新宿にある日本料理店「源平」の女将さんの土屋聖子さん。これまで2回ほど、ジャグロンズのほうれん草を試していただきました。味がピークのときのほうれん草をお試しいただけなかったのがちょっと残念でしたが、先日は、光栄なコメントありがとうございました。次(来年の冬になると思います)はもっとおいしいほうれん草を試していただきたいと考えております。先日は、三陸で採れた新鮮ワカメを送って頂きありがとうございました。毎日、美味しく頂いております。


平岩正親さん

今日、名古屋を中心に青果業をされている、KANEHIKO(平岩商店)の支配人平岩正親さんと名古屋でお会いするご縁があった。平岩さんは、名古屋の市場でも有名な商人であるが、はじめは、露天商からスタートしてたのだという。現在青果業を手広くやられている平岩さんは大変なアイディアマンであり、お話しの一端は私にとって大変参考になるものであった。またいつかお会いしてじっくりお話しを聞きたいと思う。ありがとうございました。


亀岡孝治教授

昨日、三重大学の亀岡教授からお電話を頂き、本日早速お会いすることになった。はじめてお会いする亀岡先生は、光の応用技術の専門家である。最近の注目を浴びたお仕事には、世界初のソムリエロボットの開発が有名である。このロボット、あの「TIME」誌に掲載されたほか、ギネスブックにも登録された作品である。今回の打ち合わせ事項は、光の波長の違いを検出する装置を応用して、ほうれん草の品質を測る装置を開発すること。科学技術の最先端を走ってこられた先生であるが、実は、農家の生まれで、農業の現場についても幼少から経験されている。今回、生産現場への技術の活用という視点から、ジャグロンズの共同研究への参加を依頼して頂いた。大変光栄なことである。先生とはこれからも定期的にお会いしておつき合いいただくことになりそうである。近い将来、ジャグロンズのほうれん草のラインナップも、より科学的裏付けを持った状態でお客様に提供出来そうである。今回の出会いを設定していただいた、元同僚の野菜茶業研究所上席研究員の中野明正さんには非常に感謝している。ありがとうございました。


樋上俊哉料理長

今日、三重フェニックス&リゾートゴルフクラブの料理長、樋上俊哉さんにお会いする機会を得た。樋上さんは、数字に明るく、いろいろなビジネスにも精通しておられる方で、あっという間に2時間が過ぎてしまっていた。飲食店業界の方のお話しは私にとって大いに役立つ内容ばかりである。樋上さんとお会いするのは今回で2回目だったが、じっくりお話しが出来た良い出会いであった。


豚づくりに人生をかける「前田豊作」氏

昨年7月から伊賀で、豚を飼い始めた前田豊作さんが、深草庵に遊びに来てくれた。彼とは、ベンチャースクールで知り合った仲である。セミナーで唯一同じ農業分野同志と言うことだけでなく、何か共通するものを感じておつき合いいただいている。今回は少しお酒を飲むので、夜からの1泊コースで津まで来てくれた。銭湯で疲れを癒してからの、会話は充実していた。僕より10歳程度年下の前田氏であるが、彼の豚づくりにかけるキャリアは、僕の野菜づくりに対するキャリアよりも長い。彼は、僕にいろいろ聞きたいことがあるといって遊びに来てくれたのだが、僕自身、彼と接することで非常に良い刺激を受けることが出来た。彼の人生は凄いし、ドラマになるものを持っている。事業としては、アーリーステージにある僕たちにとっては、共通する認識や夢があり、あっという間の時間だったが、話し合えてよかったと思う。彼の生き方は、私に何かを感じさせてくれる。彼もまさしく、フロンティアスピリッツをもった、アグリベンチャーマンである。これからもお互いに頑張っていきましょう。今日はありがとうございました。


Jagronsのほうれん草を使った「中華料理」


◎「廬山」の厨房のみなさん(一番手前がオーナーで料理長の西川年喜さん)
●世界4大文明の一つ黄河文明。この文明発祥の地に由来する料理、それが中華料理。先日、中華レストラン「廬山」さん(http://homepage2.nifty.com/rozandesu/)で貴重な経験をさせていただきました。
●この度、「廬山」さんのご厚意で、Jagronsのほうれん草を使った中華料理を取材することが出来ました。「ジャグロンズのほうれん草を使ったスープを作ってみたから、一度見に来てください」との、オーナーで料理長の西川年喜さんのお言葉に甘えて、お店に伺ったところ・・・・びっくりしました。スープの他に、ジャグロンズのほうれん草を使ったいくつもの料理が次から次へと出てきたのです。
●それでは早速今回初めて体験したJagronsのほうれん草を使った「廬山」さんの作品を紹介させていただきます。
ほうれん草の特製スープ(フェイ・ツイ・シャン・タン):

◎このスープには、ほうれん草の緑色と玉子の黄色の色彩に、ネギとほのかなショウガの風味があり、冷えた身体を心から温かくしてくれました。

ホタテのミルフィーユ仕立てほうれん草とネギのソース


◎ホタテをメインにしたこの作品、一言で表現すると「ホタテを軸とした味のグラデーションタワー」といった感じになります。この料理、ネギとほうれん草のソースを絡めながら立体的に積み上げた上から順番に食べていくのですが、この作品に注がれた職人さんの幾重にも積み重ねられた思いが伝わってきます。ホタテを軸に、名脇役としてのほうれん草ソースとネギソースのハーモニーの中で、トマトの甘酸っぱさ、生ハムの旨味、それに大根の素朴な味わいなどが表現されています。この作品には食べはじめから食べ終わるまでの間に何か人生の「喜・怒・哀・楽」の様なものを感じました。

セル牡蠣(ガキ)の伊勢イモと卵白の淡雪仕立てほうれん草ソース


◎ご当地の食材を使った作品。カキには、亜鉛が多く含まれていることが知られています。亜鉛は、現代人に不足がちな成分で、不足すると味覚障害につながることで知られています。また、亜鉛は男性機能にも必須の成分。伊勢イモの淡雪によって演出された季節感を感じながら旬のほうれん草ソースで美味しく頂く牡蠣(カキ)の旨味は最高でした。

ほうれん草の杏仁豆腐ジャスミンシロップ仕立て


◎最後は極めつけのデザート、杏仁豆腐です。これも、美味しかった!!とにかく上品な味のデザートで、またこれが「口の中で気持ちよくとろける」のです。味と舌触り(テクスチュアー)の2つの要素が絶妙にマッチした作品です。これは食べた人にしか分からないと思います。是非一度、みなさんにも食べていただきたい逸品です。

※「廬山」さんでは、ジャグロンズのほうれん草を、新鮮な状態のうちに中華料理独特の手法で、フェイ・ツイ(翡翠の意味)と呼ばれる状態に加工して利用していただいておりました。良質の油の中に翡翠のように丸いつぶつぶの状態で、ジャグロンズのほうれん草が活かされておりました。ビタミン類は、脂溶性のものが多いので、このような状態で調理していただくと、美容と健康面からも理想的な調理方法であると感じました。
●ジャグロンズのほうれん草を使ったこのスペシャルコースは、予約を入れていただければみなさんも召し上がることが出来ます。牡蠣の旬の関係もあって、2月いっぱいまでは作っていただけるとのことでした。みなさんも是非一度、「ジャグロンズのHPを見た」といって、「廬山」さんに予約を入れてみてはいかがでしょうか。明るく元気な女将さん、西川料理長さんはじめ、スタッフのみなさんの暖かいおもてなしの中で至福のひとときを過ごせることでしょう。
◎廬山さんの営業情報:
定休日 火曜日
〒514-0815
三重県津市藤方1261-2
(有) 中国菜館 盧山
TEL 059-225-4684
FAX 059-227-5986
詳細はこちらをご覧ください→http://homepage2.nifty.com/rozandesu/


黒ニンニクの生みの親「高村鶴男」さん


正月2人目の深草庵へのお客様は、高村鶴男さん。一見、八名信夫さんのもみあげをなくした感じのこわもての顔立ちの高村さん、なんと、最近よく耳にする黒ニンニクの生みの親なのですhttp://homepage3.nifty.com/plan100/p5.htm。三重県にはすごい人がいるものです。高村さんとは、平成18年度のベンチャービジネススクールで、隣の席に座った際に、いろいろと声をかけていただきました。そして最近また、産業支援センターの事業関係のプレゼンで再開しました。高村さんとはご縁があるようです。高村さんは、尾鷲の方ですが、事業の打ち合わせの関係で津に見えた際に、お立ち寄りいただき、深草庵1泊コースで、いろいろお話を聞かせていただくことが出来ました。高村さんは、モラロジーという哲学に精通した方で、「感謝と反省」が氏の基本思想。何事も受け入れて常に前進と挑戦を続ける高村さんの生き方には感銘を受けました。今回は、時間が限られていましたが、是非もう一度お会いして、もっといろいろなお話しを伺いたいと思います。高村さん、この度はありがとうございました。


高校教師「松本宗弘」


2008年深草庵へのはじめてのお客様は、高校教師「松本宗弘」君であった。彼は、大学時代の友人で、現在、兵庫県内の農業高校で花き園芸を教えている。大学時代、僕らは農学研究会なるものをやっていた。はじめは活動部員数ゼロのサークルであったが、大学1年の後半に僕が入会するかたちで、1人から活動をはじめた。そして、1人目のパートナーとして協力してくれたのが松本君である。彼は副会長として、僕の足らないところを実に上手くフォローしてくれた。学祭では畑で作ったいもを加工して商売したり、伊豆旅行を企画したりした。学生ながら、学祭のいも蒸しパンの生産を巡っては会のメンバーであるスタッフにストライキを起こされたのが、今となっては良い思い出である。卒業時には100人程度の会員数になったサークル活動。僕は彼のお陰で、貴重な大学生活を過ごすことが出来た。久しぶりの再開であったが、彼は以前と変わらず元気で頑張っている。教育界の話題は僕にとって別世界の内容であり、世の中の情勢を知る上でも大変参考になった。これからも元気で日本の教育を担っていって欲しいと思う。そして、またこちらに来る機会があったら遊びに来てください。


中村浩さんを偲んで

 
●私の研究所時代の恩人で、野菜・茶業試験場長、農業・生物系産業技術研究機構理事を歴任された中村浩さんが、先日、脳腫瘍のため、東京の慶応大学病院で亡くなった。享年66歳。若い死であった。
●思い起こせば、平成6年の春、人事院の国家T種試験という試験をクリアした私は、大学の恩師である高橋文次郎教授の薦めで、野菜・茶業試験場を職場訪問した。その際に試験場を案内して頂いたのが、後に私の直属の上司となる吉岡 宏さん(現、野菜茶業研究所長)であった。吉岡さんに連れられて挨拶に伺った生理生態部長室に見えたのが、当時、生理生態部長の中村さんと天野正之花き部長(のちの野菜・茶業試験場長)であった。部長室では、両部長に、面接の練習としてここで、自己紹介してみなさいといわれて、大学時代に取り組んだサークル活動(大学から土地をかりていもを作って、学祭ではそれを加工した蒸しパンでぼろもうけしたお金を一晩で使ってしまった話しなど)の話しなどをした記憶がある。後に、私は、この生理生態部に配属になることになるが、この「面接の練習」が人事に影響したとのことを後に知ることとなる。
●生理生態部、作型開発研究室それが私の配属先であった。この研究室は、新しく設立された研究室で、バリバリの現場志向の研究室であった。近隣のキャベツの産地に出向いて現地実証試験をする。これまでの国の専門場所(基礎的研究をする研究所のこと)として、このような研究をすることはこれまでに例がなく、周りの研究者には、「作型開発研究室のやっていることは研究ではない」とか言われることもあった。こういった向かい風に対して、中村さんは常に私たちを勇気づけ励ましてくれた。また、吉岡室長からは、研究の「いろは」を教えていただき、これを基礎に私独自の研究スタイルを身につけることが出来た。「セル成型苗を利用したキャベツの省力化・斉一化栽培技術の開発」、この研究で、私は千葉大学から博士号を頂き、そして、園芸学会賞を頂くことになる。これは世の中に研究として認められた証である。中村さんとの出会いが現場志向の私の研究スタイルの原点である。この視点は、ジャパン・アグロノミスツという私の社名にも表れている。
●中村さんにお世話になったのは、仕事のことだけではなかった。津に来てまだ間もない頃、「日本の伝統文化を少し勉強してみないか」と誘っていただいたのが、謡曲。「能」の世界である。観世流の増村先生の出稽古に1年半ほどお世話になった。研究に打ち込むため、短期間だけの勉強だったが、能には、観世流・宝生流・金春流・金剛流・喜多流の5つの流派があって、津の藤堂藩は喜多流であることや、能面についての知識を得ることが出来た。こういった自国の文化への造詣を深めることは国際人になる上でも必須の要素だと感じている。
●私が、これまで取り組んできた研究を自分の事業として生かしたいと考えるようになったとき、すでに退職されていた中村さんは私が組織から離れることに強く反対した。ずっと研究所にとどまって欲しかったようである。最後に中村さんにお会いしたのが東京であった。あれから2年、私の活動も少しは進展を見せ、そろそろ中村さんに現状を報告しようと考えた矢先の訃報。大変残念である。
●岐阜県瑞浪市で2日(18時〜)に行われた通夜に参列してきた。会場に入って何気なく座った席。そこは、親族の席であった。私はそのまま親族の方々と一緒に深く故人の冥福を祈らせていただいた。通夜では、奥様とご家族の方々、それに親族の方々とお話しする機会に恵まれた。その中には、生前の中村さんとの話題の中にでてきた、世界を股に掛ける鯉師で鯉一筋150年のKATOの加藤さんともはじめてお会いした。日本古来の観賞魚が好きな私は、「釣りはへらブナに始まりへらブナに終わる」だが錦鯉は「紅白に始まり紅白に終わる」といわれることや、錦鯉の頭の緋色による見た目の力強さについて加藤さんと話が弾んだ。今度じっくり、加藤さんのところの錦鯉を観に行きたいと思う。
●人生で出くわす出来事には、必ず何か意味がある。今回の中村さんの訃報によって、私は現在の私のバックボーンを再確認する機会を得た。また、新しい人との出会いを得たように思う。中村さんを慕うもの同志がまた新しい繋がりを持つこと。これは中村さんが、私たちの心の中に生き続けていくことの証であり、私たちにとっては、中村さんの残してくれたチャンスであり、新しい物事の始まりでもあると思う。今回の訃報は残念なことであるが、この出来事を正面から受け入れて明日への希望に繋げていけたらを思う。


原田さんご夫妻


●先日、知り合いになった原田さんご夫妻。奥様は先日キノコの研究で宮崎大学から農学博士を取得した研究者である。そして奥様の仕事を陰で支えてきた方がご主人。ご主人は、最近、津の青果市場のあるテナントに「ひろ家」というラーメン屋さんをオープンした。「無添加で健康的な食べ物を提供したい」「家庭の味を大切にしたい」と語るご主人。彼の経歴を知ればその考え方もうなずける。ご主人は、私とほぼ同世代であるが、先日まで主夫業をして奥様の海外協力隊などの活動やキノコの研究の仕事を陰で支えてきたのだという。そして、家庭の味を活かすべくお店をオープンしたのである。
●実際に「ひろ家特製ラーメン」頂いてみると、薄味ですごくヘルシーな味で、自己主張の強いラーメンを好む方にはちょっと物足りないようなところもある。しかし、他のお店で食べられる味のラーメンではない。シンプルにこだわったご主人の考えがこの作品にでている。彼からは学ぶことが多いような気がする。彼は中国人と日本人のハーフで日本国籍の方であるが、高校生までは中国ですごしたのだという。大学は日本の国立大学(宮崎大学)に進んでそこで奥さんと出会ったそうである。「大陸的なものの考え方と、日本の考え方」、「共産主義教育と資本主義教育」など、いろんな面で、対立軸を持って考えることの出来る彼のものの考え方に接すると、僕自身考えさせられることが多い。彼には、何か普通の人にはないものを感じる。上手く表現できないが、その魅力はトム・ハンクス主演の映画「グリーンマイル」のキャラクターであるジョン・コーフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)に通ずるものがある。彼とはまだ数回しか会っていないが、彼と接していると、自分自身が見えてくる。ちょうど澄んだ水面に自分自身が映し出されるように。彼のラーメンのスープも、澄んだ水面に似た透明感のある鶏ガラだしのあっさりスープである。料理にはその人の人柄が現れるのかもしれない。この一年間はまだまだ勉強ですと謙遜されるご主人であるが、この人柄に引かれるように、きっと「ひろ家」さんのラーメンを好きになるお客さんも増えていくような気がする。薄味スープとチャーシューの組み合わせが絶妙なひろ家特製ラーメンの味が忘れられない。
※「ひろ家」さんの営業時間は早朝7時〜14時まで。
  
ひろ家特製ラーメン¥600
今回は特別ジャグロンズのほうれん草(「スタンダード」タイプ)を入れていただきました。
通常は、チンゲンサイまたはミズナが入っています。


今日の日曜朝市・・2007年12月9日(日)


●今日の日曜朝市には、三重タイムズの記事を見たといって、声をかけていただいたお客様が何人かいらっしゃいました。今日は、試食のほうれん草のお浸しを準備できなかったので、畑からとってきたほうれん草の糖度を実際にお客様の前で測定する久々のパフォーマンスを披露しました。
測定方法はこちらをクリックしてください→http://www.jagrons.com/archives/2007/02/jagrons.html#more
●いきなり本番の測定で、私もちょっと緊張気味、カラオケの点数発表のような気持ちで測定しました。結果は7.5〜13度(Brix%)でした。先日購入した、「あまーいフルーツキャベツ」で糖度が5度(Brix%)、農家の方から頂いた青首大根の肩の部分がすごーく甘く感じたので大根おろし汁のを測定したらちょうど5度(Brix%)でした。現在のジャグロンズのほうれん草の糖度はほぼ、8度以上に達しているので、お客様には満足いただける状態にあるものと考えております。
●今日は、いろんな方に声をかけていただき、今の活動を頑張るように励ましの言葉を頂きました。お客様とのコミュニケーションを通して、畑の状況を開示するとともに、お客様のニーズに応えられる様な、もっともっと美味しいほうれん草を作っていきたいと思います。今日声をかけていただいたお客様。